フレンド
兄弟のことを、嫌いだと思ったことはなかった。ずっと一緒に頑張ってきて、性格や価値観の相違はもちろんあったけれど、それでも平等に大好きで大切だと思っていたし、今でもそう思っている。みんなもきっとそう思ってくれているはずだ。
だけれども、と夢は思う。
「僕って、やっぱり人望ないのかなぁ」
「…突然来てどうしたのかと思ったら、第一声が随分だなぁ」
膝を抱えてソファに座る夢の言葉に、客人を迎え入れた提督は苦笑を返した。
普段、あちらの4兄弟が提督たちの元へ来ることはそんなにない。それは逆もしかり。しかし双方のオリジナルに最も近い、もしくは特別な立ち位置にいる提督と夢は、その中でも割と交流がある方だった。とはいえ、だいたいはこうやって夢が提督を訪ねることが多いのだが。
ディレクターが置いて行ってくれたコーヒーを飲みながら、また他の兄弟に何か言われたのかなと呑気に思う。夢が提督を訪ねる原因は、いつだって夢の他の兄弟たちだった。
ミートミッキーを家とする4兄弟で、長男的立ち位置にいるのが夢だった。他には少々かなり子供っぽいウィリー、同じく子供っぽくて自由奔放な弟子、そしてだいたいいつも機嫌が悪そうに見える怒りっぽい大演の3人がいる。感情の起伏が激しいわけでもなく、能動が幼いわけでもなく、いたって平凡でオリジナルに最も近い夢は、その兄弟の中で恐らく一番まとも、真面目という言葉が合う存在だった。
ここまで言えばなんとなく察しはつくかもしれないが、夢以外の3人は、基本的に、良い言い方をすれば自由で、悪い言い方をすれば、やんちゃ、もしくは我儘といったところだった。つまるところだいたいのしわ寄せというものは夢に来るのである。
やれあれがしたいこれが見たいお腹が空いた掃除してえとせとらエトセトラ。文句を言いながらも毎度うっかり要望を叶えてしまう夢は、こうして時々限界が来ると提督の元に逃げてくるのだった。
「僕は保護者でもないし家政婦でもないし、僕だってやりたいことあるし、でもみんなわがままばっかで、僕の言うこと聞いてくれないし」
「まぁあのメンツじゃあ大変だろうね」
「いいなぁ、提督は提督自身が大人っぽいし、ディレもそうだし、みんな平和そう」
「そこで大人しそうと言わないあたりに君の限界度を感じるよ」
夢は抱えていた膝を下ろし、こちらもディレクターが持ってきてくれていた紅茶を一口飲む。ディレクターが淹れてくれる紅茶はいつも美味しい。彼は相手を喜ばせることに関して誰にも負けないのだ。ばっちり好みを把握されている。
いいなぁと、もう一度思う。家ではお茶を淹れたりするのは専ら夢の役割で、誰かに労わってもらうということは少なかった。本当に少しだけ、羨ましいなとも思う。
「でも、こっちがいいとは思わないんでしょ?」
「…そりゃぁ、そうだけど」
夢は、兄弟が嫌いなわけじゃない。一番大切で、何にも代えられないものだ。我儘を言ってくれるのも頼られているようで嬉しいと思う。だけどこちらにだって感情はあるし限界もあるので、耐えられない瞬間というのがどうしても来てしまうのだ。代わってほしいのではなく、ただただ一人で休みたいと思う時が、どうしても。
「今頃探してるんじゃないかなぁ」
「今戻ったら絶対大演の機嫌悪いじゃん…やだな、今日泊まっていい?」
「だめだよ今日は兄弟みんなで寝るから」
「君そういうとこあるよね」
自他ともに認めるブラコンである提督は、よっぽど兄弟全員で一緒に寝るのが楽しみらしい。それがなかったら泊めてくれたんだろうか、いや多分泊めてくれないだろうな。夢は苦笑する。
3人に何も言わず勝手に家を出てきてまだ数時間しか経っていないが、その数時間で期限が急降下するのが大演だ。少々背筋に悪寒が走る。弟子は泣いたりしてないだろうか。ウィリーは…多分大丈夫だろう。
「…もう、わかったよ。帰ります~」
「うんうん、それがいいよ。兄弟なんだから、仲良くね」
「僕は仲良くしようとしてるの!!」
「そうだぞ外野にとやかく言われるほど仲は悪くない」
夢の言葉をフォローするかのように唐突に増えた声に、部屋の扉を振り向く。そこにはどこからどう見ても機嫌が悪そうな大演が腕を組んで仁王立ちしていた。その後ろでディレクターが溜息を吐いている。
なんで大演が、と驚く夢とは対照的に、なんとなくわかっていたのか提督は微笑を浮かべるばかりだ。それが気に入らないのか、大演は更に眉間にしわを寄せた。
「僕だと弟子が泣き止まない」
「えっ」
「あとウィリーも言うこと聞かない」
「あー…」
「帰るよ」
「あっはい」
有無を言わせない大演の言葉に、夢は反論する元気もなくソファを飛び降りる。やっぱめちゃくちゃ怒ってる…と溜息を吐くのを我慢しながら傍に寄れば、何も言わず手を握られた。
「えっ」
「…仲良くしようとしてるんじゃないの」
目線を合わせようとしないのは照れているからなのかバツが悪いと感じているからなのか。握っている手が熱く感じるのは、きっと気のせいではないだろう。
(こういうところが、やっぱりにくめないんだよなぁ)
多分、弟子やウィリーも迎えに来ようとしたはずだ。だけど全員が家を空けるのはあまりよろしくないし、一人で来るにしたって、普段あまり交流がないから来づらかっただろうに。だけど夢がどこかへ逃げると、いつだって迎えに来るのは一番来なさそうな大演なのだ。いつも怒ってばかりで振り回されて可愛くないと思ってしまうけど、こんなことをされればやっぱりどうしたって、かわいいなぁなんて、思ってしまうのだ。夢もたいがい、ブラコンの気があるもので。
「今日はほどほどにしてあげなよ」
「うるさい!」
面白そうに投げかけられた提督の言葉に、大演はめいっぱい大きな声でそう返すから、夢はなんだかおもしろくなって笑ってしまった。
***
「だいたいなんでいつもあいつのとこに行くのさ、すごい嫌なんだけど」
「大演機嫌わるーい。そんなにやなの?」
「絶対に、やだ!」
半ば強制的に大演に連れて帰られた夢を迎えたのは、何事もなかったかのようにおかえりと言うウィリーと、少しばかり目が腫れている弟子だった。あ、ほんとに泣いたんだ、と思ったことは内緒だ。すごい勢いで抱き着いてくる弟子に押しつぶされて頭を打ったが、まぁ弟子が嬉しそうなので気にしないでおこうと、夢は黙秘を決め込む。
帰ってからはいたって普段と同じだった。相変わらず自由に我儘を言うウィリーに付き合い、あまり離れたがらない弟子の頭を撫でてやり、何も言ってこない大演の様子を伺いながら、全員のご飯を作って散らかった部屋を掃除して…あれ、ほんとに何も変わってないな?と首を傾げた。自分はこういうのが限界で家から逃げたはずだったのだが。喉元過ぎれば熱さを忘れる、いったん落ち着いてしまえば大丈夫になってしまう自分に夢は少々呆れた。
ご飯を食べ終わって、いろいろして、じゃあもう寝ようかと、そのタイミングで上の大演の一言である。夢は首を傾げ、ウィリーは楽しそうに笑った。弟子は一足先に寝そうだ。
「でも原因僕らじゃん」
「ぐぅ…!」
「え、ウィリー自覚あるんだ…」
何食わぬ顔で原因だという自覚をしているウィリーの顔を、夢は思わず二度見した。え、自覚あるならもうちょっとどうにか治してくれても、と思ったが、それで聞いてくれるなら今までこんなに苦労はしていないので黙っておいた。大演は不服そうである。
「なんで僕が提督のとこ行くとそんなに嫌なの?」
「…あいつのこと、兄弟みたいに思ってる?」
「え、全然」
確かに大人っぽいし面倒見もいいし、いい長男だなぁと思うけれど、兄弟みたいに思ったことは一度もない。空気感も違いすぎるし、ああいうのは他人としての距離が一番いいのだ。だいいち兄弟みたいに思ってたら逃げに行けない。あくまで他人事として聞いてくれるから行くのであって。
「大演は二人が兄弟みたいなのがいやなんだよね~」
「…そうなの?」
「ちが、いや違くは…そう、かも、しれないけど」
「…僕は兄弟は今のままでいいなぁ、減るのも増えるのもやだよ」
ただでさえ手一杯だし、減ったら減ったで寂しいし。夢がそう言えば、大演は少し居心地悪そうに身をよじる。つまりやきもちを妬いていたのか、なんとも可愛い兄弟である。大演の珍しい姿に、夢は肩を揺らして笑った。
「ん~、ねむいよぉ、ねないの~?」
「ごめんごめん、ほら、もう寝よ、また泣き出しちゃうから」
「ぼくそこまで子供じゃないんだけど…」
難しい話についていけなくなったのか、それともただ単に話に興味がないだけか。とうとう力尽きてベッドに倒れ込んだ弟子の言葉に、他の3人も同じようにベッドに寝転がる。
「…明日は、僕が朝作るよ」
「え、いいの?」
「たまにはね!明日だけ!」
「じゃあ僕も作る!」
「いやお前はいい一人で遊んでろ」
「なんでぇ!?」
「うるさいー!ねむい!!」
時々煩わしくなる時もあるが、やはりこれくらいの騒がしさが自分には一番ちょうどいいなと思って、夢はもう一度笑った。
(朝ごはんはみんなで一緒に作った)
だけれども、と夢は思う。
「僕って、やっぱり人望ないのかなぁ」
「…突然来てどうしたのかと思ったら、第一声が随分だなぁ」
膝を抱えてソファに座る夢の言葉に、客人を迎え入れた提督は苦笑を返した。
普段、あちらの4兄弟が提督たちの元へ来ることはそんなにない。それは逆もしかり。しかし双方のオリジナルに最も近い、もしくは特別な立ち位置にいる提督と夢は、その中でも割と交流がある方だった。とはいえ、だいたいはこうやって夢が提督を訪ねることが多いのだが。
ディレクターが置いて行ってくれたコーヒーを飲みながら、また他の兄弟に何か言われたのかなと呑気に思う。夢が提督を訪ねる原因は、いつだって夢の他の兄弟たちだった。
ミートミッキーを家とする4兄弟で、長男的立ち位置にいるのが夢だった。他には少々かなり子供っぽいウィリー、同じく子供っぽくて自由奔放な弟子、そしてだいたいいつも機嫌が悪そうに見える怒りっぽい大演の3人がいる。感情の起伏が激しいわけでもなく、能動が幼いわけでもなく、いたって平凡でオリジナルに最も近い夢は、その兄弟の中で恐らく一番まとも、真面目という言葉が合う存在だった。
ここまで言えばなんとなく察しはつくかもしれないが、夢以外の3人は、基本的に、良い言い方をすれば自由で、悪い言い方をすれば、やんちゃ、もしくは我儘といったところだった。つまるところだいたいのしわ寄せというものは夢に来るのである。
やれあれがしたいこれが見たいお腹が空いた掃除してえとせとらエトセトラ。文句を言いながらも毎度うっかり要望を叶えてしまう夢は、こうして時々限界が来ると提督の元に逃げてくるのだった。
「僕は保護者でもないし家政婦でもないし、僕だってやりたいことあるし、でもみんなわがままばっかで、僕の言うこと聞いてくれないし」
「まぁあのメンツじゃあ大変だろうね」
「いいなぁ、提督は提督自身が大人っぽいし、ディレもそうだし、みんな平和そう」
「そこで大人しそうと言わないあたりに君の限界度を感じるよ」
夢は抱えていた膝を下ろし、こちらもディレクターが持ってきてくれていた紅茶を一口飲む。ディレクターが淹れてくれる紅茶はいつも美味しい。彼は相手を喜ばせることに関して誰にも負けないのだ。ばっちり好みを把握されている。
いいなぁと、もう一度思う。家ではお茶を淹れたりするのは専ら夢の役割で、誰かに労わってもらうということは少なかった。本当に少しだけ、羨ましいなとも思う。
「でも、こっちがいいとは思わないんでしょ?」
「…そりゃぁ、そうだけど」
夢は、兄弟が嫌いなわけじゃない。一番大切で、何にも代えられないものだ。我儘を言ってくれるのも頼られているようで嬉しいと思う。だけどこちらにだって感情はあるし限界もあるので、耐えられない瞬間というのがどうしても来てしまうのだ。代わってほしいのではなく、ただただ一人で休みたいと思う時が、どうしても。
「今頃探してるんじゃないかなぁ」
「今戻ったら絶対大演の機嫌悪いじゃん…やだな、今日泊まっていい?」
「だめだよ今日は兄弟みんなで寝るから」
「君そういうとこあるよね」
自他ともに認めるブラコンである提督は、よっぽど兄弟全員で一緒に寝るのが楽しみらしい。それがなかったら泊めてくれたんだろうか、いや多分泊めてくれないだろうな。夢は苦笑する。
3人に何も言わず勝手に家を出てきてまだ数時間しか経っていないが、その数時間で期限が急降下するのが大演だ。少々背筋に悪寒が走る。弟子は泣いたりしてないだろうか。ウィリーは…多分大丈夫だろう。
「…もう、わかったよ。帰ります~」
「うんうん、それがいいよ。兄弟なんだから、仲良くね」
「僕は仲良くしようとしてるの!!」
「そうだぞ外野にとやかく言われるほど仲は悪くない」
夢の言葉をフォローするかのように唐突に増えた声に、部屋の扉を振り向く。そこにはどこからどう見ても機嫌が悪そうな大演が腕を組んで仁王立ちしていた。その後ろでディレクターが溜息を吐いている。
なんで大演が、と驚く夢とは対照的に、なんとなくわかっていたのか提督は微笑を浮かべるばかりだ。それが気に入らないのか、大演は更に眉間にしわを寄せた。
「僕だと弟子が泣き止まない」
「えっ」
「あとウィリーも言うこと聞かない」
「あー…」
「帰るよ」
「あっはい」
有無を言わせない大演の言葉に、夢は反論する元気もなくソファを飛び降りる。やっぱめちゃくちゃ怒ってる…と溜息を吐くのを我慢しながら傍に寄れば、何も言わず手を握られた。
「えっ」
「…仲良くしようとしてるんじゃないの」
目線を合わせようとしないのは照れているからなのかバツが悪いと感じているからなのか。握っている手が熱く感じるのは、きっと気のせいではないだろう。
(こういうところが、やっぱりにくめないんだよなぁ)
多分、弟子やウィリーも迎えに来ようとしたはずだ。だけど全員が家を空けるのはあまりよろしくないし、一人で来るにしたって、普段あまり交流がないから来づらかっただろうに。だけど夢がどこかへ逃げると、いつだって迎えに来るのは一番来なさそうな大演なのだ。いつも怒ってばかりで振り回されて可愛くないと思ってしまうけど、こんなことをされればやっぱりどうしたって、かわいいなぁなんて、思ってしまうのだ。夢もたいがい、ブラコンの気があるもので。
「今日はほどほどにしてあげなよ」
「うるさい!」
面白そうに投げかけられた提督の言葉に、大演はめいっぱい大きな声でそう返すから、夢はなんだかおもしろくなって笑ってしまった。
***
「だいたいなんでいつもあいつのとこに行くのさ、すごい嫌なんだけど」
「大演機嫌わるーい。そんなにやなの?」
「絶対に、やだ!」
半ば強制的に大演に連れて帰られた夢を迎えたのは、何事もなかったかのようにおかえりと言うウィリーと、少しばかり目が腫れている弟子だった。あ、ほんとに泣いたんだ、と思ったことは内緒だ。すごい勢いで抱き着いてくる弟子に押しつぶされて頭を打ったが、まぁ弟子が嬉しそうなので気にしないでおこうと、夢は黙秘を決め込む。
帰ってからはいたって普段と同じだった。相変わらず自由に我儘を言うウィリーに付き合い、あまり離れたがらない弟子の頭を撫でてやり、何も言ってこない大演の様子を伺いながら、全員のご飯を作って散らかった部屋を掃除して…あれ、ほんとに何も変わってないな?と首を傾げた。自分はこういうのが限界で家から逃げたはずだったのだが。喉元過ぎれば熱さを忘れる、いったん落ち着いてしまえば大丈夫になってしまう自分に夢は少々呆れた。
ご飯を食べ終わって、いろいろして、じゃあもう寝ようかと、そのタイミングで上の大演の一言である。夢は首を傾げ、ウィリーは楽しそうに笑った。弟子は一足先に寝そうだ。
「でも原因僕らじゃん」
「ぐぅ…!」
「え、ウィリー自覚あるんだ…」
何食わぬ顔で原因だという自覚をしているウィリーの顔を、夢は思わず二度見した。え、自覚あるならもうちょっとどうにか治してくれても、と思ったが、それで聞いてくれるなら今までこんなに苦労はしていないので黙っておいた。大演は不服そうである。
「なんで僕が提督のとこ行くとそんなに嫌なの?」
「…あいつのこと、兄弟みたいに思ってる?」
「え、全然」
確かに大人っぽいし面倒見もいいし、いい長男だなぁと思うけれど、兄弟みたいに思ったことは一度もない。空気感も違いすぎるし、ああいうのは他人としての距離が一番いいのだ。だいいち兄弟みたいに思ってたら逃げに行けない。あくまで他人事として聞いてくれるから行くのであって。
「大演は二人が兄弟みたいなのがいやなんだよね~」
「…そうなの?」
「ちが、いや違くは…そう、かも、しれないけど」
「…僕は兄弟は今のままでいいなぁ、減るのも増えるのもやだよ」
ただでさえ手一杯だし、減ったら減ったで寂しいし。夢がそう言えば、大演は少し居心地悪そうに身をよじる。つまりやきもちを妬いていたのか、なんとも可愛い兄弟である。大演の珍しい姿に、夢は肩を揺らして笑った。
「ん~、ねむいよぉ、ねないの~?」
「ごめんごめん、ほら、もう寝よ、また泣き出しちゃうから」
「ぼくそこまで子供じゃないんだけど…」
難しい話についていけなくなったのか、それともただ単に話に興味がないだけか。とうとう力尽きてベッドに倒れ込んだ弟子の言葉に、他の3人も同じようにベッドに寝転がる。
「…明日は、僕が朝作るよ」
「え、いいの?」
「たまにはね!明日だけ!」
「じゃあ僕も作る!」
「いやお前はいい一人で遊んでろ」
「なんでぇ!?」
「うるさいー!ねむい!!」
時々煩わしくなる時もあるが、やはりこれくらいの騒がしさが自分には一番ちょうどいいなと思って、夢はもう一度笑った。
(朝ごはんはみんなで一緒に作った)
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