暗転
主人公の名前設定
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そこでトランクスは跳ね起きた。
呼吸は荒く、額からは汗が滴っている。
夢の中の世界とは反対に、夜の部屋はしいんと静まり返っている。
人造人間もいない。平和な世界の夜だ。
「……またか」
低い声で呟く。
ここ最近ずっと、眠りにつくと悪夢にうなされるようになっていた。
戦っているときは、こんなことはなかった。
あの頃は……考える暇なんてなかったのかもしれない。
平和になった今、ずっと張りつめていた緊張の糸がピンと切れたように、揺り返しが来ていた。
トランクスは、ベッドの横に置かれた写真に目を向けた。
そこには、パイが写っている。
慣れないカメラを向けられて少し不機嫌そうな顔でこちらを見ている。
「……」
手を伸ばしかけて、止める。指先が、わずかに震えていた。
「……こんな状態で……一緒に暮らせるのか」
答えは出ない。
もう人造人間を撃破してから1カ月半が過ぎていた。重力室を直す部品を揃え、部屋を片付け、もうとっくにパオズ山で暮らしているはずだった。だが、「落ち着いたら一緒に暮らそう」の約束はいまだ果たされていない。
最初の頃は「はやく一緒に暮らしたいな…」とかわいらしく甘えてきたパイだったが、いつまでたってものらりくらりと引っ越しを引き伸ばすトランクスの様子に、最近は少し拗ねているようだった。
(このままではいけない…でもどうすれば)
呼吸は荒く、額からは汗が滴っている。
夢の中の世界とは反対に、夜の部屋はしいんと静まり返っている。
人造人間もいない。平和な世界の夜だ。
「……またか」
低い声で呟く。
ここ最近ずっと、眠りにつくと悪夢にうなされるようになっていた。
戦っているときは、こんなことはなかった。
あの頃は……考える暇なんてなかったのかもしれない。
平和になった今、ずっと張りつめていた緊張の糸がピンと切れたように、揺り返しが来ていた。
トランクスは、ベッドの横に置かれた写真に目を向けた。
そこには、パイが写っている。
慣れないカメラを向けられて少し不機嫌そうな顔でこちらを見ている。
「……」
手を伸ばしかけて、止める。指先が、わずかに震えていた。
「……こんな状態で……一緒に暮らせるのか」
答えは出ない。
もう人造人間を撃破してから1カ月半が過ぎていた。重力室を直す部品を揃え、部屋を片付け、もうとっくにパオズ山で暮らしているはずだった。だが、「落ち着いたら一緒に暮らそう」の約束はいまだ果たされていない。
最初の頃は「はやく一緒に暮らしたいな…」とかわいらしく甘えてきたパイだったが、いつまでたってものらりくらりと引っ越しを引き伸ばすトランクスの様子に、最近は少し拗ねているようだった。
(このままではいけない…でもどうすれば)
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