アンドルー・クレス(墓守)
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私には今悩みがある。
……それは彼氏が絶倫すぎるということだ。
淡白なのもどうかと思うが絶倫すぎるのもどうかと思う。
毎晩、毎晩求められて腰がもう限界だ。
なので、今日は彼氏に伝えようと思う。
__「今日はお休みしない?」と
11:00 P.M.
彼と私は恋人同士なので同じ部屋に住んでいる。
その為、お互いの生活リズムは大体把握している。
彼は今入浴中でいないが後10分もしない内に出てくるだろう。
「い、一緒には、入らないか…?」
いつもの様に誘われたが理由をつけて断った。
お風呂場で襲われては身も蓋もないため仕方がなかった…しかし、断った時の彼の悲しみようは尋常ではなかったので、とてつもない罪悪感を感じる。
(アンドルーごめん!)
私は心の中で謝った。
ガチャっ
「で、出たぞ……」
髪の毛からポタポタと雫を落とし、下半身にバスタオルを巻いただけのアンドルーがお風呂場から出てきた。
「アンドルー!また髪の毛ちゃんと乾かしてない!もう、此処に座って!髪の毛拭くから!」
タオルを取りに行き、アンドルーにそう伝えると、アンドルーは嬉しそうに笑って「わ、分かった」と言いソファの上で大人しく待った。
その待っている姿が大型犬が待てをしているみたいで胸がキュンとした。
「お待たせ。じゃあ拭こうか」
「よ、よろしく頼む」
「ん」
アンドルーの手触りのいい髪をわしゃわしゃとタオルドライしていく。
15分ほどタオルドライをしていると、ポタポタと雫が落ちていたのが嘘の様に乾いていた。
「はい!完成!」
「あ、ありがとう」
「どういたしまして。さぁ、アンドルー早く服を着て一緒に寝よう」
いつもはそのまま夜のお楽しみをするところだが、今日はさせない様に私から先手を打った。
するとアンドルーは驚いた顔で、
「き、今日はし、シないのか?」と言った。
「今日はお休みしよう。ほら明日も試合があるし」何故かは分からないが罪悪感を感じながらそう答えた。
すると、アンドルーは何を勘違いしたのか「イロハは、ぼ、僕のことが嫌いになったのか…?そ、そりゃ僕みたいな化け物、き、嫌いになるよな…」下を向いて震えながら話した。
これはまずいと思った私は
「アンドルーのこと嫌いじゃないよ!むしろ大好きすぎて困るくらい!」アンドルーの手を握りながら愛の言葉を叫んだ
「だ、だって、イロハは僕とヤるのが、い、嫌なんだろう…?け、けど、こ、恋人同士はそういうコトをシてあ、愛を伝え合うんだろ…?」
捨てられた子犬の様に、プルプルと震えながら辿々しく話す彼にときめいてしまい、(完敗だ…)と心の中で呟いた。
「そうだね。アンドルー、恋人同士はこういうことをして愛を伝え合うんだね」
アンドルーのカサカサとした少し荒れている唇に深い深いキスをした。
それを合図と汲み取ったアンドルーは、私をお姫様抱っこしてベッドまで運び「よ、良かった。き、嫌われてない」と微笑んだ。
「あ、愛してる」
アンドルーはそう言いながら私の首筋に唇を寄せた。
(絶倫な彼のかわし方)
(こんなに可愛い彼氏を悲しませるなんてできないでしょ…)
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