迷宮の十字路【完結】
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和葉side
『雑誌のインタビュー記事?』
「そう!関西ではめっちゃ人気のある情報誌でな…この本で平次、初恋について聞かれてて…"小学校3年生の時に会うた、ちょっと年上の女の子"って答えてんの!」
「しかも、"その女の子にまつわる大切な品や"言うて、わざわざこんな写真まで、撮らしてんねんで!!」
瑠璃がいながらホンマ平次のアホ…!
「何なの?これ…」
「ただの水晶玉!その女にもろたんとちゃう?」
「じゃあ、和葉ちゃんはその子のこと…」
「知ってるわけないやん!!平次も会うたんはその時だけみたいで、京都へ来るたんびに捜してるみたいやから…」
ちらっと瑠璃を見ると少し複雑そうな顔をしとる…
もしかして、平次の初恋の人のこと気になってるんか!?
…じゃあ、平次に可能性があるってことやんな!
「あ、それで水晶玉を写真に!もしかしたら、その女の子が記事を読んで連絡してくるかも知れないと思って…」
「な!やらしいやろ!!おまけに、その頃の写真まで載せてるんやで!!」
「わっ!可愛い!!」
『懐かしいなぁ…平次くん変わってないけど、この時すごくかわいかったよね…!』
「瑠璃わかるわぁ!この頃の平次、めっちゃカワ…」
「蘭ちゃん、そういう問題とちゃうんやけど…」
「でも、気にすることないんじゃない?たとえ服部くんに初恋の人がいても、それはもう昔の人!今は…別の人が好きみたいだし…ね?」
ちらっと蘭ちゃんが瑠璃の方を見る。
瑠璃はそんな視線に、ん?と言いながら首を傾げている。
ホンマかわええなぁ…
「でもねぇ!男にとってファーストラブは特別だから…」
「園子!!」
「あー、もうこんなしんきくさい話はやーめた!!それよりぜんざい食べへん?オバちゃんぜんざい4つ!!大急ぎで頼むね!!」
「ほんで瑠璃!平次の初恋の人なんて気にせんでええからな!今はちゃうからな!」
『もー、和葉ちゃんってば!さっきも同じこと言ってたよ?』
そ、そやったっけ?
ただでさえライバルの多い瑠璃なんやから、幼馴染のあたしがなんとかせなあかんって思てまうんや…
『雑誌のインタビュー記事?』
「そう!関西ではめっちゃ人気のある情報誌でな…この本で平次、初恋について聞かれてて…"小学校3年生の時に会うた、ちょっと年上の女の子"って答えてんの!」
「しかも、"その女の子にまつわる大切な品や"言うて、わざわざこんな写真まで、撮らしてんねんで!!」
瑠璃がいながらホンマ平次のアホ…!
「何なの?これ…」
「ただの水晶玉!その女にもろたんとちゃう?」
「じゃあ、和葉ちゃんはその子のこと…」
「知ってるわけないやん!!平次も会うたんはその時だけみたいで、京都へ来るたんびに捜してるみたいやから…」
ちらっと瑠璃を見ると少し複雑そうな顔をしとる…
もしかして、平次の初恋の人のこと気になってるんか!?
…じゃあ、平次に可能性があるってことやんな!
「あ、それで水晶玉を写真に!もしかしたら、その女の子が記事を読んで連絡してくるかも知れないと思って…」
「な!やらしいやろ!!おまけに、その頃の写真まで載せてるんやで!!」
「わっ!可愛い!!」
『懐かしいなぁ…平次くん変わってないけど、この時すごくかわいかったよね…!』
「瑠璃わかるわぁ!この頃の平次、めっちゃカワ…」
「蘭ちゃん、そういう問題とちゃうんやけど…」
「でも、気にすることないんじゃない?たとえ服部くんに初恋の人がいても、それはもう昔の人!今は…別の人が好きみたいだし…ね?」
ちらっと蘭ちゃんが瑠璃の方を見る。
瑠璃はそんな視線に、ん?と言いながら首を傾げている。
ホンマかわええなぁ…
「でもねぇ!男にとってファーストラブは特別だから…」
「園子!!」
「あー、もうこんなしんきくさい話はやーめた!!それよりぜんざい食べへん?オバちゃんぜんざい4つ!!大急ぎで頼むね!!」
「ほんで瑠璃!平次の初恋の人なんて気にせんでええからな!今はちゃうからな!」
『もー、和葉ちゃんってば!さっきも同じこと言ってたよ?』
そ、そやったっけ?
ただでさえライバルの多い瑠璃なんやから、幼馴染のあたしがなんとかせなあかんって思てまうんや…