迷宮の十字路【完結】
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平次side
公園の中に犯人のバイクを見つけブレーキをかける。
「瑠璃!オマエはここにおれ!!エエな!?」
『平次くん!待っ…』
瑠璃の言葉の途中で犯人の逃げたであろう森の中へ駆け出す。
すると森に流れる小川を挟んでさっきのお面の男が立っておって、ソイツはオレに向かって木刀のようなものを投げつけ勝負を挑んできた。
「ふん!オレと勝負しようっちゅうワケか…エエやろ…」
木刀を構える様子もなくだらっとただ持っているだけの男
…何や!?スキだらけやんけ…
「おりゃあぁぁぁっ!!」
勢いよくソイツに向かって木刀を振り下ろすが、籠手を巻いておって逆にソイツに額に一撃をくらってしもうた。
額から一筋の血が流れる。
それからはお面の男の攻撃が絶え間なく襲いかかってきた。
何度も受け止めるが、しまいには待ってた木刀を弾き飛ばされた。
「オマエが桜さん殺害の犯人か!!それやったら同じように…ココ切ってみい!!」
首の頸動脈をみせると、ソイツは持っていた木刀を投げ捨て懐から鋭利な刃物を取り出した。
攻撃を避ける際にポケットを切りつけられ、中から水晶玉の入った巾着袋が飛び出してくる。
その巾着袋を拾おうとしたお面の男を蹴り飛ばし、再びポケットにしまう。
なんで拾うたのか知らんけど、
「これはオマエが欲しがるモンやないでぇ…」
そう言った直後、視界がぼやけ始める。
しもうた…さっきの攻撃のせいか…
お面の男の攻撃を避ける際に、木に背中を打ってまう。
「…くっ!!」
木の根元に座り込んだオレに向かってお面の男が刃物を振り上げる。
刺される…!そう思た時、
『平次くん!!』
瑠璃の声とともになにかが飛んできて、男のお面が少し割れ破片が飛び散る。
『刑事さん!こっちです!!早く来てください!!』
お面の男は刑事が来ると思ったのか落ちていた木刀を拾って走り去っていく。
『平次くん…!ひどい怪我…』
「瑠璃…刑事は…?」
『それは嘘だよ…』
泣きそうなでも、オレを安心させるために必死に笑顔をつくる瑠璃
その姿に愛おしい気持ちがこみあげる。
「アホ…オマエ…どこでそんなもん覚えてん…」
「ホンマ恐ろしい女やのう…」
『平次くん!!』
意識を失う前、最後に聞こえたのは心配そうにオレの名前を呼ぶ瑠璃の声やった…
公園の中に犯人のバイクを見つけブレーキをかける。
「瑠璃!オマエはここにおれ!!エエな!?」
『平次くん!待っ…』
瑠璃の言葉の途中で犯人の逃げたであろう森の中へ駆け出す。
すると森に流れる小川を挟んでさっきのお面の男が立っておって、ソイツはオレに向かって木刀のようなものを投げつけ勝負を挑んできた。
「ふん!オレと勝負しようっちゅうワケか…エエやろ…」
木刀を構える様子もなくだらっとただ持っているだけの男
…何や!?スキだらけやんけ…
「おりゃあぁぁぁっ!!」
勢いよくソイツに向かって木刀を振り下ろすが、籠手を巻いておって逆にソイツに額に一撃をくらってしもうた。
額から一筋の血が流れる。
それからはお面の男の攻撃が絶え間なく襲いかかってきた。
何度も受け止めるが、しまいには待ってた木刀を弾き飛ばされた。
「オマエが桜さん殺害の犯人か!!それやったら同じように…ココ切ってみい!!」
首の頸動脈をみせると、ソイツは持っていた木刀を投げ捨て懐から鋭利な刃物を取り出した。
攻撃を避ける際にポケットを切りつけられ、中から水晶玉の入った巾着袋が飛び出してくる。
その巾着袋を拾おうとしたお面の男を蹴り飛ばし、再びポケットにしまう。
なんで拾うたのか知らんけど、
「これはオマエが欲しがるモンやないでぇ…」
そう言った直後、視界がぼやけ始める。
しもうた…さっきの攻撃のせいか…
お面の男の攻撃を避ける際に、木に背中を打ってまう。
「…くっ!!」
木の根元に座り込んだオレに向かってお面の男が刃物を振り上げる。
刺される…!そう思た時、
『平次くん!!』
瑠璃の声とともになにかが飛んできて、男のお面が少し割れ破片が飛び散る。
『刑事さん!こっちです!!早く来てください!!』
お面の男は刑事が来ると思ったのか落ちていた木刀を拾って走り去っていく。
『平次くん…!ひどい怪我…』
「瑠璃…刑事は…?」
『それは嘘だよ…』
泣きそうなでも、オレを安心させるために必死に笑顔をつくる瑠璃
その姿に愛おしい気持ちがこみあげる。
「アホ…オマエ…どこでそんなもん覚えてん…」
「ホンマ恐ろしい女やのう…」
『平次くん!!』
意識を失う前、最後に聞こえたのは心配そうにオレの名前を呼ぶ瑠璃の声やった…