迷宮の十字路【完結】
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屋根の上の平次くんから目線を下げると、私たちの周りを取り囲むように弟子たちが立っていた。
『コナンくん…!』
「…オマエのことはオレが絶対守ってやっから」
そう言って私の前に立つコナンくん
小さくなっても私を変わらず守ると言ってくれるその姿に胸がぎゅっと締め付けられる。
私がコナンくんの背中を見つめていると、突然足元に落ちていた松明を拾い堀へ向かって投げた。
堀の近くに積み上げられていた木材へと火は燃え移り、あっという間に堀の外にある木にまで炎に包まれた。
弟子たちもかなり動揺しているようで、視線が私たちから炎へと移ったみたい。
弟子たちの焦った声が響いている隙に、私とコナンくんは平次くんの元に移動する。
『コナンくん…どうして?』
「ん?これなら誰か気づいて通報してくれるかもしれないだろ?」
『あっ!!たしかに…!』
ニッと笑って言うコナンくん
あの一瞬でここまで判断して行動できるコナンくんはやっぱりすごい…そう思っていると、頭上から西条さんの声が聞こえた。
「そろそろ決着つけよやないか!!」
「望むところや!!」
2人の声が夜の闇の中に響く。
平次くん…どうか…両手を胸の前で組み平次くんを見つめる。
「瑠璃…服部なら必ず勝つから心配すんな」
『コナンくん…うん…ありがとう!』
平次くんが負けるわけないってわかっていても、怪我をしてる平次くんが心配で…
でも、私にできることは平次くんを信じて待つことだから…!
再び屋根を見上げると、西条さんが鞘から小太刀を取り出したところだった。
どうやらその小太刀には即効性のある猛毒が塗ってあるという…
なんて卑怯なの…!
平次くんは西条さんの刀を受け止めながら、そして小太刀を避けながら戦っている。
しかし、攻撃を防ぐ際に西条さんの蹴りを受けた平次くんは屋根を転がり落ちてしまう。
『平次くん!!』
ギリギリのところで刀を屋根の瓦の間に刺し踏みとどまっているけど、いつ落ちても不思議ではない状況で…
「もう逃げられへんやろ…下からは弓で狙てるしな…」
平次くんの元まで降りて来て呟く西条さんの言葉で後ろを振り向くと、平次くんを弓で狙う弟子たちの姿があった。
『コナンくん…!』
「…オマエのことはオレが絶対守ってやっから」
そう言って私の前に立つコナンくん
小さくなっても私を変わらず守ると言ってくれるその姿に胸がぎゅっと締め付けられる。
私がコナンくんの背中を見つめていると、突然足元に落ちていた松明を拾い堀へ向かって投げた。
堀の近くに積み上げられていた木材へと火は燃え移り、あっという間に堀の外にある木にまで炎に包まれた。
弟子たちもかなり動揺しているようで、視線が私たちから炎へと移ったみたい。
弟子たちの焦った声が響いている隙に、私とコナンくんは平次くんの元に移動する。
『コナンくん…どうして?』
「ん?これなら誰か気づいて通報してくれるかもしれないだろ?」
『あっ!!たしかに…!』
ニッと笑って言うコナンくん
あの一瞬でここまで判断して行動できるコナンくんはやっぱりすごい…そう思っていると、頭上から西条さんの声が聞こえた。
「そろそろ決着つけよやないか!!」
「望むところや!!」
2人の声が夜の闇の中に響く。
平次くん…どうか…両手を胸の前で組み平次くんを見つめる。
「瑠璃…服部なら必ず勝つから心配すんな」
『コナンくん…うん…ありがとう!』
平次くんが負けるわけないってわかっていても、怪我をしてる平次くんが心配で…
でも、私にできることは平次くんを信じて待つことだから…!
再び屋根を見上げると、西条さんが鞘から小太刀を取り出したところだった。
どうやらその小太刀には即効性のある猛毒が塗ってあるという…
なんて卑怯なの…!
平次くんは西条さんの刀を受け止めながら、そして小太刀を避けながら戦っている。
しかし、攻撃を防ぐ際に西条さんの蹴りを受けた平次くんは屋根を転がり落ちてしまう。
『平次くん!!』
ギリギリのところで刀を屋根の瓦の間に刺し踏みとどまっているけど、いつ落ちても不思議ではない状況で…
「もう逃げられへんやろ…下からは弓で狙てるしな…」
平次くんの元まで降りて来て呟く西条さんの言葉で後ろを振り向くと、平次くんを弓で狙う弟子たちの姿があった。