ヴェンツェル夢
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【エリダ高校ホスト部?】~メイドと猫も出るよ~
☆配役☆
ハルヒ……アユム
環 ……レナート(不在)
鏡 夜……ヴェンツェル
双 子……スティラルカ
ハニー……クラウス
モ リ……シグルド
『えっと、コホン。扉を開けるとそこはホス●部でした~』
アユムは台本を読む。
「待て、何故クラウスがハニーとやらなんだ。名前からしてそういうタイプではないだろう?」
ツッコむベンツェル。
『わたしが知るわけないでしょ?そこの変態に聞きなさいよ!』
んふふ~と、気持ちの悪い笑みをこぼしながらスティラルカは答える。
「天然で可愛くてー、実は腹黒なところが合ってるんじゃないですかー?ねえクラ?」
「かっ、可愛い?!私がですか!?」
おろおろとする姿はまさしく。
「気持ちの悪い変態め、頭がおかしいんじゃないのか」
ヴェンツェルはざっくり切り捨てる。
「俺はこんな役御免だ」
唐突にシグルドは言い放った。
「何故クラウスと仲良くしなければならない?しかもクラウスより弱いとは……許せん!」
『まぁまぁシグルド、そう言わずに』
アユムはシグルドをなだめる。
「実は私も許せないんですよね~」
しかしスティラルカがシグルドに同意した。
「やっぱり配役は
ハルヒ→アユムさん
環 →ベンちゃん
鏡 夜→クラ
双 子→ルツ
ハニー→アレク
モ リ→シグルド
だと思うんですよ。
勿論私は猫沢先輩でお願いしますねー♪」
ベンちゃんが殿らしい。
「この変態!!何故俺が殿なんだ!!」
「だって~、見たいじゃないですかー。熱血で傷付きやすくて女性を大切にするベンちゃん」
『見れたら確実に命は無いと思うけど』
アユムはもっともなツッコミをいれる。
「俺はハニーとやらが、アレクセイ陛下なら構わん。しかし、何故双子がルツなのだ?」
シグルドの素朴な疑問。
「なんとなくですかねぇ~」
『……は??!!そんなので決めていいの?!』
横からクラウスが前のめりに質問をする。
「私は何故腹黒副部長なんですか?」
黒い笑みを浮かべるクラウス。
「その笑顔と態度からですよ~」
「……ダルティ・フェス・ベルク」
スティラルカの言葉に怒ったクラウスは法術を使った。
『ギャー!!火がっ!!火がぁあっ!』
アユムが慌てるが、スティラルカは冷静に跳ね返した。
「跳ね返せ、スペクルム」
跳ね返って……ヴェンツェルの服に燃え移った。
『あ』
「こんのぉおお!!変態がぁああああっ!!」
おそらく、スティラルカは意図してやったのだろう。
「マスタ、落ちついて!落ちついて!」
どこからともなくリスルゥが登場し、なだめようとする。
「落ち着けるものか!!黎明よ、烈日の意気でその姿を晒せ――!!ヴァスハディアーシシイ=ソーンツァ!!」
キレたヴェンツェルは強烈な一撃を放つ。
しかし、スティラルカに当たることはなく。
「深更の闇よ、全てを囲繞せよ――メサイ=ニュクテス」
――ドン!!!
床にクレーターができてしまった。
――コンコン。
「失礼します。スティラルカ様、お仕事の時間です」
何故かユエがスティラルカを迎えに来た。
「あ、そうでしたねユエ、そろそろ帰ります。ベンちゃんは放置プレイですねー」
さっさと去って行くスティラルカ。
「そのままこの世界から消えてなくなってしまえ!!」
ヴェンツェルの悲痛な叫びだけが部屋にこだました。
――コンコン。
『え?戻ってきた?あ、エマ!』
「失礼しま……あの、お取り込み中でしたか?すいません!」
頭を下げるエマ。
「大丈夫ですよ。事はもう終わりました」
ニッコリ"白く″微笑むクラウス。
「アレ?4人ですか?シグルドさんは?」
いつの間にか、シグルドの姿はなくなっていた。
いるのはクラウス、アユム、ヴェンツェル、リスルゥのみ。
『帰ったみたい』
「そうですか……昼食を作って来たんですけど、残念です」
「ちゅうしょく!?」
昼食という言葉に過剰反応するリスルゥ。
「はい、お昼ご飯です」
「お昼ごはんー!!」
リスルゥははしゃいだ。
「あの、黒の導師さんもご一緒にいかがですか?」
「フン、くだらん。帰るぞリスルゥ!」
かけられた言葉にしょんぼりするリスルゥ。
「マスタ……おなかすいた、ちゅうしょくダメ?」
『ヴェンツェル、リスルゥがこう言ってるんだから、今日ぐらい大目に見てあげたらどうなの?』
みんなの責める視線がヴェンツェルへ向く。
「貴様らと馴れ合う気はない」
ヴェンツェルはそう言って去ろうとしたが、アユムに腕を引っ張られた。
『待って!一緒に……あ、』
――ドスッ。
ヴェンツェルは情けなく尻餅をついてしまった。
「貴様、どうやら俺に殺されたいらしいな!?」
エマとクラウスは笑いをこらえている。
『ご、ごめんヴェンツェル』
エマはハッと気付いてヴェンツェルに近付く。
「黒の導師さん、お詫びに昼食いかがですか?」
ヴェンツェルはしばらく呆然とするが、いきなりニヤリと笑った。
「いいだろう。だが条件がある」
「条件、ですか?」
「アユムが俺に食べさせろ」
『はぁっ?!』
「詫びだろう?」
「おひるたべたーい!」
アユムはリスルゥに負けて、仕方なく首を縦にふった。
『わかった……』
「おさかなっ!!」
「アユムさん、コレすごくおいしいですよ」
『これ?……ん!本当だ、おいし~』
「食べさせろ」
『はいはい、口開けて』
はい、あーん。
「(もぐもぐ)」
「どんどん食べて下さいね、たくさん作って来ましたから!」
『エマもね!』
「勿論です!」
「フン、悪くないな」
そんなこんなで、エリダ高校ホ●ト部は閉店したのでありました。
《END》ごちそうさまでした!
*今日の収穫リスト*
[アユム]ホ●ト部の台本
ヴェンツェルの尻餅
エマの手作り昼食
ヴェンツェルにはい、あーん
[クラウス]腹黒副部長の称号
スッチーの法術
エマの手作り昼食
スッチーからの床の修理代金
[ヴェンツェル]殿の称号
クラウスの法術(焔)
エマの手作り昼食
アユムからのはい、あーん
[スティラルカ]変態の称号(もとから)
クラウスの法術
ヴェンツェルの法術
ユエのお迎え
[リスルゥ]食いしん坊の称号
アユムの優しさ
エマの手作り昼食
お魚
[エマ]4人の笑顔
2007.10.21(2024.6.28最終修正)
☆配役☆
ハルヒ……アユム
環 ……レナート(不在)
鏡 夜……ヴェンツェル
双 子……スティラルカ
ハニー……クラウス
モ リ……シグルド
『えっと、コホン。扉を開けるとそこはホス●部でした~』
アユムは台本を読む。
「待て、何故クラウスがハニーとやらなんだ。名前からしてそういうタイプではないだろう?」
ツッコむベンツェル。
『わたしが知るわけないでしょ?そこの変態に聞きなさいよ!』
んふふ~と、気持ちの悪い笑みをこぼしながらスティラルカは答える。
「天然で可愛くてー、実は腹黒なところが合ってるんじゃないですかー?ねえクラ?」
「かっ、可愛い?!私がですか!?」
おろおろとする姿はまさしく。
「気持ちの悪い変態め、頭がおかしいんじゃないのか」
ヴェンツェルはざっくり切り捨てる。
「俺はこんな役御免だ」
唐突にシグルドは言い放った。
「何故クラウスと仲良くしなければならない?しかもクラウスより弱いとは……許せん!」
『まぁまぁシグルド、そう言わずに』
アユムはシグルドをなだめる。
「実は私も許せないんですよね~」
しかしスティラルカがシグルドに同意した。
「やっぱり配役は
ハルヒ→アユムさん
環 →ベンちゃん
鏡 夜→クラ
双 子→ルツ
ハニー→アレク
モ リ→シグルド
だと思うんですよ。
勿論私は猫沢先輩でお願いしますねー♪」
ベンちゃんが殿らしい。
「この変態!!何故俺が殿なんだ!!」
「だって~、見たいじゃないですかー。熱血で傷付きやすくて女性を大切にするベンちゃん」
『見れたら確実に命は無いと思うけど』
アユムはもっともなツッコミをいれる。
「俺はハニーとやらが、アレクセイ陛下なら構わん。しかし、何故双子がルツなのだ?」
シグルドの素朴な疑問。
「なんとなくですかねぇ~」
『……は??!!そんなので決めていいの?!』
横からクラウスが前のめりに質問をする。
「私は何故腹黒副部長なんですか?」
黒い笑みを浮かべるクラウス。
「その笑顔と態度からですよ~」
「……ダルティ・フェス・ベルク」
スティラルカの言葉に怒ったクラウスは法術を使った。
『ギャー!!火がっ!!火がぁあっ!』
アユムが慌てるが、スティラルカは冷静に跳ね返した。
「跳ね返せ、スペクルム」
跳ね返って……ヴェンツェルの服に燃え移った。
『あ』
「こんのぉおお!!変態がぁああああっ!!」
おそらく、スティラルカは意図してやったのだろう。
「マスタ、落ちついて!落ちついて!」
どこからともなくリスルゥが登場し、なだめようとする。
「落ち着けるものか!!黎明よ、烈日の意気でその姿を晒せ――!!ヴァスハディアーシシイ=ソーンツァ!!」
キレたヴェンツェルは強烈な一撃を放つ。
しかし、スティラルカに当たることはなく。
「深更の闇よ、全てを囲繞せよ――メサイ=ニュクテス」
――ドン!!!
床にクレーターができてしまった。
――コンコン。
「失礼します。スティラルカ様、お仕事の時間です」
何故かユエがスティラルカを迎えに来た。
「あ、そうでしたねユエ、そろそろ帰ります。ベンちゃんは放置プレイですねー」
さっさと去って行くスティラルカ。
「そのままこの世界から消えてなくなってしまえ!!」
ヴェンツェルの悲痛な叫びだけが部屋にこだました。
――コンコン。
『え?戻ってきた?あ、エマ!』
「失礼しま……あの、お取り込み中でしたか?すいません!」
頭を下げるエマ。
「大丈夫ですよ。事はもう終わりました」
ニッコリ"白く″微笑むクラウス。
「アレ?4人ですか?シグルドさんは?」
いつの間にか、シグルドの姿はなくなっていた。
いるのはクラウス、アユム、ヴェンツェル、リスルゥのみ。
『帰ったみたい』
「そうですか……昼食を作って来たんですけど、残念です」
「ちゅうしょく!?」
昼食という言葉に過剰反応するリスルゥ。
「はい、お昼ご飯です」
「お昼ごはんー!!」
リスルゥははしゃいだ。
「あの、黒の導師さんもご一緒にいかがですか?」
「フン、くだらん。帰るぞリスルゥ!」
かけられた言葉にしょんぼりするリスルゥ。
「マスタ……おなかすいた、ちゅうしょくダメ?」
『ヴェンツェル、リスルゥがこう言ってるんだから、今日ぐらい大目に見てあげたらどうなの?』
みんなの責める視線がヴェンツェルへ向く。
「貴様らと馴れ合う気はない」
ヴェンツェルはそう言って去ろうとしたが、アユムに腕を引っ張られた。
『待って!一緒に……あ、』
――ドスッ。
ヴェンツェルは情けなく尻餅をついてしまった。
「貴様、どうやら俺に殺されたいらしいな!?」
エマとクラウスは笑いをこらえている。
『ご、ごめんヴェンツェル』
エマはハッと気付いてヴェンツェルに近付く。
「黒の導師さん、お詫びに昼食いかがですか?」
ヴェンツェルはしばらく呆然とするが、いきなりニヤリと笑った。
「いいだろう。だが条件がある」
「条件、ですか?」
「アユムが俺に食べさせろ」
『はぁっ?!』
「詫びだろう?」
「おひるたべたーい!」
アユムはリスルゥに負けて、仕方なく首を縦にふった。
『わかった……』
「おさかなっ!!」
「アユムさん、コレすごくおいしいですよ」
『これ?……ん!本当だ、おいし~』
「食べさせろ」
『はいはい、口開けて』
はい、あーん。
「(もぐもぐ)」
「どんどん食べて下さいね、たくさん作って来ましたから!」
『エマもね!』
「勿論です!」
「フン、悪くないな」
そんなこんなで、エリダ高校ホ●ト部は閉店したのでありました。
《END》ごちそうさまでした!
*今日の収穫リスト*
[アユム]ホ●ト部の台本
ヴェンツェルの尻餅
エマの手作り昼食
ヴェンツェルにはい、あーん
[クラウス]腹黒副部長の称号
スッチーの法術
エマの手作り昼食
スッチーからの床の修理代金
[ヴェンツェル]殿の称号
クラウスの法術(焔)
エマの手作り昼食
アユムからのはい、あーん
[スティラルカ]変態の称号(もとから)
クラウスの法術
ヴェンツェルの法術
ユエのお迎え
[リスルゥ]食いしん坊の称号
アユムの優しさ
エマの手作り昼食
お魚
[エマ]4人の笑顔
2007.10.21(2024.6.28最終修正)