片割れの話
お名前を決めてね
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春ーー。
各クラス恒例行事であろう自己紹介を聞きながら 今日から雄英生か、なんて思う。
出席番号通りにひとりひとり立ち上がり名前と個性を言っていく。
俺は1番最後なのでのんびりと眺めている。1人終わる事に すごい やら 強そう やら期待に満ちた声が上がる。この列は金髪(1人は髪と言うよりは体の色なのだが)が多いんだななんて思っていればもうすぐ順番だ。
「物間寧人、個性は『コピー』。どうぞよろしく」
『コピー』他の人の個性を使えるのか。すげぇな。知らない個性が沢山ある。
「物間寧奈です。前の席の寧人とは兄弟です。個性は『ペースト』、寧人がコピーした個性を他人に上書きできます。よろしくお願いします」
見た目も個性豊かなメンバーの中、同じ金髪が並んでいると思ったら双子なのか。
2人を珍しがる声が聞こえる。倍率も高い雄英だ。双子で受かるのは凄いことだと思う。後で俺も話しかけてみよう。
▽
休み時間、2人の元へ行ってみると先に話している奴がいた。楕円の目が特徴的だ。
「なあなあ!お前ら双子なんだろ?すげぇな!俺は円場硬成、よろしくな!」
「双子だからってすごいわけじゃないけど」
「ヒーロー科だと珍しいよね。私は物間寧奈、こっちは寧人。よろしくね。ちゃんと名乗るんだよ、寧人」
西洋の人か?自己紹介であまり顔が見えなかったので正面からよく見ると、2人の顔立ちは確かにそっくりだ。つい眺めてしまった。
「さっきの自己紹介は何だったんだよ」と男の方が呟いていた。話しかけるタイミングを失いそうだったので俺も会話に参加する。
「自己紹介だけで覚えられるのか?」
「大体はね。鱗飛竜、だろ?」
こちらに気づき返事と共にフルネームをサラッと言ってのけた。本当に覚えているのか。俺よりも先に円場が驚き、リアクションをとる。
「マジ?お前すげぇな!」
「あぁ、その通りだ。記憶力いいんだな、驚いたよ」
「まぁね。今日から共に過ごすクラスメイトなんだ、親睦を深めようじゃないか」
得意気に話す物間寧人を物間寧奈はニコニコとした表情で見守っていた。この2人は仲がいいんだろうな。
「じゃあじゃあ!個性の話しようよ!俺の個性、『空気凝固』。空気固められるんだぜ♪」
「それ、どうやってやるの?」
「口からピューって」
円場が言うと、物間寧人が真似をした……いや、『コピー』した。
「?!」
「すごいね」
驚く円場を他所に楽しそうな物間寧奈。
「借りたよ、円場の個性」
「すっげ〜!それがコピー?色んな個性試せるじゃん!」
目をキラキラ輝かせて犬のよう。
この後予鈴が鳴るまで互いの個性の話を弾ませた。これなら仲良くやっていけそうな気がする。
各クラス恒例行事であろう自己紹介を聞きながら 今日から雄英生か、なんて思う。
出席番号通りにひとりひとり立ち上がり名前と個性を言っていく。
俺は1番最後なのでのんびりと眺めている。1人終わる事に すごい やら 強そう やら期待に満ちた声が上がる。この列は金髪(1人は髪と言うよりは体の色なのだが)が多いんだななんて思っていればもうすぐ順番だ。
「物間寧人、個性は『コピー』。どうぞよろしく」
『コピー』他の人の個性を使えるのか。すげぇな。知らない個性が沢山ある。
「物間寧奈です。前の席の寧人とは兄弟です。個性は『ペースト』、寧人がコピーした個性を他人に上書きできます。よろしくお願いします」
見た目も個性豊かなメンバーの中、同じ金髪が並んでいると思ったら双子なのか。
2人を珍しがる声が聞こえる。倍率も高い雄英だ。双子で受かるのは凄いことだと思う。後で俺も話しかけてみよう。
▽
休み時間、2人の元へ行ってみると先に話している奴がいた。楕円の目が特徴的だ。
「なあなあ!お前ら双子なんだろ?すげぇな!俺は円場硬成、よろしくな!」
「双子だからってすごいわけじゃないけど」
「ヒーロー科だと珍しいよね。私は物間寧奈、こっちは寧人。よろしくね。ちゃんと名乗るんだよ、寧人」
西洋の人か?自己紹介であまり顔が見えなかったので正面からよく見ると、2人の顔立ちは確かにそっくりだ。つい眺めてしまった。
「さっきの自己紹介は何だったんだよ」と男の方が呟いていた。話しかけるタイミングを失いそうだったので俺も会話に参加する。
「自己紹介だけで覚えられるのか?」
「大体はね。鱗飛竜、だろ?」
こちらに気づき返事と共にフルネームをサラッと言ってのけた。本当に覚えているのか。俺よりも先に円場が驚き、リアクションをとる。
「マジ?お前すげぇな!」
「あぁ、その通りだ。記憶力いいんだな、驚いたよ」
「まぁね。今日から共に過ごすクラスメイトなんだ、親睦を深めようじゃないか」
得意気に話す物間寧人を物間寧奈はニコニコとした表情で見守っていた。この2人は仲がいいんだろうな。
「じゃあじゃあ!個性の話しようよ!俺の個性、『空気凝固』。空気固められるんだぜ♪」
「それ、どうやってやるの?」
「口からピューって」
円場が言うと、物間寧人が真似をした……いや、『コピー』した。
「?!」
「すごいね」
驚く円場を他所に楽しそうな物間寧奈。
「借りたよ、円場の個性」
「すっげ〜!それがコピー?色んな個性試せるじゃん!」
目をキラキラ輝かせて犬のよう。
この後予鈴が鳴るまで互いの個性の話を弾ませた。これなら仲良くやっていけそうな気がする。
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