マルティナ様のお料理地獄♡
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「ちょっと待ちなさいアナタたち」
制止の声は、ここにいないはずの人のものだった。
振り向くとそこには顔を赤く青くした、明らかに具合のよくない病人が立っている。
「シルビアさん!寝てなきゃだめじゃないですか!」
「ありがとう、エルザちゃん。
…これでもアタシはみんなの中ではマシな方だし、ホントはお水を貰いに来ただけのつもりだったのよ」
「言ってくれれば持ってったのに。っていうか含みのある言い方ね」
マルティナさんがやや不機嫌そうに訊ねる。頼りにしてもらえなかったのが気に食わなかったのだろうか。
「…聞き捨てならない言葉が飛び出したからついよ、つい」
それに対してシルビアさんも謎の解答をする。
高熱とか出ていて、頭がうまく働かないのだろうか?本当に心配になってきた。
「シルビアさん大丈夫なの?顔色悪いよ」
「大丈夫よ。顔色が悪いとしたら精神的なストレスよ…ねえ?」
ぬっと幽鬼のように現れた巨人。
グレイグさまのいつもの堂々たる雰囲気はどこへやら。どことなく、かなり覚束ない足取り。
「グレイグ!?あなた死にそうになってない?どうしよう、今からでも診療所に連れて行った方が」
明らかに病状が悪化しているらしい。
さすがのマルティナさんも半分パニックになりながら心配している。
しかし、グレイグさまはきっぱりと否定した。
「私も悪化はしておりません。ただの精神的なストレスです」
そういって胃の辺りを擦る。
どうやら半ば癖になっているらしい。
シルビアさんはそれを見届けてから説明を始める。
「グレイグも具合は他のみんなよりマシなくらいよ。
だから手伝わせてるんだけど…いや、そんなことはどうだっていいの」
症状は軽い部類とはいえ、なるべく喋りたくないのだろう。
シルビアさんは言葉を打ち切り、本題に入る。
「二人ともお料理してくれるのは嬉しいんだけど…お願い、とらおとこの肝はやめてちょうだいとらおとこの肝は」
ちゃんをつける余裕もないようだ。
「なんで?」
「病人には…いや健康体でもヘビーすぎるわよ」
「そもそも食い物ではない」
珍しくシルビアさんにストレートに助け舟をグレイグさまは出す。
するとマルティナさんも黙っていなかった。
自分よりずっと大きな相手を睨みつけ、強気に反論する。
「私の飯が食べられないっていうの?」
「それは…」
「待ってマルティナちゃん、そういう問題じゃないわ。そもそもあなたたちはとらおとこの肝なんて食べられるの?」
シルビアさんの問い。
食べたことはないけれど…。
私たちは顔を見合わせて、揃って反論。
「好き嫌いはだめってロウ様に教わったわよ」
「好き嫌いなんかできない環境で育ちました」
身分も生き方も違うが、マルティナさんも私も、幼い頃からそれなりに清く正しく逞しくやってきたのだ。なめないでほしかった。
「そう…わかったわ」
シルビアさんは諦めたように嘆息する。
普段あれだけがんばっているのだから、こういう時くらい頼ってほしい。甘えてほしい。
きっとマルティナさんもそんな気持ちだと思う。
が、そんな私たちの思いをよそにシルビアさんはかまえる。
「説得する気力もないし…どうやら実力行使しかないみたいね。やるわよグレイグ」
「そうだな…色んな意味で気は進まんが」
そんなことを零しながらも、グレイグさまも彼の言うがままに戦闘態勢を取る。
「このままだと死人がでるわ。大人しくしててもらうわよ」
そんな宣戦布告に、マルティナさんは悪魔のような笑みを浮かべる。
「…こちらは健康体二人っていうのに。上等よ!かまえなさい、エルザ。負けちゃいられないわ!」
「え?…え?」
「二人が暴れて、病状悪化しちゃったらどうするの。気は進まないけど、止めなきゃ」
言葉の割にうきうきとマルティナさんは言うが、正論だ。
病人なんてしっかり看病されて、完治に向けて眠っていれば良いのだ。
なぜ私たちよりも年が上のこの二人はそれを拒否するのだろうか。まったく度し難い話だった。
「それもそうね。大丈夫…なるべく苦しまないようにするから」
「エルザちゃんそれ殺し文句(物理)」
そんなことを言いながら一番最初に動き始めたのはシルビアさんだ。
「…ってヤダもうツッコんじゃったわ。いつものクセねっ!!」
そこからが速かった。病人のくせに。
私の油断もあったのかも知れない。
いずれにしても、彼に背後にまわられてなお、反応が一切できなかった。
…即座に何かで打ち据えられたからだ。
「くぅううううっ!?」
ばしんとあまりにも小気味よい音が、自分の身体から発せられたことが信じられなかった。
骨身にしみる激痛。思わず悲鳴があがる。
しかも痛いばかりでない。どこか痺れるような感覚に襲われ立っていられなくなり、前のめりに倒れる。
「ゴリアテ、それは…」
「乗馬鞭よ。寝ぼけて持って来ちゃってたんだけど、まさか役に立つとはね」
なんとか顔をかばい打たずにはすんだが、その方がマシだったのかも知れない。
乗馬鞭で打たれた苦痛と、屈辱感が刻み込まれ、おまけに謎の脳の痺れ。
ただ痛いだけならまだ良かった。
問題はそれらがぐちゃぐちゃに混ざりあい、なんとも言えない何か禍々しい感覚に進化しつつあることだ。
「シルビア!あなたたちがどんな変態プレイをしてようと口は出さないけど!」
ねむり打ちで眠りこそしなかったものの動けない私をかばうように、今度はマルティナさんが前に出る。
「マゾ調教はよそでやってくれる!?」
謎の沸点。朦朧とする意識でも何言ってんだこいつと心から思わせてくれる。
マルティナさんは腰を大きく捻りシルビアさんを蹴り飛ばしたかと思うと、その足を軸に回転。今度はグレイグさまに回し蹴りを食らわせる。
「させません!」
勢いも乗って強烈であるはずのそれを、しかしグレイグさまは化物じみた反応で防御しきった。
マルティナさんは分が悪いと判断したのか一度下がる。そして。
「ならこれはどうかしら?」
悪魔化。邪悪な炎から生まれた最凶のバニーは、多分邪神よりも恐い笑みを浮かべる。
「受けて…立ちましょう」
いろんな意味でいよいよ余裕がないのだろう。
グレイグさまの声は掠れていた。
というか誰もここまでするとは思わなかったわけだが。
厨房で始まる化け物同士の肉弾戦。
迂闊に渦中に入ったら火傷ではすまないだろう。
「わたし、も…」
とはいえ。
マルティナさんの足を引っ張るのは勘弁だ。
彼女と約束したじゃないか、みんなを看病するのをお手伝いするって。
料理はただのその一環。
小悪魔の良心を、私は大事にしたかった。
だから…。
「おやめなさい、エルザちゃん。もうアナタが手出しできる領域じゃなくてよ」
起き上がろうとする私を、上から言葉で制する人がいる。
一度言われた通りに起き上がるのはやめ、顔だけ少し持ち上げる。
「シル…ビアさん」
彼にいつものような楽しげで優しい微笑みがないのは、ひとえに調子が悪いからで。
私はそんなシルビアさんが心配になって、望まない戦いに臨んだのになんでこんなことになったのか。
「私はただ、みんなに元気になってほしくて…」
「エルザちゃん…」
「マルティナさんと同じ気持ちで…だから私、協力したくなったの」
だから。私は言葉を切って今一度立ち上がることを試みる。
マルティナさんががんばると言ったのに、私ががんばらないでどうするのだ。
身体に力を無理矢理に込める。
今まで割と根性論で生きてきたわけだが、なんだかんだで今回もいけそうなのが恐ろしい。
そういえばもう何年も風邪など引いたことがなかった。
「ねむり打ちが効いているでしょうに、無茶するわね。
エルザちゃんのそういうところ、アタシは好きだけど…今回ばかりは話は別よ」
シルビアさんは淡々と述べると、もう一度私を乗馬鞭で打った。
「んぁあっ!」
先ほどと同じく激しい痛み。謎の痺れ。
奥の方にあるけれど、わかってはいけなさそうな、何か。
混沌とした感覚は、朦朧とした意識では決して処理できない。
シルビアさんの声だけが、神託のように耳に残る。
「ごめんなさいね。アタシ本当にしんどいから、今日だけはあまり気を使えないの。
だからこれ以上抵抗するって言うのなら、そのぶんいくらでも打ってあげる」
「シルビア…さ…」
「大丈夫よ。大事な大事なエルザちゃんだもの。どれだけ手もとが狂っても、痣一つ絶対に残さないわ」
自信と優しさにその言葉も満ちていた。
普段と違う元気はなく、若干しゃがれた声だけれど、そこは何も変わらない。
ただ一つ、現状を楽しんでいるようなニュアンスは朦朧とする意識でも感じ取れた。
「もっとも、目覚めちゃう方が先かしら?――うふふ。それならそれでアタシ得」
ただ、それ以降のことはもはや何もわからなかった。ねむり打ちが完全に意識を蝕んだから。
半数が絶不調の病人だというのに真っ先に脱落するなんて、まったく情けないなあと悔しさとマルティナさんへの申し訳なさを抱いて意識を手放す。
「アラヤダしばり打ちあたりにしとくんだったわ。…なんて冗談よ。ゆっくりおやすみなさい」
制止の声は、ここにいないはずの人のものだった。
振り向くとそこには顔を赤く青くした、明らかに具合のよくない病人が立っている。
「シルビアさん!寝てなきゃだめじゃないですか!」
「ありがとう、エルザちゃん。
…これでもアタシはみんなの中ではマシな方だし、ホントはお水を貰いに来ただけのつもりだったのよ」
「言ってくれれば持ってったのに。っていうか含みのある言い方ね」
マルティナさんがやや不機嫌そうに訊ねる。頼りにしてもらえなかったのが気に食わなかったのだろうか。
「…聞き捨てならない言葉が飛び出したからついよ、つい」
それに対してシルビアさんも謎の解答をする。
高熱とか出ていて、頭がうまく働かないのだろうか?本当に心配になってきた。
「シルビアさん大丈夫なの?顔色悪いよ」
「大丈夫よ。顔色が悪いとしたら精神的なストレスよ…ねえ?」
ぬっと幽鬼のように現れた巨人。
グレイグさまのいつもの堂々たる雰囲気はどこへやら。どことなく、かなり覚束ない足取り。
「グレイグ!?あなた死にそうになってない?どうしよう、今からでも診療所に連れて行った方が」
明らかに病状が悪化しているらしい。
さすがのマルティナさんも半分パニックになりながら心配している。
しかし、グレイグさまはきっぱりと否定した。
「私も悪化はしておりません。ただの精神的なストレスです」
そういって胃の辺りを擦る。
どうやら半ば癖になっているらしい。
シルビアさんはそれを見届けてから説明を始める。
「グレイグも具合は他のみんなよりマシなくらいよ。
だから手伝わせてるんだけど…いや、そんなことはどうだっていいの」
症状は軽い部類とはいえ、なるべく喋りたくないのだろう。
シルビアさんは言葉を打ち切り、本題に入る。
「二人ともお料理してくれるのは嬉しいんだけど…お願い、とらおとこの肝はやめてちょうだいとらおとこの肝は」
ちゃんをつける余裕もないようだ。
「なんで?」
「病人には…いや健康体でもヘビーすぎるわよ」
「そもそも食い物ではない」
珍しくシルビアさんにストレートに助け舟をグレイグさまは出す。
するとマルティナさんも黙っていなかった。
自分よりずっと大きな相手を睨みつけ、強気に反論する。
「私の飯が食べられないっていうの?」
「それは…」
「待ってマルティナちゃん、そういう問題じゃないわ。そもそもあなたたちはとらおとこの肝なんて食べられるの?」
シルビアさんの問い。
食べたことはないけれど…。
私たちは顔を見合わせて、揃って反論。
「好き嫌いはだめってロウ様に教わったわよ」
「好き嫌いなんかできない環境で育ちました」
身分も生き方も違うが、マルティナさんも私も、幼い頃からそれなりに清く正しく逞しくやってきたのだ。なめないでほしかった。
「そう…わかったわ」
シルビアさんは諦めたように嘆息する。
普段あれだけがんばっているのだから、こういう時くらい頼ってほしい。甘えてほしい。
きっとマルティナさんもそんな気持ちだと思う。
が、そんな私たちの思いをよそにシルビアさんはかまえる。
「説得する気力もないし…どうやら実力行使しかないみたいね。やるわよグレイグ」
「そうだな…色んな意味で気は進まんが」
そんなことを零しながらも、グレイグさまも彼の言うがままに戦闘態勢を取る。
「このままだと死人がでるわ。大人しくしててもらうわよ」
そんな宣戦布告に、マルティナさんは悪魔のような笑みを浮かべる。
「…こちらは健康体二人っていうのに。上等よ!かまえなさい、エルザ。負けちゃいられないわ!」
「え?…え?」
「二人が暴れて、病状悪化しちゃったらどうするの。気は進まないけど、止めなきゃ」
言葉の割にうきうきとマルティナさんは言うが、正論だ。
病人なんてしっかり看病されて、完治に向けて眠っていれば良いのだ。
なぜ私たちよりも年が上のこの二人はそれを拒否するのだろうか。まったく度し難い話だった。
「それもそうね。大丈夫…なるべく苦しまないようにするから」
「エルザちゃんそれ殺し文句(物理)」
そんなことを言いながら一番最初に動き始めたのはシルビアさんだ。
「…ってヤダもうツッコんじゃったわ。いつものクセねっ!!」
そこからが速かった。病人のくせに。
私の油断もあったのかも知れない。
いずれにしても、彼に背後にまわられてなお、反応が一切できなかった。
…即座に何かで打ち据えられたからだ。
「くぅううううっ!?」
ばしんとあまりにも小気味よい音が、自分の身体から発せられたことが信じられなかった。
骨身にしみる激痛。思わず悲鳴があがる。
しかも痛いばかりでない。どこか痺れるような感覚に襲われ立っていられなくなり、前のめりに倒れる。
「ゴリアテ、それは…」
「乗馬鞭よ。寝ぼけて持って来ちゃってたんだけど、まさか役に立つとはね」
なんとか顔をかばい打たずにはすんだが、その方がマシだったのかも知れない。
乗馬鞭で打たれた苦痛と、屈辱感が刻み込まれ、おまけに謎の脳の痺れ。
ただ痛いだけならまだ良かった。
問題はそれらがぐちゃぐちゃに混ざりあい、なんとも言えない何か禍々しい感覚に進化しつつあることだ。
「シルビア!あなたたちがどんな変態プレイをしてようと口は出さないけど!」
ねむり打ちで眠りこそしなかったものの動けない私をかばうように、今度はマルティナさんが前に出る。
「マゾ調教はよそでやってくれる!?」
謎の沸点。朦朧とする意識でも何言ってんだこいつと心から思わせてくれる。
マルティナさんは腰を大きく捻りシルビアさんを蹴り飛ばしたかと思うと、その足を軸に回転。今度はグレイグさまに回し蹴りを食らわせる。
「させません!」
勢いも乗って強烈であるはずのそれを、しかしグレイグさまは化物じみた反応で防御しきった。
マルティナさんは分が悪いと判断したのか一度下がる。そして。
「ならこれはどうかしら?」
悪魔化。邪悪な炎から生まれた最凶のバニーは、多分邪神よりも恐い笑みを浮かべる。
「受けて…立ちましょう」
いろんな意味でいよいよ余裕がないのだろう。
グレイグさまの声は掠れていた。
というか誰もここまでするとは思わなかったわけだが。
厨房で始まる化け物同士の肉弾戦。
迂闊に渦中に入ったら火傷ではすまないだろう。
「わたし、も…」
とはいえ。
マルティナさんの足を引っ張るのは勘弁だ。
彼女と約束したじゃないか、みんなを看病するのをお手伝いするって。
料理はただのその一環。
小悪魔の良心を、私は大事にしたかった。
だから…。
「おやめなさい、エルザちゃん。もうアナタが手出しできる領域じゃなくてよ」
起き上がろうとする私を、上から言葉で制する人がいる。
一度言われた通りに起き上がるのはやめ、顔だけ少し持ち上げる。
「シル…ビアさん」
彼にいつものような楽しげで優しい微笑みがないのは、ひとえに調子が悪いからで。
私はそんなシルビアさんが心配になって、望まない戦いに臨んだのになんでこんなことになったのか。
「私はただ、みんなに元気になってほしくて…」
「エルザちゃん…」
「マルティナさんと同じ気持ちで…だから私、協力したくなったの」
だから。私は言葉を切って今一度立ち上がることを試みる。
マルティナさんががんばると言ったのに、私ががんばらないでどうするのだ。
身体に力を無理矢理に込める。
今まで割と根性論で生きてきたわけだが、なんだかんだで今回もいけそうなのが恐ろしい。
そういえばもう何年も風邪など引いたことがなかった。
「ねむり打ちが効いているでしょうに、無茶するわね。
エルザちゃんのそういうところ、アタシは好きだけど…今回ばかりは話は別よ」
シルビアさんは淡々と述べると、もう一度私を乗馬鞭で打った。
「んぁあっ!」
先ほどと同じく激しい痛み。謎の痺れ。
奥の方にあるけれど、わかってはいけなさそうな、何か。
混沌とした感覚は、朦朧とした意識では決して処理できない。
シルビアさんの声だけが、神託のように耳に残る。
「ごめんなさいね。アタシ本当にしんどいから、今日だけはあまり気を使えないの。
だからこれ以上抵抗するって言うのなら、そのぶんいくらでも打ってあげる」
「シルビア…さ…」
「大丈夫よ。大事な大事なエルザちゃんだもの。どれだけ手もとが狂っても、痣一つ絶対に残さないわ」
自信と優しさにその言葉も満ちていた。
普段と違う元気はなく、若干しゃがれた声だけれど、そこは何も変わらない。
ただ一つ、現状を楽しんでいるようなニュアンスは朦朧とする意識でも感じ取れた。
「もっとも、目覚めちゃう方が先かしら?――うふふ。それならそれでアタシ得」
ただ、それ以降のことはもはや何もわからなかった。ねむり打ちが完全に意識を蝕んだから。
半数が絶不調の病人だというのに真っ先に脱落するなんて、まったく情けないなあと悔しさとマルティナさんへの申し訳なさを抱いて意識を手放す。
「アラヤダしばり打ちあたりにしとくんだったわ。…なんて冗談よ。ゆっくりおやすみなさい」