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page.02 ワイミーズハウス





Petにご飯を与えた後は、庭に連れ出し一緒に遊ぶ


「You're pretty good!」


フリスビーを投げてやると、高くジャンプしてキャッチするPet


キャッチしたフリスビーを私の所まで持ってきて、早く投げてと催促する


「Okey.There!」


私を慕ってくれるPetを、唯一の友達だと思っていた


Petがいなくなったら、私はまた独りになる


ワタリの事は...
まだ信用しているわけではなかった





夜になっても、Petは一向に私と寝ようとはしなかった


いつもなら一緒に寝ているのに...

こんな事は初めてだった...


妙な胸騒ぎを覚えたが、特に気にせず眠りに就いた






この感じは.....


前にもどこかで......









今は
何時なのだろう...


眠い目を擦り時計を見ると、九時を過ぎていた

ワタリが八時には起こしに来るのに、今日は来なかった


変に思った私は、気掛かりだったPetを呼ぶ




「Pet.Come here.」




................





「Pet?」



.................






いつもならば、呼べばすぐにやって来るPet

今日はいくら呼んでも、いくら待っても、Petは私の所へは来なかった





もうPetは


二度と


私の元へは



駆け寄って来る事はなかった












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