7話 博物館へ
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“そらをとぶ”でシッポウシティに飛んだ。
芸術の街シッポウシティには博物館、倉庫、ポケモンジムがある。
昔挑戦したところだ。
さ、博物館は…喫茶店の隣だ。
博物館にはジム戦目的でしか行っていない。
「申し訳ありません、ポケモンはボールに戻してご観覧ください」
職員から注意されてしまう。ライチにはモンスターボールがないと説明すると驚いている。仕方ないので預けることにした。
ライチはすんごく怒っていた。
「少し待っててくれ、ライチ。な?」
ライチはそれでも膨れている。
「遊園地連れてってやるから」
その一言でライチの表情が変わり、明るくなる。
ライチを預けて展示品を見て回る。
中央には巨大なドラゴンポケモンの骨格標本が展示されている。
見る限り、俺が見たゼクロムではないな。
二階は図書館になっている。
イッシュ地方の神話の本を手に取り、広げる。
イッシュ地方誕生の神話に登場するドラゴンポケモン。
レシラムとゼクロムは元は1つのポケモン…かぁ…。
不思議だよな、1つのものが2つになるなんて…。大体読んだところで本を戻す。
一息ついたところですごい音がした。
すると、奥からジムリーダーが出てきて、展示品のもとへと向かっていく。
もしかして…あいつらか…。
嫌な予感がする、展示品の元へと行くと案の定、プラズマ団したっぱがあの骨格標本の前に並んでいた。
話からするに、したっぱどもは骨を奪うらしい。
「我々、プラズマ団はポケモンを自由にするため、この博物館にあるドラゴンポケモンの骨をいただく。我々が本気であることを示すため、あえてお前たちの前で奪う」
懲りない奴らだ、バトルサブウェイでは作戦失敗してるのに。
「ライチ!“サイコキネシス”」
受け付けから出てきたライチは“サイコキネシス”で団員を浮かせる。
「うわっ!」「な、なんだ!」「お、下ろせ」
団員は驚いている。そのすきにジムリーダーがリーダー各の団員の前に仁王立ちで立つ。
「さて、どうすかねぇ」
「ひ、ひぃ!て、撤退だ!」
観念したのか何も盗らずに半ば逃げるように撤退してした。
その後、受け付けへライチを迎えに行き、博物館を出ようとしたら…。
「ちょっと待ちな」
ジムリーダーに声かけられちゃった。
「は、はい?」
「アンタ、もしかして、アンタは一度うちに挑戦した…」
ジムリーダー…いや、アロエさんは俺の顔を見てそう聞いた。
「覚えてくれてたんですね、イズリです。今はバトルサブウェイにいるんです」
「あポケモンへの愛情が感じられたバトルだったからさ覚えているさ。今回は礼を言いに来ただけだよ、さっきの“サイコキネシス”はアンタだろ。助かったよ、ありがとう」
「いえ、役に立てたならなによりです」
「また何かあったら博物館においでね」
「ありがとうございます」
アロエさんと別れてシッポウシティの町外れをライモンシティ方向へと向かった。
