実写版トランスフォーマー2007編
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隣ではサムがオプティマスに怒っていた。
撤退するようにとオプティマスが言うと、オートボットたちは家から離れる。
やっと静かになったと思ったら今度はラチェットが電線に引っ掛かり、停電になった。
「<あぁ、もう…どうしてこうなるんだ…>」
思わずため息が出る。
「サム!?」
彼の両親が部屋へ向かう。
オートボットたちは窓から見えないように隠れる。
刀夜はブレーカーを探しに部屋を出、懐中電灯を持って捜す。
やっと見つけたが、どうやら停電の原因はブレーカーではなく変圧器がショートしたらしい。
iPhoneからオプティマスの通信が入った。
「<なんだ、こんなこともできるのか>」
『“我々にとったら簡単なことだ”』
「<眼鏡か?>」
『“眼鏡のこともあるが、不審な車が三台サムの家に向かっている”』
「<不審な車…?わかった>」
通信を切ると、サムと両親が降りてきた。
「サム、眼鏡あったか?」
「キッチンにあるよ」
「あれだけ捜してキッチンにあったのか…」
インターホンが連続してなった。刀夜が外を見ると怪しげな黒い車が止まっていて白衣を来た研究員や、黒いスーツの男たちが庭をうろうろしている。
「<あれか…>」
ロンがドアを開けるとスーツの男がずかずかと入ってきた。
「ウィキティさん」
「ウィトウィッキーだ」
「セクター7の者です」
「知らんな」
セクター7という組織の男は胸ポケットから出した手帳のようなものを見せ、すぐに戻した。
「極秘でして。アーチボルト・ウィキティさんの曾孫と…雨神刀夜という男はいませんか?」
「サムと… 刀夜を?」
ロンは刀夜の名があがっことに疑問を感じる。
「私の庭を荒らさないでッ」
ジュディはバットを持ち、庭から追い払おうとした。
「バットを下ろして。私は拳銃を所持しています」
「あいつらに庭から出るように言いなさい。じゃないと私が叩き出すわよ!」
セクター7の隊員はペンライトでジュディを照らす。
「奥さん、風邪の症状はありませんか?」
「ないわよ!」
「<騒がしいなッ>」
煩いのに悪態をつきながら刀夜とサム、ミカエラがキッチンから出てきた。
「やあ、サムと刀夜だね?」
「ああ…」
「なんだよ、その愉快な言い方…」
「一緒に来てもらおうか」
ロンたちが「行かせるか」と三人の前に出る。
「丁重にお願いしているつもりですが。退いて」
「いいや、息子は渡さない。刀夜もな」
「暴力をふるうつもりで?」
「警察を呼ぶ。何だかうさんくらいことが起こってるっと」
「うさんくらいのは貴方方でしょう。息子さんやそこの居候の男とわんころも…」
「<どっちかうさんくさいだか>」
刀夜は日本語で小声でぼやいた。
他の男が来て、何か囁いた。
リーダー各の男がサムに前に出るように言い、機械を近付ける。
メーターが上がっていく。
「ビンゴ!連行しろ」
周りにいた男たちがサムとミカエラとその両親を連れていく。
「来てもらおうか」
スーツの男が刀夜の腕を掴む。
「はあ?なんで俺までお呼ばれしてんだよッごめんだね!」
男の腹に回し蹴りを食らわす。刀を鞘をつけたまま、抜きもう片方にいた男の顔を殴ってドアから出る。
「刀夜!」
サムが声をかける。
「サム!待ってろ!助けてやるからな!」
そう返し、男たちを振り切っては刀夜夜の闇に消えた。
