「黄昏の館」編
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何者かの足音を追って階段を駆け上がった小五郎は、扉が半分開けっぱなしになっている部屋に勢いよく駆け込んで行く。
「パ、パソコン?」
小五郎が中に入ると、何もない部屋に1台だけパソコンが置かれている。
そこは宝の在処がわかったら来るようにと、館の主人から指示されていた部屋だった。
card.54
「…そ,槍田さんっ!?」
パソコンが設置されているだけの室内に入ってすぐのところには槍田が倒れていて、小五郎が驚いて声をあげる。
「おい、見てみろよ」
その時、小五郎に追いついた茂木が入り口のドアノブを持ちながら声をかける。
「内側のドアノブを回すと針が出る仕掛けになってやがる。宝の在処をパソコンに入力した奴が、部屋を出ようとしたら毒殺される算段になってたんだ」
「し、しかしそれなら犯人は一体…?」
小五郎は茂木の言葉に戸惑いながら呟くが、茂木は小さく鼻で笑うと険しい顔をして小五郎に銃を向ける。
「とぼけんな!この姉ちゃんが自分で仕掛けた罠にかかるわけねーし、あんたの娘とその友人たちはトイレでおねんねしてたぜ?あの銃声がフェイクだとしたら、殺しが出来るのはあんたと俺の2人だけだ…」
その言葉に拳銃を向けられた小五郎は小さく目を見開く。
「俺じゃねーって事は、あんたしかいねーだろ?」
そして、その台詞とともに拳銃から銃弾が放たれて小五郎は左胸を打ち抜かれる。
「ふん…疑わしきは罰せよ、悪く思うなよ?眠りの小五郎さんよ」
茂木はバタリと倒れた小五郎をチラリと見下ろしながらそう言うと、ポケットから取り出した煙草に火をつける。
「うっ…!ば、馬鹿な…」
しかし茂木もまた、煙草に口をつけた瞬間に突然苦しみ始めると、首元を抑えながら倒れてしまう。
そして最後の一人であったはずの茂木も苦し気な表情のまま、ついに絶命してしまった。
「パ、パソコン?」
小五郎が中に入ると、何もない部屋に1台だけパソコンが置かれている。
そこは宝の在処がわかったら来るようにと、館の主人から指示されていた部屋だった。
card.54
「…そ,槍田さんっ!?」
パソコンが設置されているだけの室内に入ってすぐのところには槍田が倒れていて、小五郎が驚いて声をあげる。
「おい、見てみろよ」
その時、小五郎に追いついた茂木が入り口のドアノブを持ちながら声をかける。
「内側のドアノブを回すと針が出る仕掛けになってやがる。宝の在処をパソコンに入力した奴が、部屋を出ようとしたら毒殺される算段になってたんだ」
「し、しかしそれなら犯人は一体…?」
小五郎は茂木の言葉に戸惑いながら呟くが、茂木は小さく鼻で笑うと険しい顔をして小五郎に銃を向ける。
「とぼけんな!この姉ちゃんが自分で仕掛けた罠にかかるわけねーし、あんたの娘とその友人たちはトイレでおねんねしてたぜ?あの銃声がフェイクだとしたら、殺しが出来るのはあんたと俺の2人だけだ…」
その言葉に拳銃を向けられた小五郎は小さく目を見開く。
「俺じゃねーって事は、あんたしかいねーだろ?」
そして、その台詞とともに拳銃から銃弾が放たれて小五郎は左胸を打ち抜かれる。
「ふん…疑わしきは罰せよ、悪く思うなよ?眠りの小五郎さんよ」
茂木はバタリと倒れた小五郎をチラリと見下ろしながらそう言うと、ポケットから取り出した煙草に火をつける。
「うっ…!ば、馬鹿な…」
しかし茂木もまた、煙草に口をつけた瞬間に突然苦しみ始めると、首元を抑えながら倒れてしまう。
そして最後の一人であったはずの茂木も苦し気な表情のまま、ついに絶命してしまった。