迷宮の十字路【完結】

夢小説設定

この小説の夢小説設定
貴方の名前を教えてください

『和葉ちゃん!久しぶりっ!』


瑠璃ー!久しぶりやな、会いたかってん!!」



再会そうそう和葉ちゃんにぎゅーっと抱きしめられ、嬉しくて抱きしめ返す。



「蘭ちゃんに園子ちゃんも久しぶりやなー」


「和葉ちゃんに京都案内してもらえるのすごく楽しみにしてたんだよー」


「あたしもやで!本当、せっかく瑠璃もいるんやから平次も来れたらよかったのになぁ」


『平次くん用事があったんじゃしょうがないよね…もちろん会いたかったけどね』


「あー、今のめっちゃかわいい!平次に見したげたかったわ!」


「和葉ちゃんってば!今の瑠璃はすごくかわいかったけど、いくら服部くんでも瑠璃は譲れないよ」



和葉ちゃんと蘭ちゃんがお互いに譲れないって話をしているけど、私はついていけずに頭にハテナマークを浮かべている。



「本当瑠璃は鈍感やから、平次も工藤くんも苦労するなぁ」



和葉ちゃんの言葉に蘭ちゃんも園子ちゃんもすごい頷いてるけど、私そんなに鈍感なのかな?
うーんと顎に手を当てて考えていると



「まあ、それが瑠璃のいいところでもあるわよねー」



園子ちゃんの言葉に2人もうんうんと頷いている。



『ね、ねぇみんな…もうそろそろ出た方がいいんじゃない?』


「せやね!ほな清水寺行こかー!」


『「おー!」』



道中、女子トークに花を咲かせているとあっという間に清水寺に到着した。
何度か来たことはあるけれど、やっぱりこの季節の清水寺はとっても綺麗だなぁ



『きれい…』


「ああッ!こんな素晴らしい景色を…真さんと一緒に見られたら、超ハッピーかもかも♡」


『ふふっ』


「もうッ、蘭ったら!!それに瑠璃まで!」


「エヘヘ、いつも瑠璃にしてるお返しよ!」



後ろを振り返ると、いつもなら会話に参加してくるはずの和葉ちゃんが浮かない顔をしていて…心配になり声をかける。



『和葉ちゃんどうかしたの?なにかあった?』


「…実は平次、ある事件を調べに京都に通てて…それに京都には平次の初恋の人がいてんねん!!」


「えーッ!?」


「でもな、今はちゃうからな!瑠璃誤解せんといてな!」



蘭ちゃんも園子ちゃんも平次くんの初恋の人を聞いて、とても驚いている。
私も知らなかったのでびっくりした。



でも平次くんの初恋の人の話をきいて、心がもやもやした気持ちになるのはどうしてだろう…?







4/30ページ
スキ