7話 博物館へ
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カナワタウン車両基地占拠事件に意気消沈した俺たちだったが、母さんの力強い一言で目を覚ますことができた。
「いや、イズリのお母さんのご飯おいしかったなぁ〜」
クダリが思い出しながら言った。
「はい、お母さまのご飯はとても美味しいのでまた食べたいです」
「暇があればいつでもおいでよ」
母さんのご飯はノボリとクダリには大好評だ。
…と、そんなことは置いといて。
バトルサブウェイの調整も大分終わり、いよいよ試運転。
3人で全てのトレインに乗車して確認する。
最後のトレインの確認を終えた。
「これで全ての安全確認が終了いたしましたね」
ノボリが書類にチェックする。
「これでお客さんを乗せられる!」
「安心だな。動いていたのはカナワタウン行きだけだからな」
バトルサブウェイ来てくれる人いるよな。
ギアステーションに到着して、降車する。
…あ、あれ…?
何かがドクンッ…と打った感覚に襲われた。
体の不調か?
次にはビジョンが流れた。薄暗い空間の中から赤い目をがこちらをじっと見ている。
「どうかしましたか?カミカゼ」
「また何か視たの?」
二人が心配して覗いてきている。クダリ、俺は幽霊見える訳じゃないぞ。
「今…黒いドラゴンのビジョンが流れた…」
シャボン玉が破裂したように現実に引き戻された。
「黒いドラゴン?それてポケモン?」
クダリが聞き返してきた。
「ポケモンかな…」
「ゼクロムのことでしょうか?」
ノボリの言葉に俺は首をかしげる。
ゼクロムとレシラムの話は昔、絵本で読んだり、街の人たちにも聞いたことある。
「あの英雄の話か…」
「良かったらシッポウシティの博物館に行ってみたら?」
クダリが言い、ノボリが頷いた。
「そうですね、ここはわたくしたちに任せて一度調べてみるのがいいかと思います」
「そうだな…ちょっと行ってくる。ごめん、後は頼む」
二人に手を振って、ギアステーションを走って出た。
