お菓子大好き丸井くん
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やってしまった。英語のテストで見事に赤点。惜しいとかそういうレベルでもなくてむしろ笑ってしまいそうな感じ、ふふ。一週間後に行われる追試に向けて今日から勉強頑張るぞってことでブン太とのデートは勉強会へと変更になりました。ブン太の部屋で教科書やら参考書やら机いっぱいに開いているものの、全く頭に入ってこない。わたしって日本人だよね?英語って生きていく上で必要なのかな?
「お前さ、俺に勉強教わってる時点で危機感感じろよな」
「自分で言うなバカ」
「お前のがバカだから今教えてんだろぃ、バカ」
「バカって言う方がバカだし」
「ならお前はカバだ」
「……」
ああもう、わからない。英語って何語?なんでわたしだけ赤点取っちゃったの?追試でまた赤点取ったら夏休み毎日補習ってなんで?誰が決めたの?英語の勉強よりもそんなことばっかり考えてもう頭の中がぐちゃぐちゃだ。
「出来た?問題」
「あ、一応…」
手元にあったプリントをブン太に向けて差し出すと、問題をまじまじと見ながら眉を潜めていた。え、いやだこの沈黙。せめて何か一言でも言ってくれという願いも儚く散っていったのだった。
「……」
「え、もしかして全問正解?」
「全問不正解」
「…まあそんなときもあるよね、人生長いんだし」
「5分でやり直せよぃ」
これやるのに軽く20分は掛かったのに5分だなんてそんなバカな。ブン太はわたしに向けたプリントをばしっと机に置くと頬杖をついてそっぽを向いてしまった。…もしかしなくても、怒ってる?え、ブン太って教えるとなるとこんなにスパルタになっちゃうわけ?
「あの…」
「何だよぃ」
「怒ってる…?」
「うん」
なんの迷いもなく即答でうんと頷いたブン太に驚いた。え、え?スパルタ式の教え方とかでなくて怒ってるの?わたしがカバだから?わたしの方には目もくれないブン太に寂しさを覚えて思わず口が開いてしまった。
「な、なんで?」
「…だってせっかく久しぶりに遊べると思ったのに勉強で終わるとか寂しいじゃん」
「…え」
「しかも夏休み毎日補習とかなったらいつ俺と遊ぶわけ」
ブン太は英語の教科書に目を向けながら淡々とそう言うと、その後わたしに目を向けた。そんな風に考えてくれてたって知らなかったから、うれしくて返す言葉がすぐには出てこなかった。
「それともあれか?お決まりのご褒美とかやらないと問題解けねえの?」
「そ、そんなのいらない!」
「わかったわかった。じゃあ正解したらご褒美にキスさせてやるよ」
「はい?」
「だからとりあえずそのプリント頑張れよぃ」
してやる、じゃなくてさせてやる?それがわたしへのご褒美なのか、と思いながらも真っ白な頭のままプリントに目を向けた。とりあえずわたしはブン太にキスするためにこの問題を全問正解しなければいけないらしい。
「お前さ、俺に勉強教わってる時点で危機感感じろよな」
「自分で言うなバカ」
「お前のがバカだから今教えてんだろぃ、バカ」
「バカって言う方がバカだし」
「ならお前はカバだ」
「……」
ああもう、わからない。英語って何語?なんでわたしだけ赤点取っちゃったの?追試でまた赤点取ったら夏休み毎日補習ってなんで?誰が決めたの?英語の勉強よりもそんなことばっかり考えてもう頭の中がぐちゃぐちゃだ。
「出来た?問題」
「あ、一応…」
手元にあったプリントをブン太に向けて差し出すと、問題をまじまじと見ながら眉を潜めていた。え、いやだこの沈黙。せめて何か一言でも言ってくれという願いも儚く散っていったのだった。
「……」
「え、もしかして全問正解?」
「全問不正解」
「…まあそんなときもあるよね、人生長いんだし」
「5分でやり直せよぃ」
これやるのに軽く20分は掛かったのに5分だなんてそんなバカな。ブン太はわたしに向けたプリントをばしっと机に置くと頬杖をついてそっぽを向いてしまった。…もしかしなくても、怒ってる?え、ブン太って教えるとなるとこんなにスパルタになっちゃうわけ?
「あの…」
「何だよぃ」
「怒ってる…?」
「うん」
なんの迷いもなく即答でうんと頷いたブン太に驚いた。え、え?スパルタ式の教え方とかでなくて怒ってるの?わたしがカバだから?わたしの方には目もくれないブン太に寂しさを覚えて思わず口が開いてしまった。
「な、なんで?」
「…だってせっかく久しぶりに遊べると思ったのに勉強で終わるとか寂しいじゃん」
「…え」
「しかも夏休み毎日補習とかなったらいつ俺と遊ぶわけ」
ブン太は英語の教科書に目を向けながら淡々とそう言うと、その後わたしに目を向けた。そんな風に考えてくれてたって知らなかったから、うれしくて返す言葉がすぐには出てこなかった。
「それともあれか?お決まりのご褒美とかやらないと問題解けねえの?」
「そ、そんなのいらない!」
「わかったわかった。じゃあ正解したらご褒美にキスさせてやるよ」
「はい?」
「だからとりあえずそのプリント頑張れよぃ」
してやる、じゃなくてさせてやる?それがわたしへのご褒美なのか、と思いながらも真っ白な頭のままプリントに目を向けた。とりあえずわたしはブン太にキスするためにこの問題を全問正解しなければいけないらしい。
