迷宮の十字路【完結】
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蘭ちゃんだけでなく和葉ちゃんたちも一旦病室を出ていき、中には私とコナンくんと平次くんが残っている。
『私、用事思い出したからちょっとでてくるね?』
事件について考えている2人に声をかけ、病室から出ようとする。
やっぱり犯人に気づかれる前に取りに行った方がいいよね…!
「え?どこに行くんだ?」
『えっと…なるべく早く戻ってくるから大丈夫だよ!』
怪我をしてる平次くんや、コナンくんに心配かけたくなくて言葉を濁してしまう。
きっと昨日の現場に行くって言ったら心配かけてしまうし、怪我しているのに着いていくって言われるかもしれないから。
怪訝な顔をした2人は顔を一度見合わせてから、はぁーとため息を一度吐きわかったと言ってくれた。
「気をつけて行ってこいよ」
「なるべく早う戻ってくるんやで」
『…うん!ありがとう、行ってくるね!』
2人の視線を背中に感じながらも病室を後にする。
途中で会った蘭ちゃんにも出かけることを伝え、梅小路公園へと足を進める。
どうか犯人が気づいていませんようにと祈りながら…
***
梅小路公園に到着し、平次くんを見つけた小川の近くまで歩いていく。
昨日と違って明るい時間だけど、森のなかは人気がなく静かだ。
たしかここら辺に平次くんがいて…犯人がもう少し小川に近いところにいて…
伸びた草をかき分けながら、お面の破片を探す。
『あっ!』
かき分けた草の根元に破片を見つけて思わず声が出る。
良かった…まだ犯人に気づかれてなかったみたい…
ほっとすると同時にこれがあれば犯人を特定できるかもしれないと思い、指紋を付けないよう持っていたハンカチに包みポケットのなかにしまう。
『はやくみんなのところに帰らないと…』
破片に気を取られていた私はこっちをじっと見つめる人影があったことに気づいていなかった…
『私、用事思い出したからちょっとでてくるね?』
事件について考えている2人に声をかけ、病室から出ようとする。
やっぱり犯人に気づかれる前に取りに行った方がいいよね…!
「え?どこに行くんだ?」
『えっと…なるべく早く戻ってくるから大丈夫だよ!』
怪我をしてる平次くんや、コナンくんに心配かけたくなくて言葉を濁してしまう。
きっと昨日の現場に行くって言ったら心配かけてしまうし、怪我しているのに着いていくって言われるかもしれないから。
怪訝な顔をした2人は顔を一度見合わせてから、はぁーとため息を一度吐きわかったと言ってくれた。
「気をつけて行ってこいよ」
「なるべく早う戻ってくるんやで」
『…うん!ありがとう、行ってくるね!』
2人の視線を背中に感じながらも病室を後にする。
途中で会った蘭ちゃんにも出かけることを伝え、梅小路公園へと足を進める。
どうか犯人が気づいていませんようにと祈りながら…
***
梅小路公園に到着し、平次くんを見つけた小川の近くまで歩いていく。
昨日と違って明るい時間だけど、森のなかは人気がなく静かだ。
たしかここら辺に平次くんがいて…犯人がもう少し小川に近いところにいて…
伸びた草をかき分けながら、お面の破片を探す。
『あっ!』
かき分けた草の根元に破片を見つけて思わず声が出る。
良かった…まだ犯人に気づかれてなかったみたい…
ほっとすると同時にこれがあれば犯人を特定できるかもしれないと思い、指紋を付けないよう持っていたハンカチに包みポケットのなかにしまう。
『はやくみんなのところに帰らないと…』
破片に気を取られていた私はこっちをじっと見つめる人影があったことに気づいていなかった…