汗も滴る王子様たち
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試験前だから、今日は珍しくみんなで勉強しようかってことになって。レギュラー陣の一部とわたしで図書室までやってきた。わたしと甲斐と凛と木手。実はわたしの頭の中では一人で勝手に戦いが始まっていた。狙うは甲斐の前か横!斜め前も適度な距離があっていいとはおもうけど、やっぱり近いに越したことはない。凜や木手の目を盗んでゲットしたのは紛れも無く甲斐の真ん前。やった!これで嫌いな勉強もがんばれるかも。
「だー!数学全っ然分かんねえや」
「数学も、でしょ。わたし甲斐の得意なものって聞いたことないし」
「体育なら教えてやるって」
「…教えようないでしょ」
甲斐とそんなやり取りをしているうちにいつのまにか木手はいなくなっていて、凜はトイレに行くと言って席を離れてしまった。珍しく集中している甲斐とわたしの間に続く沈黙にだんだんと緊張してきてしまう。あー、ばかばか。なんで甲斐の前に座っちゃったんだ自分。顔上げられないよ。
「なあ、ここどうやって解くんば?」
「うえっ、あ、そ、それはこの公式に当て嵌めて…」
ぱっと顔をあげると、すぐそこには甲斐の顔が。ちちち、近すぎじゃないですかこの距離は…!途中で言葉が途切れたのを変に思ったのか、甲斐はシャーペンを握ったままに、ノートから顔を離してわたしへと視線を向けた。
「あれ、お前顔赤くねえ?」
「な!べ、別に甲斐と顔が近いからって赤くなってるわけじゃ…!」
「は…?ば、ばっかじゃねえの!」
勢いでとんでもないことを口にしていたことも気がつかず、さっきと同じようにプリントに目を向けた甲斐をちらっと見遣ると、耳まで真っ赤になってた。
心臓が爆発寸前です
「はあ…二人揃って鈍感の純情とは手が掛かりますね」
「永四郎、んなこと言って楽しそうさー」
「…ゴーヤ食わすよ、平古場くん」
「だー!数学全っ然分かんねえや」
「数学も、でしょ。わたし甲斐の得意なものって聞いたことないし」
「体育なら教えてやるって」
「…教えようないでしょ」
甲斐とそんなやり取りをしているうちにいつのまにか木手はいなくなっていて、凜はトイレに行くと言って席を離れてしまった。珍しく集中している甲斐とわたしの間に続く沈黙にだんだんと緊張してきてしまう。あー、ばかばか。なんで甲斐の前に座っちゃったんだ自分。顔上げられないよ。
「なあ、ここどうやって解くんば?」
「うえっ、あ、そ、それはこの公式に当て嵌めて…」
ぱっと顔をあげると、すぐそこには甲斐の顔が。ちちち、近すぎじゃないですかこの距離は…!途中で言葉が途切れたのを変に思ったのか、甲斐はシャーペンを握ったままに、ノートから顔を離してわたしへと視線を向けた。
「あれ、お前顔赤くねえ?」
「な!べ、別に甲斐と顔が近いからって赤くなってるわけじゃ…!」
「は…?ば、ばっかじゃねえの!」
勢いでとんでもないことを口にしていたことも気がつかず、さっきと同じようにプリントに目を向けた甲斐をちらっと見遣ると、耳まで真っ赤になってた。
心臓が爆発寸前です
「はあ…二人揃って鈍感の純情とは手が掛かりますね」
「永四郎、んなこと言って楽しそうさー」
「…ゴーヤ食わすよ、平古場くん」
