平成のシャーロックホームズ
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新一side
蘭のやつコソコソなんか瑠璃に話してるな…
聞こえねぇけど、おそらくミステリーコースターの席のことだろうな。
瑠璃は、オレが蘭のこと好きだとなぜだか思っている。
蘭のことは幼馴染以上の感情はないのにな…オレが好きなのは小さい頃から…
色々考えているとコースターの順番が来て席に座る。
蘭はオレの後ろに座ってコソっと
「がんばれ」
といって笑ってきた。やっぱり蘭にオレの気持ちはバレてたみたいだ。
瑠璃はというと、蘭がオレの後ろに座ったことでオロオロと戸惑っていた。
そんなところもかわいいなと思っちまうオレは、相当らしい。
席をトントンと叩いて、瑠璃にここに座れよと伝えると、最初は戸惑っていたがすぐに笑顔になり座ってきた。
くそ…かわいいな…
顔が赤くなるのを隠すためにホームズの勇姿について喋る。
やっぱりホームズの話をすると落ち着くな…
ホームズの話を聞かせていると、いつもは笑顔で聞いてくれる瑠璃が少し寂しそうな顔をしていた。
どうしたのか聞こうとすると、
『私、新一くんとトロピカルランド来るのずっと楽しみにしてたの。新一くんは、同じ気持ちじゃなかった…?』
背の低い瑠璃とは座ってもそれなりに身長差はあって…
いつもよりも近い距離で見上げられていきなり言われたものだから、戸惑ってしまった。
「あ、あ、あのさ…じ、実はオレも…」
咄嗟に出た言葉は詰まっちまった。
かっこ悪りぃ…オレも同じ気持ちだって言いたかったのに
『うそだよっ!新一くんがホームズばっかりだから、ついついいじわるなこと言っちゃった。ごめんね。』
そういって、ふふっと笑顔で微笑んできた瑠璃
揶揄われたことに対して何か言おうと思ったが、瑠璃に寂しい思いさせたのかと思い何も言えずにいると、コースターの発車の合図がかかった。
コースターが徐々に上がってきててっぺんに近づいた時、
『でもね…楽しみにしてたのはほんとだよ!』
「え?」
急に瑠璃がこっちを向いて言ってきたことに、驚いて上手く反応できなかった。
だって、あまりにかわいいことをかわいい笑顔で言うんだから反則すぎるだろ…
思わず顔を背けてしまうが、瑠璃がオレの手を握ってきたことに驚きすぐに顔を戻す。
しかし、瑠璃は怖いのか目をギュッと瞑っていた。
いや、むしろ瞑ってくれていてよかった。
オレの真っ赤になった顔見られなくて済んだんだから
コースターの音がかき消されるほど心臓の音が高鳴っている。
瑠璃の一挙手一投足に翻弄されているオレは心底瑠璃のとりこなんだろう。
蘭のやつコソコソなんか瑠璃に話してるな…
聞こえねぇけど、おそらくミステリーコースターの席のことだろうな。
瑠璃は、オレが蘭のこと好きだとなぜだか思っている。
蘭のことは幼馴染以上の感情はないのにな…オレが好きなのは小さい頃から…
色々考えているとコースターの順番が来て席に座る。
蘭はオレの後ろに座ってコソっと
「がんばれ」
といって笑ってきた。やっぱり蘭にオレの気持ちはバレてたみたいだ。
瑠璃はというと、蘭がオレの後ろに座ったことでオロオロと戸惑っていた。
そんなところもかわいいなと思っちまうオレは、相当らしい。
席をトントンと叩いて、瑠璃にここに座れよと伝えると、最初は戸惑っていたがすぐに笑顔になり座ってきた。
くそ…かわいいな…
顔が赤くなるのを隠すためにホームズの勇姿について喋る。
やっぱりホームズの話をすると落ち着くな…
ホームズの話を聞かせていると、いつもは笑顔で聞いてくれる瑠璃が少し寂しそうな顔をしていた。
どうしたのか聞こうとすると、
『私、新一くんとトロピカルランド来るのずっと楽しみにしてたの。新一くんは、同じ気持ちじゃなかった…?』
背の低い瑠璃とは座ってもそれなりに身長差はあって…
いつもよりも近い距離で見上げられていきなり言われたものだから、戸惑ってしまった。
「あ、あ、あのさ…じ、実はオレも…」
咄嗟に出た言葉は詰まっちまった。
かっこ悪りぃ…オレも同じ気持ちだって言いたかったのに
『うそだよっ!新一くんがホームズばっかりだから、ついついいじわるなこと言っちゃった。ごめんね。』
そういって、ふふっと笑顔で微笑んできた瑠璃
揶揄われたことに対して何か言おうと思ったが、瑠璃に寂しい思いさせたのかと思い何も言えずにいると、コースターの発車の合図がかかった。
コースターが徐々に上がってきててっぺんに近づいた時、
『でもね…楽しみにしてたのはほんとだよ!』
「え?」
急に瑠璃がこっちを向いて言ってきたことに、驚いて上手く反応できなかった。
だって、あまりにかわいいことをかわいい笑顔で言うんだから反則すぎるだろ…
思わず顔を背けてしまうが、瑠璃がオレの手を握ってきたことに驚きすぐに顔を戻す。
しかし、瑠璃は怖いのか目をギュッと瞑っていた。
いや、むしろ瞑ってくれていてよかった。
オレの真っ赤になった顔見られなくて済んだんだから
コースターの音がかき消されるほど心臓の音が高鳴っている。
瑠璃の一挙手一投足に翻弄されているオレは心底瑠璃のとりこなんだろう。