迷宮の十字路【完結】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
平次side
「平成の義経は盗賊団のお頭…か…」
ベットに横たわって雑誌を見ていたオレは、起き上がって机の引き出しのなかにある水晶玉を取り出した。
窓の外をみると桜が咲いていて、そういえばあの時もこんな晴れた空やったな…
あの子はどうしてるんやろか…物思いに耽っていると、
「平次いてる!?」
「うわっ!!」
突然現れた和葉に驚いて、手に持っていた水晶玉を落とす。
「アカンやん!!大事なモンなんやろ?これ…」
「そ、そやな!ちゃんとしもとかんとな…」
「平次、出かけるん?」
「ああ!ちょっと調べたいことがあってな!!何か用やったんか?」
「あ、ううん!友呂岐緑地に、みんなで桜見に行かへんかな思て…けど、エエわ…」
「そうかぁ!ほな、行ってくるわ!」
和葉に背を向け部屋を出る。
この後まさか想い人に会うことになるとは思いもせんかった。
***
ーー京都
「やっぱり京都はあたしたち日本人の故郷よね!」
京都駅の真ん中で両手を広げる園子ちゃん
『やっぱり京都はいいよねぇ』
うんうんと頷くと、そうよね!と園子ちゃんが笑顔で振り返る。
「いいか!特別に連れて来てやったんだから、仕事の邪魔すんじゃねーぞ!!」
「はぁい」
今回、京都に来た理由は小五郎さんが山能寺というお寺から依頼を受けたからで、私たちはそれについてきたというわけです。
平次くんには連絡がつかなかったけど、和葉ちゃんには京都に行くことを伝えたからどこかで2人に会えたらいいな。
新一くんと蘭ちゃんと同じくらい2人も大切な私の幼馴染だから。
京都駅を後にして、タクシーに乗り込んだはいいんだけど…
「なーに、ガキンチョ顔真っ赤よ」
「もしかして瑠璃の膝の上乗って照れてるの?」
「ち、違うよ…!」
コナンくんもとい新一くんが私の膝の上に乗って、顔を真っ赤にさせているものだからこっちまで恥ずかしくなってくる…
「瑠璃も顔赤くなってるわよ、コナンくんのが移ったんじゃない?」
『うっ』
「瑠璃まで照れてるのー?相変わらずかわいいわね」
『園子ちゃんまでっ』
「本当、2人ともかわいいわねー」
山能寺につくまで恥ずかしさを紛らわすように、外の移り変わる京都の街並みを眺めていた。
「平成の義経は盗賊団のお頭…か…」
ベットに横たわって雑誌を見ていたオレは、起き上がって机の引き出しのなかにある水晶玉を取り出した。
窓の外をみると桜が咲いていて、そういえばあの時もこんな晴れた空やったな…
あの子はどうしてるんやろか…物思いに耽っていると、
「平次いてる!?」
「うわっ!!」
突然現れた和葉に驚いて、手に持っていた水晶玉を落とす。
「アカンやん!!大事なモンなんやろ?これ…」
「そ、そやな!ちゃんとしもとかんとな…」
「平次、出かけるん?」
「ああ!ちょっと調べたいことがあってな!!何か用やったんか?」
「あ、ううん!友呂岐緑地に、みんなで桜見に行かへんかな思て…けど、エエわ…」
「そうかぁ!ほな、行ってくるわ!」
和葉に背を向け部屋を出る。
この後まさか想い人に会うことになるとは思いもせんかった。
***
ーー京都
「やっぱり京都はあたしたち日本人の故郷よね!」
京都駅の真ん中で両手を広げる園子ちゃん
『やっぱり京都はいいよねぇ』
うんうんと頷くと、そうよね!と園子ちゃんが笑顔で振り返る。
「いいか!特別に連れて来てやったんだから、仕事の邪魔すんじゃねーぞ!!」
「はぁい」
今回、京都に来た理由は小五郎さんが山能寺というお寺から依頼を受けたからで、私たちはそれについてきたというわけです。
平次くんには連絡がつかなかったけど、和葉ちゃんには京都に行くことを伝えたからどこかで2人に会えたらいいな。
新一くんと蘭ちゃんと同じくらい2人も大切な私の幼馴染だから。
京都駅を後にして、タクシーに乗り込んだはいいんだけど…
「なーに、ガキンチョ顔真っ赤よ」
「もしかして瑠璃の膝の上乗って照れてるの?」
「ち、違うよ…!」
コナンくんもとい新一くんが私の膝の上に乗って、顔を真っ赤にさせているものだからこっちまで恥ずかしくなってくる…
「瑠璃も顔赤くなってるわよ、コナンくんのが移ったんじゃない?」
『うっ』
「瑠璃まで照れてるのー?相変わらずかわいいわね」
『園子ちゃんまでっ』
「本当、2人ともかわいいわねー」
山能寺につくまで恥ずかしさを紛らわすように、外の移り変わる京都の街並みを眺めていた。