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page.34 追悼





隠し部屋から地下へと降りる

こないだまでBと共に捜査をしていたのに...
なんで...


自分の部屋へ行き
ロジャーへと繋いだ


「...。私です。Bは...」
「L...。あの時のままだ、牢の中にいる。」



重い扉を開け中へ入ると
真っ白な布団に横になっているBが居た

周りには蝋燭が灯っていて
とても綺麗だ...



「.......B...」


私はBへ駆け寄り顔を覗く

いつも以上に蒼白でとても冷たかった

「.....B、すみません...。こんなにしてしまって...。」


私は何度も何度もBの顔を撫でた

少しでも体温が戻るように...

Bが淋しくないように...



「...L...」
「...ワタリ...。私は必ずキラを見つけ出し捕まえる。それが、Bへの償いと餞なんです...」

「捕まえましょう。私の持っている全てを尽くして、Lのサポートを致します。」
「....ありがとう。ワタリ。」



その日の夜は、Bの隣で寝た

もう最後だから...
少しでもBの近くに居たかった...



その夜は夢を見た
Bと私が普通の兄弟のように遊ぶ夢...

今はもう叶わないから...
せめて夢だけでもと神様が気を利かせてくれたのかもしれない...


涙が頬を伝って温かい...


B...
産まれてくれて、ありがとう...















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