夢の中は私の妄想世界でしょ?
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私は昔からよく言えば好奇心旺盛ですぐ好きになりやすく
悪く言えば、熱しやすく冷めやすかった
大きな幅で二次元や作品で言ってしまえば
長く愛してはいるが、このジャンルのこのキャラを
好きだったと思えば次に出てきた違う子に熱をあげたり
二次創作でよい作品に出会ったらその子を好きに
なったりと一途に好きなることは中々出来なかった。
そんな私が大学に入ってから3年ずっと好きな作品がある
それは……――――
『はああああああ。工藤有希子になりたい』
国民的推理漫画、体は子供、頭脳は大人な名探偵コナンである
大学で出会った友人Aに布教されそのまま沼に引きずり込まれ
その沼の中で暮らしている。
「でたよ、みくの発作」
「この前まで蘭になりたいとか言って空手やり始めるんだとか言い始めたと思ったら、次の日には工藤有希子の髪型になって何となく寄せてきたときにはいろいろ引いたわ」
『何言ってんの。私は悪くない。工藤優作がかっこよすぎるのが悪いのでは?それに美容師さんにこの髪型にしてくださいって言ってしてもらうのにどれだけ勇気がいるか…それにね「あーはいはい、分かった分かった。」本当かな?』
「本当だよ。それに今回は長いね?みくの事だから、すぐにあむぴだったりに行くと思ってた。」
『あむぴな。イケメンよな。誰かしら彼を幸せにしてやんなねって思うけど私はその相手ではない。私は、どちらかというと赤井秀一と幸せになりたい。もちろん、優作さんの来世枠を一番に狙っているけど。』
「みくって大人‼って感じの人好きよね。何となく他の推しとか聞いてても思うわ。」
『大人の余裕と色気には勝てないよね。』
「うん、わかるけど、あんたが真顔の切羽詰まったような顔で言うと否定したくなるのはなぜなんだろう。」
『私の扱いな?』
こんな会話がほほ8割で日々が過ぎていく
ひたすら工藤優作を好きで、工藤有希子に憧れて
名探偵コナンというジャンルが大好きで
何も変化はないはずだった。
あんな夢を見るようになるまでは…ーーー。
私の非凡はある日突然現れた
いや、ある日突然というのはおかしいのかもしれない
今思えば何かしらの予兆があったのかもしれない
まあ、今となってしまっては私にはそのフラグを阻止することは出来なくなってしまったのだが……ーーーー。