「探偵甲子園」編
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---タタタ…
「名前ちゃん!お待たせ……って、何でオメーが名前ちゃんの隣に座ってるんだよ!?」
白馬と名前が話しているところに、快斗が小走りで戻って来るが、名前の隣に座る白馬の姿を見つけると思い切り顔をしかめる。
「おや、騎士(ナイト)が戻ってきたようなので…そろそろ僕は外しましょうか」
白馬は、チラリと快斗に視線を向けると名前に向かって笑顔でそう告げながら立ち上がる。
「まぁ、名前さんの騎士が黒羽君というのは…僕にとってはいささか納得がいきませんが」
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「あんの、白馬の野郎…っ!!名前ちゃんの騎士は、世界中で俺が一番相応しいに決まってるじゃねーか!ケッ!」
「…………。」
(白馬君も快斗も、"騎士″って。この2人、意外と気障な所は似てるのかしら)
白馬が去り際にサラリと残していった台詞に、快斗は思いっきり不服そうな顔をしている。そんな快斗を尻目に、白馬はダイニングの中央にあるテーブルに向かう。
「名前ちゃん、何か変な事言われなかったか?」
「ふふ、大丈夫よ」
(ここに来てからの快斗、なんかいつにも増して過保護だわ)
----ガラガラ…
「お待たせいたしました。お食事の用意が出来ました」
名前と快斗がそんな会話をしていると、甲谷が料理を乗せたワゴンを押しながらダイニングに入ってくる。ダイニング内で各々過ごしていた探偵達は、それを見て席につき始める。
「うわぁ!美味しそうだねっ!これみんなオジサンが作ったんだ!」
「はい」
ダイニングテーブルに並べられた数々の料理の数々に、七槻が嬉しそうに声を上げる。
「あれ?ディレクターのおじさんは?」
そんな中コナンが辺りを見渡しながら、ダイニングに現れない槌尾の事を尋ねる。
「はて?先程、部屋の扉をノックした時には返事をなさらなかったので、もうこちらに来られていると思ったんですが……」
「「…………。」」
首を傾げる甲谷の言葉に、名前と快斗も不思議そうに顔を見合わせる。
「彼の部屋に案内してもらえますか?」
「分かりました。どうぞ、こちらです」
そんな中、白馬の一言で全員で槌尾の部屋に向かう事になった。