実写版トランスフォーマー2007編
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敵と遭遇しないように慎重に瓦礫の街を進む。
『本当に何もなくなっちまったな…』
『そうだね…』
『…戦争って哀しいものだな…』
『ねぇ…ベルキア静かすぎない?他のオートボットの気配もない…』
バンブルビーに言われ、ベルキアも周りを見渡す。
『本当だ……!!』
『!!』
突然、横から腕が飛び出てバンブルビーを掴んだ。
『こんなところにオートボットのチビがいたか』
この低い声、ものすごい殺気は…
『メガトロン!!』
『ベルキア、何度も聞くがディセプティコンに来ないか?お前のその強大な力はオートボット側に居ても生かせまい』
刀を構えたベルキアはメガトロンを睨む。
『いつも言ってんだろ!アンタの仲間にはならない!バンブルビーを放せっ』
『残念だ』
メガトロンはバンブルビーを掴む手に力を込める。
『う゛…ベルキア…司令官に…』
『俺が助けてやるからな!』
ベルキアは刃のほうを上向きに構えてメガトロンに斬り掛かった。あまりの速さに見えなかったのかメガトロンに傷を付けることはできた。
『その高い戦闘能力はやはい俺のものにしたいな』
『うるせえ!俺はお前のところには行かないって言ってんだろーがっ』
これ以上はまずいと悟ったベルキアはオプティマスたちにSOS信号を発信した。
『ベルキア、お前を破壊した後プログラムを組み換えてディセプティコンにしてやる』
メガトロンの腕からチェーンメイスが飛び出て、ベルキアを狙う。
『くっそ厄介なもの持ちやがって!!』
『そろそろ限界だろう』
『!!』
疲労して動きが鈍くなったベルキアの腰にチェーンメイスが貫通した。
倒れて動けなくなったベルキアを見てメガトロンが言った。
『お前もそこで見ているがいいベルキア』
『何する、気だ…?』
バンブルビーを瓦礫に叩きつけて、喉の部分に手を突っ込み、音声モジュールを引き摺りだした。
『な!!やめろっ!!』
止めを刺される前に、ベルキアは立ち上がってメガトロンに体当たりした。
