鍵介夢SS
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「そういえば、先輩って現実では幾つなんでしたっけ」
「あたし?ええと……三年前にここに来たから、今は17?かな」
「……ふうん」
「てか、それがどうしたの?」
「何でもありませんよ。……そっか、17だったんだ」
「あのさ、そんな含み持たせて言われたら勘ぐっちゃうでしょ。何?なんかあんの?」
「本当にそんな大層なことじゃないですけど……僕現実だと今19歳なんですよね」
「……マジ?」
「マジです」
「えっ、……じゃあ……」
「ここじゃ僕が後輩ですけど、現実じゃ逆なんですよねぇ」
「ええ……?鍵介は絶対後輩だと思ってたのに……」
「それこそ何でですか……でもあれですよね。もし僕と先輩が現実で会ったら、今度は僕が先輩って呼ばれる側になりますね」
「まあそういうことだけど……何、鍵介はあたしに後輩として接してほしいってこと?」
「いや?ただ新鮮だなあって思っただけですよ。……あ、じゃあ僕は貴女に敬語使う必要が無くなるんですよね」
「……うん?」
「あー、何だろ……咲耶ちゃん?いや、咲耶の方がいいのかな」
「何言って、」
「名前、どっちで呼ばれたい?」
「は?い、いいよどっちでも」
「うーん……それじゃ咲耶ちゃん、かなあ……呼び捨てなんかむず痒いし」
「あの、さっきから一人で話進めてるけどさ……」
「だって現実では上下関係逆なんだから、今のうちに少しくらい慣らしといたっていいと思って。ねえ?咲耶ちゃん」
「……うわ」
「咲耶ちゃんは──」
「ちょっ、ちょっとタンマ!なんか嫌むずむずする慣れないキモイ無理!」
「あーほら、それが年上に対する態度?僕のが現実だと年上なんだからさぁ」
「うっ……」
「言葉遣いとか直すべきなんじゃないのかなー」
「け……鍵介先輩」
「……わあ、凄い新鮮」
「〜〜っ、鍵介あんたあたしのことからかってるでしょ!!」
「えぇー?心外だなあ。僕は現実に戻った時のことを考えて真面目に……」
「そんなにやにやした顔の何処が真面目なの!?」
「あーもー、ちょっとした冗談じゃないですか。そんな嫌がります?」
「い、嫌って言うか……なんか鍵介にちゃん付けされんのとかめっちゃ違和感あるしむずむずするし……」
「ええっ、僕現実に戻っても年下の貴女のこと先輩って呼ばないといけないんですか?」
「や、それは……それこそ戻ってから徐々に慣らしてけばよくない?今は別に、ねっ?」
「はあ……まあいいですけど。今は確かに先輩のが年上ですしね。今は」
「うるさいな、きみのちゃん付けはなんか無理なの!恥ずかしい!!」
「恥ずかしいって……僕美笛ちゃんや鈴奈ちゃんに対しても同じことしてますけど」
「でもあたしにはしてないじゃん!先輩呼びに慣れてるからいざ別の呼び方されると違和感ありまくりなの!!」
「……ふーん、じゃ先輩を手っ取り早く照れさせて遊びたいときは僕がちゃん付けしてやればいいんですね。いいこと聞いたなあ」
「……ちょっと、何考えてんの」
「べっつにー?」
「あたし?ええと……三年前にここに来たから、今は17?かな」
「……ふうん」
「てか、それがどうしたの?」
「何でもありませんよ。……そっか、17だったんだ」
「あのさ、そんな含み持たせて言われたら勘ぐっちゃうでしょ。何?なんかあんの?」
「本当にそんな大層なことじゃないですけど……僕現実だと今19歳なんですよね」
「……マジ?」
「マジです」
「えっ、……じゃあ……」
「ここじゃ僕が後輩ですけど、現実じゃ逆なんですよねぇ」
「ええ……?鍵介は絶対後輩だと思ってたのに……」
「それこそ何でですか……でもあれですよね。もし僕と先輩が現実で会ったら、今度は僕が先輩って呼ばれる側になりますね」
「まあそういうことだけど……何、鍵介はあたしに後輩として接してほしいってこと?」
「いや?ただ新鮮だなあって思っただけですよ。……あ、じゃあ僕は貴女に敬語使う必要が無くなるんですよね」
「……うん?」
「あー、何だろ……咲耶ちゃん?いや、咲耶の方がいいのかな」
「何言って、」
「名前、どっちで呼ばれたい?」
「は?い、いいよどっちでも」
「うーん……それじゃ咲耶ちゃん、かなあ……呼び捨てなんかむず痒いし」
「あの、さっきから一人で話進めてるけどさ……」
「だって現実では上下関係逆なんだから、今のうちに少しくらい慣らしといたっていいと思って。ねえ?咲耶ちゃん」
「……うわ」
「咲耶ちゃんは──」
「ちょっ、ちょっとタンマ!なんか嫌むずむずする慣れないキモイ無理!」
「あーほら、それが年上に対する態度?僕のが現実だと年上なんだからさぁ」
「うっ……」
「言葉遣いとか直すべきなんじゃないのかなー」
「け……鍵介先輩」
「……わあ、凄い新鮮」
「〜〜っ、鍵介あんたあたしのことからかってるでしょ!!」
「えぇー?心外だなあ。僕は現実に戻った時のことを考えて真面目に……」
「そんなにやにやした顔の何処が真面目なの!?」
「あーもー、ちょっとした冗談じゃないですか。そんな嫌がります?」
「い、嫌って言うか……なんか鍵介にちゃん付けされんのとかめっちゃ違和感あるしむずむずするし……」
「ええっ、僕現実に戻っても年下の貴女のこと先輩って呼ばないといけないんですか?」
「や、それは……それこそ戻ってから徐々に慣らしてけばよくない?今は別に、ねっ?」
「はあ……まあいいですけど。今は確かに先輩のが年上ですしね。今は」
「うるさいな、きみのちゃん付けはなんか無理なの!恥ずかしい!!」
「恥ずかしいって……僕美笛ちゃんや鈴奈ちゃんに対しても同じことしてますけど」
「でもあたしにはしてないじゃん!先輩呼びに慣れてるからいざ別の呼び方されると違和感ありまくりなの!!」
「……ふーん、じゃ先輩を手っ取り早く照れさせて遊びたいときは僕がちゃん付けしてやればいいんですね。いいこと聞いたなあ」
「……ちょっと、何考えてんの」
「べっつにー?」