夢の中は私の妄想世界でしょ?
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昨日あれからすぐに寝てパチリと起きた。
その時間はいつも通りの時間で
合計8時間ほどは寝ているはずである。
なのに、全く寝た気がしないのは何故か
それは昨日の夢のせいだろう
ずっと言っている通り昨日あの摩訶不思議な
ランキングサイトに出会ってから
すぐに眠りについた。
そして何故か夢の中でも目を覚ました。
知らない路地裏っぽい所で
気づいた時の私は顔面蒼白である。
夢遊病が発症してしまったのか…と。
だが、そんなことを考えてられない
ほど信じられない事が起こった
この平和な日本で銃声が聞こえたのである。
本気で、気が付かない間に渡米してしまったのだろうかと考えた。
走っているであろう足音と
どんどん近づいていく銃声
なんて事だ。これは夢かと信じたが
悪夢にも程がある…!と嘆く。
最早頭がプチパニックで現実か夢かも
分からないまま逃げないと、とだけ頭に過ぎる。
だが、私は動けなかった。
そして、足音と銃声がもう直ぐに迫って
追いかけられていた人と追いかけていた人が
視界に入る。
その時、私は意外な方向で
今起きていることは夢だと知ることになったのだ。
目の前で、殺さないでくれと叫んでる男を
容赦なく撃ち抜き、何故か色が分からないほどの暗闇に鮮明な紅が飛び散った事だけ認識できた。
嘘やん…流石に夢でもグロすぎる…。
とやけにリアルな血の匂いに気持ち悪くなって
後ずさった事で音を出してしまい。
私にこの出来後が悪夢である。
即ち、夢であると教えてくれた本人に
私の存在がバレてしまったのである。
なぜ、その人が私に夢であると教えてくれたかって?それは
「おや、こんな夜中に子猫が1匹。果たして、どなたの子猫でしょうかね。」
と怖くて座り込んでしまった私の眉間に拳銃を当てると共に声をかけてきた美男子に見覚えがありすぎたからだ。
『降谷零……???』
そう、それは世の女性をほぼ虜にしたと言っても
過言ではない。金髪で褐色の肌、そして綺麗な青い目をしたトリプルフェイスだった。
私は、ハッとする。
何故本名を呼んでしまったのだ。
これは夢の中とは言え、怪しまれるぞ。
だって、雰囲気とかからしてこの降谷零は
バーボン仕様ではないか…!!
と思った時には遅かった。
すぐに銃を私に当てたまま首もしめてくる
「なぜ、その名を知っているのだ」と。
いや、首締められてたら
理由を教えられない…ぐぬぬと
締めてくる褐色の腕を必死に解こうとする。
まあ、びっくりするくらい何の感覚もないんだが。
だが、それも夢であることの照明で
私を安心させた。
苦しくないのに、声は自由に出ないため
必死に単語で訴える。
『私、一般人、怪しくない』と。
いや、自分でもこれは自分怪しいよって
言ってる様なものだったが
ただの一般人であり、その上、のほほんと平和な事件と無関係に暮らし続けている大学生がこの様な状況に陥って、冷静に物事を考える事はできなかったのである。
「その名前は機密情報だ。その上、俺の把握している人物でもない。どこでその名前を知ったんだ!吐け!」
『う……』
色んな意味で本当に吐きそうです〜降谷さんんんと思いながら、強くなっていく圧迫感
苦しくは無かったのだが、私はどんどんその場で意識が遠のいていくのを感じた。
と、目覚めたら普通に家のベットですやすやと寝ていたのである。
全く疲労感は取れていない。いや、寝る前よりも更に疲労感と恐怖心とか負の感情を抱えて起きたのだ。
どうせ、夢の中だったなら推しか、他キャラだったとしても甘々なご都合な夢を見させて欲しかったよ、、、。と心から思った。