迷宮の十字路【完結】
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平次side
ーー桜舞う季節、オレは恋をした。
桜の木の下、着物を着た女の子が鞠をついて歌っている。
その姿があまりに綺麗で、思わず見惚れてもうたんや。
まるたけえびすにおしおいけぇ…
よめさんろっかくたこにしきぃ…
しあやぶったかまつまんごじょう…
せったちゃらちゃらうおのたな…
その時、強い風が吹いて思わず目を閉じる。
すぐに目を開けたが、女の子の姿はどこにも見えなくなっていた。
その子のおった場所には、小さな水晶玉が落ちとった。
いつかまた巡り会えると信じて、その水晶玉を握りしめる。
まさか8年後にその子に巡り合うとはこの時は思てへんかった…
ーー桜舞う季節、オレは恋をした。
桜の木の下、着物を着た女の子が鞠をついて歌っている。
その姿があまりに綺麗で、思わず見惚れてもうたんや。
まるたけえびすにおしおいけぇ…
よめさんろっかくたこにしきぃ…
しあやぶったかまつまんごじょう…
せったちゃらちゃらうおのたな…
その時、強い風が吹いて思わず目を閉じる。
すぐに目を開けたが、女の子の姿はどこにも見えなくなっていた。
その子のおった場所には、小さな水晶玉が落ちとった。
いつかまた巡り会えると信じて、その水晶玉を握りしめる。
まさか8年後にその子に巡り合うとはこの時は思てへんかった…
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