手のひらの温もり
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パイはそのままトランクスの胸の中でしばらく顔を寄せていた。
やがてゆっくりと顔をあげると、静かに語りかけてきた。
「ねえ、トランクス」
「……なんだ」
「私たち、ずっと似たことしてたんだと思う」
トランクスは黙って耳を傾ける。
「お互いに、自分が苦しいことを言わなかった。話したら相手まで苦しくなる気がしてたのかもしれない……。でも今日思ったの。話してもいいんだって」
静かな声だった
トランクスの肩がわずかに揺れる。
「全部解決できなくてもいい。どうにもできないことだってあるし、悪夢だって簡単にはなくならないのかもしれない」
そこでパイは少しだけ顔を上げた。
「でも、これからは一緒に分かちあいたい。怖い時は怖いって言って。苦しい時は苦しいって言って」
まっすぐな声だった。
そして少し照れたように笑う。
「私も……まだ時々悪夢を見ることはあるの。だから、その時はトランクスにそばにいて抱きしめて欲しい」
2人はお互い目を合わせると、にっこりと微笑みあった。
おでこをくっつける。
二人はそのまましばらく何も言わなかった。
互いの体温を確かめるように寄り添い、窓の外では雪が静かに降り積もっていく。
どれくらいそうしていただろう。
張りつめていた心は少しずつほどけ、部屋には深夜らしい穏やかな静けさだけが残っていた。
やがてパイは、名残惜しそうにそっと身体を離すと、トランクスを見上げる。
「じゃあさ。ひとまず今日は……私が隣で手をつないでてあげる」
やがてゆっくりと顔をあげると、静かに語りかけてきた。
「ねえ、トランクス」
「……なんだ」
「私たち、ずっと似たことしてたんだと思う」
トランクスは黙って耳を傾ける。
「お互いに、自分が苦しいことを言わなかった。話したら相手まで苦しくなる気がしてたのかもしれない……。でも今日思ったの。話してもいいんだって」
静かな声だった
トランクスの肩がわずかに揺れる。
「全部解決できなくてもいい。どうにもできないことだってあるし、悪夢だって簡単にはなくならないのかもしれない」
そこでパイは少しだけ顔を上げた。
「でも、これからは一緒に分かちあいたい。怖い時は怖いって言って。苦しい時は苦しいって言って」
まっすぐな声だった。
そして少し照れたように笑う。
「私も……まだ時々悪夢を見ることはあるの。だから、その時はトランクスにそばにいて抱きしめて欲しい」
2人はお互い目を合わせると、にっこりと微笑みあった。
おでこをくっつける。
二人はそのまましばらく何も言わなかった。
互いの体温を確かめるように寄り添い、窓の外では雪が静かに降り積もっていく。
どれくらいそうしていただろう。
張りつめていた心は少しずつほどけ、部屋には深夜らしい穏やかな静けさだけが残っていた。
やがてパイは、名残惜しそうにそっと身体を離すと、トランクスを見上げる。
「じゃあさ。ひとまず今日は……私が隣で手をつないでてあげる」