ウクライナのひまわり(高校生モクバ夢)
放課後の夕暮れ。ソフィヤは音楽室でひとり、ミュートをつけたヴァイオリンを奏で、ヴァイオリンの練習をしていると、音楽室の扉が開いた。
「なんだよ、まだ帰ってなかったのか?」
「モクバ!アナタもまだ帰ってナイだったノ?部活、入ってないデショ?」
「え…あ、いや…それは…。(言えねぇ…"一緒に帰りたかったから待ってた"とか、恥ずかし過ぎて言えねぇ……)」
顔を真っ赤にしながら、モクバは無愛想にそう言うと、通学バッグを窓際の席にテキトーに置いてそのまま席に着いた。
「モクバ、何かPlayあげるヨ!何がイイ?…Oh、でもバッハのシャコンヌはさっきPlayシタだかラ、それ以外ネ!」
ソフィヤがウクライナ語訛りのたどたどしい日本語でモクバに言った。
モクバはソフィヤがまだ日本語を勉強中とはいえ、その日本語の怪しさに思わず吹き出しそうになるのを必死に堪えていた。
「ふっ…ククク………マジでもう少し単語を覚えた方がいいんじゃないか?(ヤバイ、マジで可愛すぎて俺が死にそう…)」
「Oh…日本語ガ難しい過ぎるンだヨ…。But、デモ私日本語を上手に話セルようになりたいダカラ頑張るヨ!」
「(日本語よりウクライナ語の方が難しいってーの!)…まあ日本語の勉強なら俺も協力してやるから、ちゃんと勉強しろよな!」
モクバはそう言うとスマホを出すと、ソフィヤにヴァイオリンの曲をリクエストした。
パガニーニのカプリス24番や、ラ・カンパネラ、モンティのチャルダッシュなどといったヴァイオリンの超絶技巧曲ばかりだったが、ソフィヤはそれらを楽しそうに微笑みながら、モクバの前で弾いて見せた。
「…す、凄いなお前……」
「驚いたデショ?全部難シイ曲ばかりだったケド ……私、一生懸命弾いたヨ。……届いてたらイイな、 私ノ…タマシイの音。」
「っ……!(届きすぎて、俺のメインフレームがオーバーヒート寸前だっつの……!!) あ、ああ。……悪くない。……っていうか、お前何でそんなに弾けるんだよ……普段の『天然(ノーガード)』な姿からはマジで想像もつかねぇ……。」
モクバがそう言うと、ソフィヤは首をかしげた。
「……テンネン? ……あ! 天使のコト? アリガトウ、モクバ!あなたは本当にromanticistネ!」
「(……違う! 全然違うけど、もういい!!) ……そうだよ! 俺は……ロマンチストな副社長なんだよッ!! ほら、そろそろ帰るぞ!!」
モクバの「6年越しの想い」はソフィヤのバイオリンという新しい「旋律」でさらに深まっていくのであった……。
「なんだよ、まだ帰ってなかったのか?」
「モクバ!アナタもまだ帰ってナイだったノ?部活、入ってないデショ?」
「え…あ、いや…それは…。(言えねぇ…"一緒に帰りたかったから待ってた"とか、恥ずかし過ぎて言えねぇ……)」
顔を真っ赤にしながら、モクバは無愛想にそう言うと、通学バッグを窓際の席にテキトーに置いてそのまま席に着いた。
「モクバ、何かPlayあげるヨ!何がイイ?…Oh、でもバッハのシャコンヌはさっきPlayシタだかラ、それ以外ネ!」
ソフィヤがウクライナ語訛りのたどたどしい日本語でモクバに言った。
モクバはソフィヤがまだ日本語を勉強中とはいえ、その日本語の怪しさに思わず吹き出しそうになるのを必死に堪えていた。
「ふっ…ククク………マジでもう少し単語を覚えた方がいいんじゃないか?(ヤバイ、マジで可愛すぎて俺が死にそう…)」
「Oh…日本語ガ難しい過ぎるンだヨ…。But、デモ私日本語を上手に話セルようになりたいダカラ頑張るヨ!」
「(日本語よりウクライナ語の方が難しいってーの!)…まあ日本語の勉強なら俺も協力してやるから、ちゃんと勉強しろよな!」
モクバはそう言うとスマホを出すと、ソフィヤにヴァイオリンの曲をリクエストした。
パガニーニのカプリス24番や、ラ・カンパネラ、モンティのチャルダッシュなどといったヴァイオリンの超絶技巧曲ばかりだったが、ソフィヤはそれらを楽しそうに微笑みながら、モクバの前で弾いて見せた。
「…す、凄いなお前……」
「驚いたデショ?全部難シイ曲ばかりだったケド ……私、一生懸命弾いたヨ。……届いてたらイイな、 私ノ…タマシイの音。」
「っ……!(届きすぎて、俺のメインフレームがオーバーヒート寸前だっつの……!!) あ、ああ。……悪くない。……っていうか、お前何でそんなに弾けるんだよ……普段の『天然(ノーガード)』な姿からはマジで想像もつかねぇ……。」
モクバがそう言うと、ソフィヤは首をかしげた。
「……テンネン? ……あ! 天使のコト? アリガトウ、モクバ!あなたは本当にromanticistネ!」
「(……違う! 全然違うけど、もういい!!) ……そうだよ! 俺は……ロマンチストな副社長なんだよッ!! ほら、そろそろ帰るぞ!!」
モクバの「6年越しの想い」はソフィヤのバイオリンという新しい「旋律」でさらに深まっていくのであった……。