お菓子大好き丸井くん
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あいつに告られたのは多分3ヶ月ほど前の話。驚きはしたけど、俺はあいつのことを友達だとしか思ってなかったから、これからも友達でいたいとだけ伝えてその話はあっさり終わった。俺からしたら、あっさり終わったように見えたんだ。あいつもあははって笑いながら、そうだよね、ごめんねって言ってたし、なんだそんな悲しんでないじゃんって思ってたんだ。それから、6ヶ月。今思えば、何もないように過ぎていったこの6ヶ月の間、俺が知らない内にいろんなことがいっぱい起こってたんだとおもう。いつだっただろうか。告白されたその次の日からも、俺の目の前では楽しそうに笑っていた彼女が、影では悲しそうに泣いているという話を聞いたのは。いつだっただろうか。いつのまにか仁王が彼女を慰めるように寄り添い始めたのは。いつだっただろうか。そんな二人が付き合い始めたのは。その話を仁王本人から聞かされたとき、俺はどんな顔をしてたんだろうと考えると恐ろしくもある。驚き、だけじゃなかったとおもう。そん時頭の中がすっからかんになった俺は、心の篭っていないおめでとうしか言えなかった。なんで俺、仁王に嫉妬してんだ?彼女を簡単に振ったのは俺の方だっていうのに。俺が嫉妬する権利なんかないのに。俺を好きって言ってたのに、仁王の方に行ったから?ちがう。あいつの笑顔が俺から離れていくって考えると、何故か気が遠くなった。
「今日記念日なの」
「へえ、早いもんだな。おめでとさん」
「ありがとう!じゃあ雅治待ってるから行くね」
「おう、あんまいちゃつきすぎんなよ」
これからも友達でいよう。自分で選んだ選択肢にこれほどにない後悔を覚えて、今日も俺は偽りの言葉で自分を飾っていた。有名な童話であったよな。実らない恋をした人魚姫は、最後どうなるんだっけ。海に飛び込んで、泡になる。いや、俺のはそんな綺麗なもんじゃねえんだ。多分これからも目に見えない後悔に襲われて、あいつらを心から祝ってやることなんかできないんだとおもう。
なあ、俺、いつからあいつのことが好きだったんだ?
「今日記念日なの」
「へえ、早いもんだな。おめでとさん」
「ありがとう!じゃあ雅治待ってるから行くね」
「おう、あんまいちゃつきすぎんなよ」
これからも友達でいよう。自分で選んだ選択肢にこれほどにない後悔を覚えて、今日も俺は偽りの言葉で自分を飾っていた。有名な童話であったよな。実らない恋をした人魚姫は、最後どうなるんだっけ。海に飛び込んで、泡になる。いや、俺のはそんな綺麗なもんじゃねえんだ。多分これからも目に見えない後悔に襲われて、あいつらを心から祝ってやることなんかできないんだとおもう。
なあ、俺、いつからあいつのことが好きだったんだ?
