「世紀末の魔術師」編
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card.106
--難波布袋神社
「わぁ!私、大吉だ!」
蘭が嬉しそうに声をあげると、園子と和葉がどれどれ…と蘭の持っているおみくじを覗き込む。
「待ち人…恋人と再会します…」
さらに隣にいた名前が、蘭のおみくじを覗き込んで読み上げる。
「へぇ!…それって新一君の事なんじゃない?」
「良かったやん!噂の工藤君の事やろ?今度、アタシにも会わしてェな!」
キャッキャッと盛り上がる女性陣に微笑みを浮かべながら、名前は蘭達から離れた位置にいるコナンと平次に近付いていく。
「…ですってよ?"噂の工藤君″?」
「はは……再会出来るわけねェだろ、俺ここにいるし」
名前と平次がクスクスと笑っている中、コナンは渇いた笑みを浮かべる。
「ちょっとー!名前のおみくじは何て書いてあったのよ?」
お互いのおみくじを見せ合って盛り上がっていた女性陣が、ふいにまだ見せてもらっていない名前に声をかける。
「え?あ、まだ見てないけど…」
名前は、ポケットにしまったままになっていたおみくじを取り出す。
「もうっ!相変わらず淡泊なんだから…見せてごらんなさい」
園子がカツカツと近付いてきて、名前の手からおみくじを取り上げる。名前は、特に抵抗もせずにおみくじを差し出す。
「えーと、吉ね。なになに?…想い人・大事な人に災難あり。注意…ですって」
「え?」
名前はその内容に眉を潜める。
「何か物騒な内容やなー、名前ちゃん…一応そこの木に結んどいたら?」
和葉が控えめに尋ねる。
「そうね…少しは運気が上がるかもよ」
蘭達の言葉に若干半信半疑の名前ではあるが、そうしようかな…と、呟いておみくじを手に木に向かう。
(快斗…変な人達に狙われてるみたいだし、今回は大丈夫かしら?何だか心配だな)
おみくじをギュッと結び付けながら、名前はロイヤル・エクスプレスに乗った時に銃を向けられていたキッドの姿を思い出して、急に不安になり始めていた。
--難波布袋神社
「わぁ!私、大吉だ!」
蘭が嬉しそうに声をあげると、園子と和葉がどれどれ…と蘭の持っているおみくじを覗き込む。
「待ち人…恋人と再会します…」
さらに隣にいた名前が、蘭のおみくじを覗き込んで読み上げる。
「へぇ!…それって新一君の事なんじゃない?」
「良かったやん!噂の工藤君の事やろ?今度、アタシにも会わしてェな!」
キャッキャッと盛り上がる女性陣に微笑みを浮かべながら、名前は蘭達から離れた位置にいるコナンと平次に近付いていく。
「…ですってよ?"噂の工藤君″?」
「はは……再会出来るわけねェだろ、俺ここにいるし」
名前と平次がクスクスと笑っている中、コナンは渇いた笑みを浮かべる。
「ちょっとー!名前のおみくじは何て書いてあったのよ?」
お互いのおみくじを見せ合って盛り上がっていた女性陣が、ふいにまだ見せてもらっていない名前に声をかける。
「え?あ、まだ見てないけど…」
名前は、ポケットにしまったままになっていたおみくじを取り出す。
「もうっ!相変わらず淡泊なんだから…見せてごらんなさい」
園子がカツカツと近付いてきて、名前の手からおみくじを取り上げる。名前は、特に抵抗もせずにおみくじを差し出す。
「えーと、吉ね。なになに?…想い人・大事な人に災難あり。注意…ですって」
「え?」
名前はその内容に眉を潜める。
「何か物騒な内容やなー、名前ちゃん…一応そこの木に結んどいたら?」
和葉が控えめに尋ねる。
「そうね…少しは運気が上がるかもよ」
蘭達の言葉に若干半信半疑の名前ではあるが、そうしようかな…と、呟いておみくじを手に木に向かう。
(快斗…変な人達に狙われてるみたいだし、今回は大丈夫かしら?何だか心配だな)
おみくじをギュッと結び付けながら、名前はロイヤル・エクスプレスに乗った時に銃を向けられていたキッドの姿を思い出して、急に不安になり始めていた。