お菓子大好き丸井くん
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「これ、いっぱい作っちゃったからよかったら食べてね」
「あ、ありがとう」
女の子らしいラッピングをしたお菓子をわたしにくれたのは、学年でもよく可愛いと噂されている同じクラスの女の子。とにかく可愛いし、女の子らしいし、勉強も出来るし。何よりそれほど仲良くもないわたしにこんな心配りをしてくれるいい子なのだ。わたしの席から離れる彼女の後ろ姿を眺めたあと、さっそくお菓子をいただこうと受け取った袋を開けた。中身は一口サイズのチョコケーキがいくつか入っていて、見た目もおいしそう。ぱくっと口に含むと、プロが作ったんじゃないかとおもうほどにおいしかった。あの子って確か、ブン太のことが好きだって噂あったよね。きっとこのお菓子もブン太の口の中に入るんだろう。わたしも一応持ってきたものの、こんなにおいしいものを食べてしまうとなると渡しづらい…。ああ、彼女なのに情けない。
「おい」
「うえっ」
そんなことを考えていると、いきなり後ろから手を回されて誰かの腕がわたしの首を捕らえた。もちろんその人物はただ一人しかいないのだけど。情けない声を出してしまって恥ずかしくなりながらもそうっと顔だけ振り返ると、何やら不機嫌そうなブン太の顔。む。なんであんたが不機嫌になるんだ。
「なあ、チョコは」
「う…、必要ないでしょ、わたしのなんか」
「なんでだよぃ」
「もらったんでしょ、あの学年一のかわい子ちゃんに」
わたしがそう言うと、しばらく言葉を発しなかったブン太が、次の瞬間にはわたしにがばっと抱き着いてきた。ただでさえ周りの視線が気になっていたのに、抱き着かれるとなるとわたしもさすがに慌ててしまう。
「ちょ、離し…!」
「かわいい!」
「はい…?」
「お前すっげえかわいい!あー惚れ直すわ」
「意味わかんないっ」
彼の腕の中で暴れていると、そんなわたしを離さないとでもいうようにさらにぎゅうっと抱きしめた。ちょちょちょ、みんなの視線が痛いんだってば。
「はなから貰えんのに他の奴から貰うわけねえじゃん」
「そ、それはどうもありが……、っ!?」
わたしが言葉の続きを発せなかったのはブン太にキスをされたからです。あの、一応ここ、みんながいる教室なんですけど。
「はな」
「な、なに?」
「すっげえ好き」
んー、といいながらわたしの頬に何度も唇を落とすブン太は、女子が悲愴な顔をしながら叫んでる声とか、男子がからかってくる声とか、聞こえてないんだろうか。反抗する意欲を無くしてしまったわたしは彼の腕の中でぐったりとしていた。うう、女子の視線が痛い痛い。
だけど、なんだかんだでわたしも彼がだいすきです。
┈┈┈┈┈┈┈┈
バレンタイン夢
「あ、ありがとう」
女の子らしいラッピングをしたお菓子をわたしにくれたのは、学年でもよく可愛いと噂されている同じクラスの女の子。とにかく可愛いし、女の子らしいし、勉強も出来るし。何よりそれほど仲良くもないわたしにこんな心配りをしてくれるいい子なのだ。わたしの席から離れる彼女の後ろ姿を眺めたあと、さっそくお菓子をいただこうと受け取った袋を開けた。中身は一口サイズのチョコケーキがいくつか入っていて、見た目もおいしそう。ぱくっと口に含むと、プロが作ったんじゃないかとおもうほどにおいしかった。あの子って確か、ブン太のことが好きだって噂あったよね。きっとこのお菓子もブン太の口の中に入るんだろう。わたしも一応持ってきたものの、こんなにおいしいものを食べてしまうとなると渡しづらい…。ああ、彼女なのに情けない。
「おい」
「うえっ」
そんなことを考えていると、いきなり後ろから手を回されて誰かの腕がわたしの首を捕らえた。もちろんその人物はただ一人しかいないのだけど。情けない声を出してしまって恥ずかしくなりながらもそうっと顔だけ振り返ると、何やら不機嫌そうなブン太の顔。む。なんであんたが不機嫌になるんだ。
「なあ、チョコは」
「う…、必要ないでしょ、わたしのなんか」
「なんでだよぃ」
「もらったんでしょ、あの学年一のかわい子ちゃんに」
わたしがそう言うと、しばらく言葉を発しなかったブン太が、次の瞬間にはわたしにがばっと抱き着いてきた。ただでさえ周りの視線が気になっていたのに、抱き着かれるとなるとわたしもさすがに慌ててしまう。
「ちょ、離し…!」
「かわいい!」
「はい…?」
「お前すっげえかわいい!あー惚れ直すわ」
「意味わかんないっ」
彼の腕の中で暴れていると、そんなわたしを離さないとでもいうようにさらにぎゅうっと抱きしめた。ちょちょちょ、みんなの視線が痛いんだってば。
「はなから貰えんのに他の奴から貰うわけねえじゃん」
「そ、それはどうもありが……、っ!?」
わたしが言葉の続きを発せなかったのはブン太にキスをされたからです。あの、一応ここ、みんながいる教室なんですけど。
「はな」
「な、なに?」
「すっげえ好き」
んー、といいながらわたしの頬に何度も唇を落とすブン太は、女子が悲愴な顔をしながら叫んでる声とか、男子がからかってくる声とか、聞こえてないんだろうか。反抗する意欲を無くしてしまったわたしは彼の腕の中でぐったりとしていた。うう、女子の視線が痛い痛い。
だけど、なんだかんだでわたしも彼がだいすきです。
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バレンタイン夢
