ブチャラティに治してもらう
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急ぎ足でアジトへ向かっていると声をかけられる。
「名無し!」
振り返ると探していたその人がこちらに手を挙げている。
丁度いいところに、とそちらに駆け寄った。
「ブチャラティ!」
「任務終わりか?」
「うん、そうなんだけど…足を怪我しちゃって」
「そうか、見せてみろ」
街中にもかかわらずしゃがみこむブチャラティ。ただでさえ目立つ人なのにこの状況はより目立ってしまう。慌ててブチャラティを立ち上がらせる。
「い、今じゃなくていい!戻ってからでいいから…」
「治すなら早い方がいいだろう。膿んだらどうする」
正論に返す言葉はない。
しかし地面に膝をつかせるなんて忍びない。
「ここじゃ目立つから…」
「オレはまだ用があるんだ。アジトへは戻れない。…確かアジトにはジョルノがいたな。ジョルノに、」
「治してくださいお願いします」
冗談じゃない。ジョルノには申し訳ないが彼の治療は痛い。今ここで少し恥ずかしい思いをするのと、ジョルノに治療してもらうなら前者の方がましだ。ブチャラティに即座にお願いする。
「ああ、任せてくれ」
ブチャラティは微笑むともう一度地面へ片膝をついた。服を捲り、怪我を見せる。傷をみとめると触れない程度に手で覆う。ブチャラティが手を離したときには、ジッパーが傷を塞いでいた。
「オレのスティッキィ・フィンガーズだと完治するまではこのままだ。すぐ綺麗に治したいならジョルノに頼むといい」
「ん、ありがとう。……でも、このままがいいかな」
ジッパーは黄金に輝いて綺麗だった。
治るまでのアクセサリーを撫でて、ブチャラティに微笑んだ。
「名無し!」
振り返ると探していたその人がこちらに手を挙げている。
丁度いいところに、とそちらに駆け寄った。
「ブチャラティ!」
「任務終わりか?」
「うん、そうなんだけど…足を怪我しちゃって」
「そうか、見せてみろ」
街中にもかかわらずしゃがみこむブチャラティ。ただでさえ目立つ人なのにこの状況はより目立ってしまう。慌ててブチャラティを立ち上がらせる。
「い、今じゃなくていい!戻ってからでいいから…」
「治すなら早い方がいいだろう。膿んだらどうする」
正論に返す言葉はない。
しかし地面に膝をつかせるなんて忍びない。
「ここじゃ目立つから…」
「オレはまだ用があるんだ。アジトへは戻れない。…確かアジトにはジョルノがいたな。ジョルノに、」
「治してくださいお願いします」
冗談じゃない。ジョルノには申し訳ないが彼の治療は痛い。今ここで少し恥ずかしい思いをするのと、ジョルノに治療してもらうなら前者の方がましだ。ブチャラティに即座にお願いする。
「ああ、任せてくれ」
ブチャラティは微笑むともう一度地面へ片膝をついた。服を捲り、怪我を見せる。傷をみとめると触れない程度に手で覆う。ブチャラティが手を離したときには、ジッパーが傷を塞いでいた。
「オレのスティッキィ・フィンガーズだと完治するまではこのままだ。すぐ綺麗に治したいならジョルノに頼むといい」
「ん、ありがとう。……でも、このままがいいかな」
ジッパーは黄金に輝いて綺麗だった。
治るまでのアクセサリーを撫でて、ブチャラティに微笑んだ。
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