エピソード1 タタル渓谷からバチカル
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昇降機で街へ降り、街の出口へと歩いていると正面からアニスが走ってくる。
「ルーク様ぁ!」
「ひっ…」
アニスはルークに抱きつき、ガイはまたもやニッドの背中に隠れる。
「逢いたかったですぅ…でもルーク様はいつもティアと一緒なんですね…ずるいなぁ」
「あ、ごめんなさいアニス。好きで一緒にいるわけじゃないから」
そう言うティアをルークはじっと見る。
「傷ついたのか?」
「ち、違うつーのっ」
ニッドが聞くとルークは慌て答える。
「わかりやすいやつ…」
くすっと笑っていると奥の道からジェイドが現れる。
「アニス、ニッドからイオン様がいなくなったことを聞きました」
「そーなんですよぅ!さっき、街を探したらサーカス団みたいな人がイオン様っぽい人と街の外へ行ったって…」
「サーカス団?まさか…漆黒の翼か!」
ニッドがはっとする。
「ええ…やられましたね、漆黒の翼の仕業だ」
ジェイドはニッドに頷く。
「なんだと!そういえばオラクルと何か話していたな。あいつらグルか!」
「追いかけようぜ!」
走り出しそうなルークとガイをアニスが止める。
「ダメだよ!街を出てすぐのトコに六神将のシンクが居て邪魔するんだもん!」
「六神将がいるのか、これはまずいぞ」
腕を組んで言うニッドに、ティアも同調する。
「そうですね、六神将がいたら私たちが陸路で行くことも知られてしまう」
「ほえ?ルーク様たち、船でアクゼリュスへ行くんじゃないんですか?」
アニスが首を傾げる。
「そっちは囮だ。くそ、なんとかして外へ出ないと…」
ルークは苛立って舌打ちする。
「それなら私も連れて行って!街の外へ行けばイオン様を捜せるから!」
「どうする?」
ニッドはジェイドを見る。
「仕方ないでしょう。しかし今回のイオン様誘拐はモースの介入がないようですね」
「そうですね、怒ってたもんモース様」
「ということは六神将とモース様は繋がっていない…?」
「たとえそうだったとしても、モースが戦争を求めていることの否定には繋がらない」
ニッドが言うとティアは黙り込んでしまう。
「六神将はイオンをどうしたいんだ?前の時は確かセフィロトってトコに連れて行ってたよな…」
「セフィロトを開けて何をするつもりなんだ…」
ルークの言葉にニッドも考え込む。そんなニッドを横目にジェイドが言った。
「推測するには情報が少ないですね。それよりどうやってこの街を脱出するかです」
「待てよ…いい方法がある。旧市街にある工場跡へ行こう。天空客車で行けるはずだ」
「工場跡?」
ルークが頭を傾げる。
「わかった、とにかく行ってみよう」
ニッドが頷き、皆は歩き出した。
.
