ポッ○ーの日の勝敗
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11月11日はポッ○ーの日ということで、ブラックとポッ○ーゲームをすることになった。
ブラックがポッキーの束をくわえ、私もポッキーの束をくわえる。
向かい合うので当然だが目の前にブラックの顔がある。なんだこの絵面は。
ちらりと横を見ると、カメラちゃんが旗を持ちタイミングを見計らっている。
「あ、オレちゃんが勝ったらギンちゃんは動画出演の契約してくださいね」
ブラックがにやりと笑った瞬間、カメラちゃんの腕が動いた。
「じーじっ!」
おそらく「スタート!」と言ったのだろう。そう理解した時には、既にポッ○ーは全てブラックの口の中だった。私の口には枝の部分しかない。
柔らかい唇の感触と、咀嚼による歯の振動が伝わる。
「ンン!?ンンン!」
「カカッ…」
ブラックの両手で顔を挟まれており逃げる事ができない。
鳥がついばむように唇を吸われる。ブラックはニヤニヤしながら角度を変え、甘噛みを繰り返してくる。
酸素を求めた僅かな隙間から舌が入り込み、チョコの味が広がった。
「カカカッ。ごちそーさまです」
……最初から勝負なんてする気なかったんだ。この悪魔!
私は乱れた息と紅潮した顔を静めるように、心の中で悪態をついた。
ブラックがポッキーの束をくわえ、私もポッキーの束をくわえる。
向かい合うので当然だが目の前にブラックの顔がある。なんだこの絵面は。
ちらりと横を見ると、カメラちゃんが旗を持ちタイミングを見計らっている。
「あ、オレちゃんが勝ったらギンちゃんは動画出演の契約してくださいね」
ブラックがにやりと笑った瞬間、カメラちゃんの腕が動いた。
「じーじっ!」
おそらく「スタート!」と言ったのだろう。そう理解した時には、既にポッ○ーは全てブラックの口の中だった。私の口には枝の部分しかない。
柔らかい唇の感触と、咀嚼による歯の振動が伝わる。
「ンン!?ンンン!」
「カカッ…」
ブラックの両手で顔を挟まれており逃げる事ができない。
鳥がついばむように唇を吸われる。ブラックはニヤニヤしながら角度を変え、甘噛みを繰り返してくる。
酸素を求めた僅かな隙間から舌が入り込み、チョコの味が広がった。
「カカカッ。ごちそーさまです」
……最初から勝負なんてする気なかったんだ。この悪魔!
私は乱れた息と紅潮した顔を静めるように、心の中で悪態をついた。