お菓子大好き丸井くん
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「ブン太、もう休憩終わるよ」
「…………」
「ブン太ってば」
「………ぐう」
「え、寝てるの…?」
部活中、幸村の指示で休憩に入った途端、ブン太は部室に引きこもってしまった。わたしもボールを集めて給水を終えたあと、部室へと向かった。もうそろそろ休憩終わりだし、教えにいかないと。そう思っていたらブン太は部室の中に置いてあるベンチで寝てしまっていたのだ。たしかに今日の練習はいつも以上にハードだし、あんまりご飯食べてないって言ってたし、疲れちゃったのかな…。それにしてもこの短時間の休憩で寝ちゃうなんて、ある意味天才かも。起こすのはとてもかわいそうだったけど、真田に見つからないうちに起こさないともっとかわいそうだ。そう思ったわたしは、ブン太に近付いて体を軽く揺すった。
「ブン太、早く起きないと真田の鉄拳だよー」
「…てっけ…いやだ…」
「え、寝言とか…」
か、かわいい。ブン太はうーんと唸って寝返りを打った。こっち側に晒された顔が、もうやばい。少ししかめっつらで口をむにゃむにゃさせているブン太を見た瞬間顔がぼっと熱くなった。なんか、こんなに近くでブン太のこと見るのってはじめてかも。ブン太の視線に合わせるようにしゃがみ込むと、彼の端正な顔が目に見えて頬が緩んだ。
「ブン太、起きなきゃ幸村が」
「…うう……や…め…」
「うなされてる…。そんなに幸村が怖いのかな」
「…………ぐう」
「…気持ちよさそう」
窓の隙間から吹く風に揺れるブン太の髪の毛が、すごく綺麗に見えた。触ったらきっとものすごくふわふわしてて気持ちいいんだろうな。そんなことを考えながらも髪に向かって伸ばした手を引っ込めた。うわ、何触ろうとしてんだ、わたし。その瞬間、遠くの方から真田がブン太を探している声が聞こえた。うわ、これはさすがにやばい。
「ぶ、ブン太!真田が探してるよ!ほら、起きて…」
「んー…あ、お前…」
「お、起きた?」
「……好き」
「…は、い!?」
ブン太の口からわたしにとってものすごく都合のいい言葉が聞こえてきて思わず言葉を失っていると、いきなり後頭部に手を回されて唇に温かい感触を感じた。
「お前も一緒に寝ようぜー」
「え、うわ、ちょ!」
ブン太がベンチの上からわたしに向かって抱き着いてきたことによって、わたしは抱きしめられるようにしてブン太の下敷きになってしまった。あれ…。さっきのはなんだ。あの唇の感触はなんなんだ。部室の外で真田の声が聞こえていたにも関わらずわたしは思考を働かすことが出来なかった。
「おい、丸井!休憩時間はもう終わっとる…」
ばん!と勢いよく開いた方に顔だけ向けると、わなわなと青ざめた真田の顔が目に入って思わずブン太の背中をばしばしと叩いた。
「むり…もうたべ…らんね…」
そう言いながらもぎゅうっとわたしを抱きしめてくるブン太に不覚ながらときめいてしまった。だいたいブン太をここまで疲れさせたのは真田のせいなのだ。あれ、幸村くんか…。いや、もうどっちでもいい。とりあえず真田、頼むから出て行って。
「真田、どうしたんだよ」
「たるんどるうううう!」
「ぐあっ!!!」
ブン太の代わりに鉄拳を食らわされたのは、様子を見に来たジャッカルだった。ごめんね、ジャッカル。でもジャッカルのおかげでブン太は救われたよ、ありがとう。未だにわたしに抱き着いて眠る彼の髪に触れてやった。
やっぱり、ふわふわしてる。
「…………」
「ブン太ってば」
「………ぐう」
「え、寝てるの…?」
部活中、幸村の指示で休憩に入った途端、ブン太は部室に引きこもってしまった。わたしもボールを集めて給水を終えたあと、部室へと向かった。もうそろそろ休憩終わりだし、教えにいかないと。そう思っていたらブン太は部室の中に置いてあるベンチで寝てしまっていたのだ。たしかに今日の練習はいつも以上にハードだし、あんまりご飯食べてないって言ってたし、疲れちゃったのかな…。それにしてもこの短時間の休憩で寝ちゃうなんて、ある意味天才かも。起こすのはとてもかわいそうだったけど、真田に見つからないうちに起こさないともっとかわいそうだ。そう思ったわたしは、ブン太に近付いて体を軽く揺すった。
「ブン太、早く起きないと真田の鉄拳だよー」
「…てっけ…いやだ…」
「え、寝言とか…」
か、かわいい。ブン太はうーんと唸って寝返りを打った。こっち側に晒された顔が、もうやばい。少ししかめっつらで口をむにゃむにゃさせているブン太を見た瞬間顔がぼっと熱くなった。なんか、こんなに近くでブン太のこと見るのってはじめてかも。ブン太の視線に合わせるようにしゃがみ込むと、彼の端正な顔が目に見えて頬が緩んだ。
「ブン太、起きなきゃ幸村が」
「…うう……や…め…」
「うなされてる…。そんなに幸村が怖いのかな」
「…………ぐう」
「…気持ちよさそう」
窓の隙間から吹く風に揺れるブン太の髪の毛が、すごく綺麗に見えた。触ったらきっとものすごくふわふわしてて気持ちいいんだろうな。そんなことを考えながらも髪に向かって伸ばした手を引っ込めた。うわ、何触ろうとしてんだ、わたし。その瞬間、遠くの方から真田がブン太を探している声が聞こえた。うわ、これはさすがにやばい。
「ぶ、ブン太!真田が探してるよ!ほら、起きて…」
「んー…あ、お前…」
「お、起きた?」
「……好き」
「…は、い!?」
ブン太の口からわたしにとってものすごく都合のいい言葉が聞こえてきて思わず言葉を失っていると、いきなり後頭部に手を回されて唇に温かい感触を感じた。
「お前も一緒に寝ようぜー」
「え、うわ、ちょ!」
ブン太がベンチの上からわたしに向かって抱き着いてきたことによって、わたしは抱きしめられるようにしてブン太の下敷きになってしまった。あれ…。さっきのはなんだ。あの唇の感触はなんなんだ。部室の外で真田の声が聞こえていたにも関わらずわたしは思考を働かすことが出来なかった。
「おい、丸井!休憩時間はもう終わっとる…」
ばん!と勢いよく開いた方に顔だけ向けると、わなわなと青ざめた真田の顔が目に入って思わずブン太の背中をばしばしと叩いた。
「むり…もうたべ…らんね…」
そう言いながらもぎゅうっとわたしを抱きしめてくるブン太に不覚ながらときめいてしまった。だいたいブン太をここまで疲れさせたのは真田のせいなのだ。あれ、幸村くんか…。いや、もうどっちでもいい。とりあえず真田、頼むから出て行って。
「真田、どうしたんだよ」
「たるんどるうううう!」
「ぐあっ!!!」
ブン太の代わりに鉄拳を食らわされたのは、様子を見に来たジャッカルだった。ごめんね、ジャッカル。でもジャッカルのおかげでブン太は救われたよ、ありがとう。未だにわたしに抱き着いて眠る彼の髪に触れてやった。
やっぱり、ふわふわしてる。
