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page.24 竜崎




page.24 竜崎



2000年9月4日


あれからワタリとは
手紙のやり取りをしていない

僕はClairがいたあの街で
ロサンゼルスの事を調べたりして
毎日を過ごしていた

正直
Clairやこの街に
愛着が湧き始めていたかもしれない

でもそれは赦されない事...


「そろそろ時間だ...行かなくちゃ...」

テーブルの上にClair宛の手紙を残し
僕はパン屋を後にした


朝の日差しが眩しくて
僕の決心を鈍らせる

もう少しこの街にいたい...

Clairといたい...

復讐がなんだ
Hawardはもう死んだんだ...

Lと推理合戦をする意味は
本当にあるのか...?


クククッ.....

クククッ......

逃げるなよ
死神B......


「行かなきゃ...」

持ち物は
ナイフと地図に苺ジャム
そしてJackの本

なんて事はない...
倉庫街を出た時と
状況は一緒じゃないか


「L...待ってるよ...クククッ...」



僕は
空港へと向かった





















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