小さくなった名探偵
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コナンside
月明かりに照らされる道を3人で歩く。
蘭がおっちゃんに電話するらしく少し離れたところに行き、瑠璃と2人になる。
『ねぇ、コナンくん?』
「え?あ?うん…なーに?瑠璃ねーちゃん!!」
『コナンくんは好きな子いる?』
まだ瑠璃の呼び方に慣れないなと思っていると、予想外の質問をされ思わず反応が遅くなる。
いきなりそんなこと聞くなんてどうしたんだ?
『ほら!気になる子とか学校にいない?』
「い、いないよそんな子…」
オレが好きなのは昔から…
『わたしはいるよ』
「へー…それ、ひょっとして…さっき探してた新一って兄ちゃんのことじゃないの?」
冗談と期待の入り混じる気持ちで聞いてみる。
『そうだよ!』
「え…」
『小さい頃からちょっぴりいじわるだけど優しくて、いざというときに頼りになって、勇気があって…かっこよくて…いっぱい素敵なところがあるの…!』
『蘭ちゃんもね、新一くんと同じでいつも優しくて、強くて、かっこよくて…憧れなんだぁ
私ね、新一くんと蘭ちゃんがだーい好き!!』
は、反則だろ…オレだけじゃなくて蘭のことも言ってるのはわかっているけど、大好きと言われて嬉しくないわけがない。
オレだって瑠璃の誰にでも優しくて、泣き虫だけど勇気があって、一緒にいるだけで温かい気持ちになって、か、かわいくて…そんなところが大好きだ。
『でも、このこと新一くんと蘭ちゃんには秘密にしててね!恥ずかしいから…』
「う、うん…」
嬉しさと恥ずかしさで顔が真っ赤になり、下を向いたまま返事をする。
『コナンくんには2人には面と向かって言えないことも言えちゃう…なんでだろうね?』
瑠璃…
「あのさ…瑠璃…じ、実は…オレ…」
さっきはドアにかき消されたオレの言葉。
「ほ、本当は…」
『ん?』
「2人とも待たせてごめんね!」
工藤新一本人なんだというオレの言葉は音になることなかった。
『ううん、全然大丈夫だよ!ねぇ、コナンくんさっきは何て言おうとしたの?』
「えっ、あっ…なんでもないよ!」
瑠璃が危険な目に合う可能性があるのに、言っちまうところだった…蘭には2回も助けられたぜ…
月明かりに照らされる道を3人で歩く。
蘭がおっちゃんに電話するらしく少し離れたところに行き、瑠璃と2人になる。
『ねぇ、コナンくん?』
「え?あ?うん…なーに?瑠璃ねーちゃん!!」
『コナンくんは好きな子いる?』
まだ瑠璃の呼び方に慣れないなと思っていると、予想外の質問をされ思わず反応が遅くなる。
いきなりそんなこと聞くなんてどうしたんだ?
『ほら!気になる子とか学校にいない?』
「い、いないよそんな子…」
オレが好きなのは昔から…
『わたしはいるよ』
「へー…それ、ひょっとして…さっき探してた新一って兄ちゃんのことじゃないの?」
冗談と期待の入り混じる気持ちで聞いてみる。
『そうだよ!』
「え…」
『小さい頃からちょっぴりいじわるだけど優しくて、いざというときに頼りになって、勇気があって…かっこよくて…いっぱい素敵なところがあるの…!』
『蘭ちゃんもね、新一くんと同じでいつも優しくて、強くて、かっこよくて…憧れなんだぁ
私ね、新一くんと蘭ちゃんがだーい好き!!』
は、反則だろ…オレだけじゃなくて蘭のことも言ってるのはわかっているけど、大好きと言われて嬉しくないわけがない。
オレだって瑠璃の誰にでも優しくて、泣き虫だけど勇気があって、一緒にいるだけで温かい気持ちになって、か、かわいくて…そんなところが大好きだ。
『でも、このこと新一くんと蘭ちゃんには秘密にしててね!恥ずかしいから…』
「う、うん…」
嬉しさと恥ずかしさで顔が真っ赤になり、下を向いたまま返事をする。
『コナンくんには2人には面と向かって言えないことも言えちゃう…なんでだろうね?』
瑠璃…
「あのさ…瑠璃…じ、実は…オレ…」
さっきはドアにかき消されたオレの言葉。
「ほ、本当は…」
『ん?』
「2人とも待たせてごめんね!」
工藤新一本人なんだというオレの言葉は音になることなかった。
『ううん、全然大丈夫だよ!ねぇ、コナンくんさっきは何て言おうとしたの?』
「えっ、あっ…なんでもないよ!」
瑠璃が危険な目に合う可能性があるのに、言っちまうところだった…蘭には2回も助けられたぜ…