このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

page.06 真相





車は森の前で停まり
二人は森の中へと入って行った


「ワタリ...」


もう尾行はバレているという前提で
私達は後を追った



『Ahhhh!!!』


「「"L"!?」」


胸騒ぎがする

"L"の悲鳴
森のざわめき
伝わってくる緊張感

きっとこの先に
犯人がいる


「Help me!」


辿り着いた先には
"K"という男の死体

そして
"Jack"という殺人犯の姿

「Help me!We'll all be killed!」


「Jackそこまでです。銃を捨てなさい」
「子供じゃねぇか。お前も殺されに来たのか?」


皮のジャケットに
黒のズボン

犯人らしい格好ですね


「何故"K"を殺したのですか?」
「何でお前に、そんな事を言う必要があるんだ?」

「私は...探偵だからです」
「...っはは!お前みたいなガキが?探偵だと?」

「なんなら、私の推理をお話しましょうか?」


Jackの了解を得る前に
私は話し出していた


ーJack Beams
宝石店ばかりを狙う、強盗殺人犯。
貴方は、Kを利用していた。
Kが働いている宝石店に、貴方がたまたま強盗に入り、一時は捕まった。
しかしKは"L"の写真を見られてしまう。
そこで貴方は『見逃さないと"L"を殺す』とKを脅した。
Kは言いなりになるしかなく、店の売り上げ金をJackへと渡していた。
しかし、とうとう嫌気がさしたKは、Jackを警察へ引き渡そうと試みる。
その証拠に...


「!」


拳銃まで準備していたのに、Kは貴方に殺された。 ー












.
3/6ページ
スキ