エピソード2 オアシスからグランコクマまで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
18話 迷宮
タルタロスのブリッジで2人だけになったところで、ニッドはジェイドにワイヨン鏡窟で拾った資料を見せる。
「やはり…レプリカの件は本当のようですね」
「…はぁ…」
言われてニッドは静かに嘆息する。
「入るぞ」
アッシュがブリッジに入ってくる。
「アッシュ…」
「ニッドヘルグのレプリカの件、聞いたことがある」
「この資料に、レプリカ情報が不完全だったために人の形をした化け物が誕生した、とあります。恐らく、二千年後のオールドラントにニッドが来たのが原因か、レプリカ情報の採取が不完全に終わったのでしょう」
「俺のレプリカを崇拝対象にして預言への信頼を確固なるものにしようとしていたのか…」
腕を組んで考え深げにニッドが言った。
「たぶんな。だが、扱い切れなくなって捨てたらしい。それからこの計画は破棄された」
「なるほど、謎が解けた」
『唯一気になるとしたら、捨てられたはずのレプリカが生きていた。そしてワイヨン鏡窟で何をしていて、これから何を行おうとしているのか、だ』
「それは確かに気になるところだ、俺のほうでも調べてやる。…ダアト港に着いたようだ」
アッシュがブリッジを出ていき、ニッドたちも続いた。
イオンとアニス、ナタリアはダアトへ向かった。アッシュは別行動でどこかへ行ってしまった。ジェイドもタルタロスの陸上走行が可能かどうか見ている。
他に気配は見当たらない、あのレプリカと思わしき人物はどこかへ消えたらしい。ニッドはタルタロスから降りる。
ダアト港に立つと神託の盾兵たちに囲まれた。
「死竜、貴方をローレライ教団の機密を保持しているとして拘束します」
「大人しく投降してください」
ニッドは盛大なため息をつく。ここで諍いを起こすとナタリアたちのことを待つことができなくなる。だがこれがモースかヴァンの差し金ならば彼らに会うチャンスかもしれない。
「さあ、武器を渡してください」
冗談ではない、知らない人間にノルンを渡すわけにはいかない。ニッドはノルンを降ろす。
『ニッド!まさか、投降する気か!やめなさい!』
「ノルン、後を頼む」
ノルンにそう言い、タルタロスの壁目掛けてニッドはノルンを投げた。ノルンは見事にタルタロスのハッチに突き刺さる。
「ほら、もう武器はないぞ」
両手を上げて戦意がないことを見せる。神託の盾兵たちはニッドをダアトまで連れて行った。
.
