迷宮の十字路【完結】
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翌朝になり、山能寺へ一度よってから京都駅へ向かうことに。
小五郎さんはご本尊を見つけられなくて申し訳ないと伝えると、住職さんは気にしなくていいと言ってくれた。
でも、実はもうご本尊は見つかっていて…
というのも、朝早くコナンくんと平次くんが玉龍寺へ行きご本尊を見つけて帰ってきたと聞いたから。
お寺自体が玉の形になっていて、その点の位置に鐘楼がありその鐘楼の天井にご本尊は隠されていたという。
玉という字にうかんむりをつけると宝になり、そのうかんむりは屋根を示していたと2人は教えてくれた。
山能寺に別れを告げ京都駅に着くと、東京に帰る白鳥警部の他に、綾小路警部や千賀鈴さんが見送りに来てくれていた。
綾小路警部のシマリスと遊んでいる少年探偵団の子たちがかわいくて微笑ましく見ていると、平次くんに声をかけられる。
「瑠璃、あん時の手まり唄歌ってみてくれへんか?」
『えっ?いいけど…』
平次くんの突然のお願いに戸惑いながらも口ずさむ。
『まるたけえびすにおしおいけぇ…よめさんろっかくたこ…』
「よめさんやのうて、あねさんや…瑠璃その唄どこで覚えてん?」
『あねさん?…えっと、京都の親戚の家だよ。たしか小学校3年のときかな?平次くんと和葉ちゃんと遊びに来た時に教えてもらったんだよ!』
「オレと和葉?」
目を丸くして驚いている平次くんにちょっと寂しくて忘れちゃった?と声をかける。
「何や平次忘れたんか!あん時の瑠璃ホンマかわいかってんのにー!」
『あっ、そういえばあの時、私の支度が時間かかっちゃって平次くん山能寺へ遊びにいっちゃってたもんね!』
『着物着せてもらって、すこしお化粧もして髪も結ってもらって自分じゃないみたいだったなぁ…』
初めてお化粧して綺麗な着物着せてもらってすごくワクワクしたんだよね…!
『山能寺にも行ったんだよ!でも平次くんいなくて、鞠ついて帰ったの。その時ね、桜の花びらが舞っていてすごく綺麗だったんだよ!』
あの時のことを思い浮かべていると、隣から視線を感じる。
ふと平次くんを見上げるとフッと笑って目を細めていた。
小五郎さんはご本尊を見つけられなくて申し訳ないと伝えると、住職さんは気にしなくていいと言ってくれた。
でも、実はもうご本尊は見つかっていて…
というのも、朝早くコナンくんと平次くんが玉龍寺へ行きご本尊を見つけて帰ってきたと聞いたから。
お寺自体が玉の形になっていて、その点の位置に鐘楼がありその鐘楼の天井にご本尊は隠されていたという。
玉という字にうかんむりをつけると宝になり、そのうかんむりは屋根を示していたと2人は教えてくれた。
山能寺に別れを告げ京都駅に着くと、東京に帰る白鳥警部の他に、綾小路警部や千賀鈴さんが見送りに来てくれていた。
綾小路警部のシマリスと遊んでいる少年探偵団の子たちがかわいくて微笑ましく見ていると、平次くんに声をかけられる。
「瑠璃、あん時の手まり唄歌ってみてくれへんか?」
『えっ?いいけど…』
平次くんの突然のお願いに戸惑いながらも口ずさむ。
『まるたけえびすにおしおいけぇ…よめさんろっかくたこ…』
「よめさんやのうて、あねさんや…瑠璃その唄どこで覚えてん?」
『あねさん?…えっと、京都の親戚の家だよ。たしか小学校3年のときかな?平次くんと和葉ちゃんと遊びに来た時に教えてもらったんだよ!』
「オレと和葉?」
目を丸くして驚いている平次くんにちょっと寂しくて忘れちゃった?と声をかける。
「何や平次忘れたんか!あん時の瑠璃ホンマかわいかってんのにー!」
『あっ、そういえばあの時、私の支度が時間かかっちゃって平次くん山能寺へ遊びにいっちゃってたもんね!』
『着物着せてもらって、すこしお化粧もして髪も結ってもらって自分じゃないみたいだったなぁ…』
初めてお化粧して綺麗な着物着せてもらってすごくワクワクしたんだよね…!
『山能寺にも行ったんだよ!でも平次くんいなくて、鞠ついて帰ったの。その時ね、桜の花びらが舞っていてすごく綺麗だったんだよ!』
あの時のことを思い浮かべていると、隣から視線を感じる。
ふと平次くんを見上げるとフッと笑って目を細めていた。