10話 地底の戦い後編
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どうも、イズリです。
只今、ライトニングと言う謎の三人組の一人にゲットされかけてるところ。そんな明るく言ってる場合じゃない!
こいつらは、人間をモンスターボールに閉じ込めて、飼おうとしている。
麻痺と毒で体が動かない。目の前には女と、ポケモンたち、そしてライチ。
ライチはまだ混乱してる上、今にも攻撃してきそう。
シフはうまくたどり着けたか…いや、信じると言ったんだ。
…信じる…?
ライチはシンオウからずっとついてきてくれた…そんな相棒を……俺が信じてやらなくてどうするんだ。
「ライチ!!」
声を張り上げる。ライチの耳が立つ。
「ライチ!!“アイアンテール”!!」
声が響き渡る。ライチの動きが止まり、ゆっくり女を振り返り、飛び上がった。
『な!』
相手のモンスターボールが飛び上がり、“サイコキネシス”で壊した。
着地したライチは毛を逆立て、すごい形相で睨んでいる。
『お前は人間の味方すると言うのか!!』
ライチは一声鳴く。
『騙されているのよ』
さっきより大きな声で鳴いた。もしかして、会話してる?
『そんな…』
女は驚いて固まっている。ベルトのモンスターボールからクロナたちが出てくる。
『……お前たちもこの人間を守ると言うのか…なんてポケモンたちだ…っ』
クロナはマタツボミに“ドラゴンクロー”で攻撃した。お陰でつるのムチから解放された。やっとまともに動ける!!
ラキとアーマルドが女に“メタクロー”と“シャドーボール”を食らわせ、怯んだところでウルが奪われたものを取り返してくれた。
「ありがとう…みんな」
だが、立ち上がり戦う体力は残っていなかった。
