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page.14 ねぇ...




やっぱり僕の考えは当たっていた


ニアとLは親子...



ニアのあの余裕しゃくしゃくの態度や
Lの話をする時だけ輝く瞳

全ての合点がいく


自分はLの息子だから
すぐにLを継げると思ってるんだ


くそ....!
ニアめ.....!


益々ニアへの嫉妬心が湧き上がる


ニアにLを継がせてたまるか

Lを継ぐのはこの僕だ

僕が一番になる


今思えばこの劣等感は
一生僕を苦しめ続けるんだ


ニアのずば抜けた推理力と洞察力に僕は敵わなかったし
ニアのように僕は冷静に推理する事が出来ない


それでも一番になりたいと強く思った


Lがいなくなる日まで必死に勉強をして

Lに勉強の成果を見せたりもした


せめて
Lが安心してハウスを出れるように


僕は嫌だったけど
ニアと仲良くするように振る舞った



一番になれない事は分かってる...
でも...
それでも...
僕は一番になりたかったんだ...


Lの一番近くで...
笑っていたかったんだ...


ねぇL...
お願い.....
僕を見てよ...


ねぇ...
ねぇL....




その半年後
Lは事件を解決するために
ハウスを出た


ニアは泣いてはいなかった


でもなぜか
僕だけは声を出して泣いた...


せめて最後に...
Lが僕を忘れないように...


ねぇL....

本当に二年経ったら
帰ってくるんだよね...



ねぇ...
L...














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