迷宮の十字路【完結】
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コナンside
ーー五条大橋
「謎の絵に関係ありそうなものはねえな…」
暗号を手に持ちながら橋の上で考えていると、
「京の五条の橋の上…大の男の弁慶は…長い薙刀振り上げて…牛若めがけて斬りかかる!!」
声が聞こえたと思ったら、急に何かを振り下ろされ咄嗟に橋の欄干に飛び乗る。
「ふっ」
「は、服部!?」
「オマエとここで会うとは、神さんもシャレたことしてくれるやないけ…」
まさかこんなところで服部と再会するなんてな…
「兄ちゃん、竹刀返してぇな…」
「お、すまんすまん!サンキューな!」
「ほな、行くで!!しっかり稽古せえよ!!」
「竹刀なんか借りるなよな…」
少年たちを別れを告げ、オレたちは五条大橋から場所を変えて話すことにした。
「それよりオマエ、こんなところで何してんねん?」
「オマエこそ何やってんだよ…」
「実は、大阪で殺されたたこ焼き屋のおっちゃん、顔なじみやったんや!何か盗賊団のメンバーやったらしいけど、中学ん時からあの店に通うててな…」
「色々世話になったから、犯人挙げてカタキ取ったろと思てな…」
「それで京都に来て…犯人の手がかりを探してたってわけか!だったら、いいもんがあるぜ!」
例の暗号と仏像の写真を服部に見せる。
「なるほど…この絵ェの謎を解いたら…仏像だけやのうて殺しの犯人にも繋がるかも知らへんな…あ、そんでオマエ…」
「ああ!仏像を盗んだのが"源氏蛍"なら…義経や弁慶に関係する場所を回れば…謎を解く手掛かりがつかめるんじゃねーかなーと思ったけど…京都はさっぱりわかんねー…」
「ほんなら、この先はまかせとけ!オレが案内したる!」
「そや…瑠璃はおらんのか?京都なら瑠璃も詳しいやろ」
「あ…瑠璃は蘭たちと観光してるよ…オレに着いてこようとしてたみたいだけど、せっかくの機会だしそっちに行ってもらったんだよ」
「ほぉー、オマエも優しいやんけ…まぁ、譲らんけどな…」
「オレもだよ…」
いくら服部でもアイツのことだけは絶対に譲らねぇ…
ーー五条大橋
「謎の絵に関係ありそうなものはねえな…」
暗号を手に持ちながら橋の上で考えていると、
「京の五条の橋の上…大の男の弁慶は…長い薙刀振り上げて…牛若めがけて斬りかかる!!」
声が聞こえたと思ったら、急に何かを振り下ろされ咄嗟に橋の欄干に飛び乗る。
「ふっ」
「は、服部!?」
「オマエとここで会うとは、神さんもシャレたことしてくれるやないけ…」
まさかこんなところで服部と再会するなんてな…
「兄ちゃん、竹刀返してぇな…」
「お、すまんすまん!サンキューな!」
「ほな、行くで!!しっかり稽古せえよ!!」
「竹刀なんか借りるなよな…」
少年たちを別れを告げ、オレたちは五条大橋から場所を変えて話すことにした。
「それよりオマエ、こんなところで何してんねん?」
「オマエこそ何やってんだよ…」
「実は、大阪で殺されたたこ焼き屋のおっちゃん、顔なじみやったんや!何か盗賊団のメンバーやったらしいけど、中学ん時からあの店に通うててな…」
「色々世話になったから、犯人挙げてカタキ取ったろと思てな…」
「それで京都に来て…犯人の手がかりを探してたってわけか!だったら、いいもんがあるぜ!」
例の暗号と仏像の写真を服部に見せる。
「なるほど…この絵ェの謎を解いたら…仏像だけやのうて殺しの犯人にも繋がるかも知らへんな…あ、そんでオマエ…」
「ああ!仏像を盗んだのが"源氏蛍"なら…義経や弁慶に関係する場所を回れば…謎を解く手掛かりがつかめるんじゃねーかなーと思ったけど…京都はさっぱりわかんねー…」
「ほんなら、この先はまかせとけ!オレが案内したる!」
「そや…瑠璃はおらんのか?京都なら瑠璃も詳しいやろ」
「あ…瑠璃は蘭たちと観光してるよ…オレに着いてこようとしてたみたいだけど、せっかくの機会だしそっちに行ってもらったんだよ」
「ほぉー、オマエも優しいやんけ…まぁ、譲らんけどな…」
「オレもだよ…」
いくら服部でもアイツのことだけは絶対に譲らねぇ…