実写版トランスフォーマー2007編
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ベルキアのSOS信号は全員に届いた。オプティマスの一番近くに居たジャズが司令官の元へ駆け付けた。
『オプティマス!ベルキアからのSOS信号を聞いたか?』
『あぁ』
“メガトロンと出くわしたんじゃないだろうな”
“それは非常にまずいんじゃないのか”
アイアンハイドとラチェットが通信で会話に入ってきた。
『とにかくすぐに急行してくれ!さすがのベルキアでもメガトロン相手ではますい』
『了解!』
“すぐに行く”
“わたしも行こう”
通信を切ってベルキアたちのもとへ急行した。
『(無事で居てくれ…ベルキア、バンブルビー)』
オプティマスはそう祈った。
****
ぐったりしているバンブルビーのもとからメガトロンを退けることはできたが、今度は自分が重傷を負ってしまった。立っているのだけで精一杯の状態。
『貫通している状態でまだ戦うのか?ベルキア』
『…うるせえよ』
チェーンメイスが飛んでくるが、ベルキアは飛び上がってメガトロンに斬り掛かり、相手の懐に切っ先を深く差し込むことができた。しかし、スパークのある自分の胸にメガトロンの剣が貫通していた。
そこへオプティマスたちが到着した。ラチェットはバンブルビーを抱き上げて後方へ行った。
『いつの間にSOS信号を発信していたんだ?ベルキア』
思い切り剣を引き抜いたメガトロンはベルキアを地面に叩きつけた。ベルキアの刀は折れてメガトロンに刺さったまま。
『ベルキア!!』
オプティマスが心配して名を呼ぶ。
『メガトロンめっ!!』
『よくもベルキアとバンブルビーを!!』
アイアンハイドとジャズが前に出る。
『…くっ…お前…』
『ざま見ろ…メガトロン…』
深く刺さった刀を忌々しく見たメガトロンはベルキアを睨み、飛んで行った。メガトロンが見えなくなると、ジャズが真っ先にベルキアに駆け寄った。
『大丈夫かベルキア!?』
『ぁぁ…ジャズ…』
『胸部を貫通しているすぐに運ぶぞ』
アイアンハイドがベルキアを抱き上げる。急いでオートボットの基地へ戻った。
