日常編(1〜)
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11.出逢い
−
顔を真っ赤にするツナ。
「マフィアのボスなら、その男らしい風格で女を惹きつけて、とびきりの美女を侍らせてるもんだぞ。やっとマフィアのボスとしての自覚が湧いてきたみてーだな」
「バカなこと言うなよ!だいたい俺はマフィアのボスにはならないって言ってるし!」
「家庭教師(カテキョ)に向かってバカとはなんだ」
ツナの横っ面に鋭い蹴りが飛ぶ。
「痛ッた……!ちくしょうリボーン……って、何かレオンが俺の唐揚げ食ってるしー!?」
ツナの目を盗み、弁当箱に乗っかりはぐはぐと唐揚げを咀嚼するレオン。
「弁当も女も……最後は強いやつが奪うもんだ」
「それっぽく締めんなよ!」
バンッ
突然、屋上の扉が勢いよく開く。
「お待たせしました10代目!」
屋上に上がってきた獄寺につづいて、山本もやってくる。手にはビニール袋を提げている。
「獄寺くんに、山本!?遅かったね」
「すみません10代目!今日は……超絶!限定!幻の!あのUMAもびっくりする美味さの伝説の焼きそばパンが10食限定で販売される日だったんで、足の速え山本をパシらせて買ってきたんす!」
はい、これ10代目の分です♪と焼きそばパンを渡してくる獄寺に、ツナは苦笑いする。
「よおツナ!購買、すげぇ人でな…でも一番に買えたのな!」
(なんか色々、ツッコミが追いつかない!)
しかしツナはレオンに弁当を食べられていたので、獄寺に渡された焼きそばパンが泣くほど美味く感じた。
「ところで、リボーンさんと何の話してたんすか?」
「え!?いや、大したことじゃ…」
「ツナの愛人の話だぞ」
「「ツナ/10代目 の愛人!?」」
「あーもー!話ややこしくするなよ!」
……
「ちなみに10代目、その女なんつー名前なんですか?」
保健室で会った時のことをざっくりと聞いた獄寺が尋ねる。
「あ……それが、知らなくて」
「名前も訊けねぇとは……ヘタレツナ」
「うるさいよ!」
「どこのクラスなんだ?もしかしたら、俺の友達の友達かもしれねえ。どんな見た目なんだ?」
山本が頼もしげな笑顔で、ツナに訊ねる。
「あそこにいるぞ」
「「えッ!?」」
リボーンが指差した先で、楽しげに昼食をとる女子達。
「あの真ん中の女だ」
「めっちゃ近くに居るじゃないっすか…」
「俺がちょっくら名前聞いてくるぜ」
「ま、待って山本!」
早速持ち前のコミュ力を発揮しようする山本をあわてて止める。
「いきなり声かけたら…きっと、変に思われちゃうよ!」
−
顔を真っ赤にするツナ。
「マフィアのボスなら、その男らしい風格で女を惹きつけて、とびきりの美女を侍らせてるもんだぞ。やっとマフィアのボスとしての自覚が湧いてきたみてーだな」
「バカなこと言うなよ!だいたい俺はマフィアのボスにはならないって言ってるし!」
「家庭教師(カテキョ)に向かってバカとはなんだ」
ツナの横っ面に鋭い蹴りが飛ぶ。
「痛ッた……!ちくしょうリボーン……って、何かレオンが俺の唐揚げ食ってるしー!?」
ツナの目を盗み、弁当箱に乗っかりはぐはぐと唐揚げを咀嚼するレオン。
「弁当も女も……最後は強いやつが奪うもんだ」
「それっぽく締めんなよ!」
バンッ
突然、屋上の扉が勢いよく開く。
「お待たせしました10代目!」
屋上に上がってきた獄寺につづいて、山本もやってくる。手にはビニール袋を提げている。
「獄寺くんに、山本!?遅かったね」
「すみません10代目!今日は……超絶!限定!幻の!あのUMAもびっくりする美味さの伝説の焼きそばパンが10食限定で販売される日だったんで、足の速え山本をパシらせて買ってきたんす!」
はい、これ10代目の分です♪と焼きそばパンを渡してくる獄寺に、ツナは苦笑いする。
「よおツナ!購買、すげぇ人でな…でも一番に買えたのな!」
(なんか色々、ツッコミが追いつかない!)
しかしツナはレオンに弁当を食べられていたので、獄寺に渡された焼きそばパンが泣くほど美味く感じた。
「ところで、リボーンさんと何の話してたんすか?」
「え!?いや、大したことじゃ…」
「ツナの愛人の話だぞ」
「「ツナ/10代目 の愛人!?」」
「あーもー!話ややこしくするなよ!」
……
「ちなみに10代目、その女なんつー名前なんですか?」
保健室で会った時のことをざっくりと聞いた獄寺が尋ねる。
「あ……それが、知らなくて」
「名前も訊けねぇとは……ヘタレツナ」
「うるさいよ!」
「どこのクラスなんだ?もしかしたら、俺の友達の友達かもしれねえ。どんな見た目なんだ?」
山本が頼もしげな笑顔で、ツナに訊ねる。
「あそこにいるぞ」
「「えッ!?」」
リボーンが指差した先で、楽しげに昼食をとる女子達。
「あの真ん中の女だ」
「めっちゃ近くに居るじゃないっすか…」
「俺がちょっくら名前聞いてくるぜ」
「ま、待って山本!」
早速持ち前のコミュ力を発揮しようする山本をあわてて止める。
「いきなり声かけたら…きっと、変に思われちゃうよ!」