page.23 from.B
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1.5
B、そういう口を叩くのであれば、私もそれなりの事を書きますよ。
あなたのお父様、Haward=Birthdayの事です。
こちらも、とっくに調べがついています。
あなたが殺したのですね?
倉庫街の焼け跡からHawardの遺体は見つかりましたが、子供の遺体は見つからなかった。
あの場所に近付く者はいなく、Haward自身が火をつけたとも考えにくい。
故に、あなたが疑われます。
何故殺したのですか?
いや...
この聞き方は、少々よろしくないかもしれません。
B、お父様に対するあなたの考えを教えて下さい。
Quillsh=Wammy
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1.9
流石Wammyさんだね。
そうだ。父を殺したのは僕だよ。
僕の父...
いや、Hawardは最低な奴さ。
Lの母親を強姦したあげく僕を造り、Jackを憎み殺した。
僕はJackに憧れていたんだ。なのに、Hawardが殺した...
そんな男が自分の父親だと思うと、吐き気がするよ!
そんな男から僕が造られたと思うと...
生きているのが嫌になる!
処刑所に通い詰め、薄笑いを浮かべている男が父親なんて...!
...何度も死のうと思ったさ。
あの炎の海に飛び込めば良かったと、後悔もした...
そんな時...
僕はLに逢ったんだ...
Jackの息子で、僕の双子の兄。
父を失った今では、Lが唯一の肉親なんだ。
でも...
僕は既に死神だった...
弟と名乗る事も出来ず...
Lを苦しめるしか出来なかった...
Michelを攫って逃走したのは、せめてもの罪滅ぼしさ...
これ以上あの二人を一緒にいさせたら、全てが駄目になってしまう。
だから僕が...
恨まれるのは慣れてるから...
僕がMichelを殺したと見せかけて逃げたんだ。
もういいだろう...
これ以上、話す事はないよ
from.B
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1.14
話してくれてありがとうございます。
B...
ハウスに戻ってきて下さい。
Lと一緒にいれば、あなたの中に眠る死神を消す事が出来るかもしれません。
Lと共に、探偵として生きて下さい。
あなたなら出来る筈です。
私だって、あなたを苦しめたいわけではないのです。
あなたの真意が分からず、こんな探り方しか出来ないのです。
許して下さい。
Lも、あなたを憎んではいません。
Hawardを憎んでいるのです。
B...
もう一度、ちゃんと話しをしましょう。
Quillsh=Wammy
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1.19
無理だよ、Wammyさん。
僕はLに対しては、手合わせしたいと思っている気持ちもあるから、今はまだ戻れない。
試させてよ。
Lに挑戦させてよ。
僕にとっては、Jackと推理合戦をするようなものなんだ。
Lと一緒にいれば、僕の中の死神が消えるかもしれないだって...?
クククッ...
笑わせないでくれよ...
Lと一緒にいると、僕の中の死神が目を醒ますんだよ。
誰にも止められない。
Lが神なら、僕は死神なんだ。
まぁ...
今は僕より、心臓病のお嬢さんの心配をした方がいいよ。
どうも...
このままでは終わりそうにないんでね
from.B
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