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『コル将軍、王の剣から不満と離反者が出ております』
「王の剣への諜報任務だったな。そうか…やはりな」
『このままでは帝国よりも内乱の方が危惧されます』
「分かっている。だが審議会は停戦合意で進んでいるそうだ」
『そんなのって…!』
「...皆平和を望んでいる」
『帝国の目的は何なのでしょうね…』
「俺はこの停戦協定自体、可笑しいと思っているがな」
『私もそう思います…』
「ゼロ、認識しているとは思うがこれは禁句だ。俺と話したこともな。陛下は覚悟されているのだろう」
『...調印式は執行されるのですね』
「ああ恐らくな。これから先、もっと城内は緊迫する。王都警護隊として普通に過ごせ」
『口を噤め、と?』
「反乱分子として見られることのないようにな」
『分かってます。コル将軍は昔からお優しいですね』
「!...無理はするなよ、誓え」
コル将軍は両手に刀を持ち、鞘から少し刀を抜く。
差し出された刃に刃を合わせる。
『コル将軍も、準備は怠らずに』
「ゼロもな、常に動けるようにしておく事だ」
『はい!』
普段どおりに仕事をこなし帰宅する。
あと幾日、この生活が続くのだろう。
束の間の平和は、呆気なく崩れるのだ。
「王の剣への諜報任務だったな。そうか…やはりな」
『このままでは帝国よりも内乱の方が危惧されます』
「分かっている。だが審議会は停戦合意で進んでいるそうだ」
『そんなのって…!』
「...皆平和を望んでいる」
『帝国の目的は何なのでしょうね…』
「俺はこの停戦協定自体、可笑しいと思っているがな」
『私もそう思います…』
「ゼロ、認識しているとは思うがこれは禁句だ。俺と話したこともな。陛下は覚悟されているのだろう」
『...調印式は執行されるのですね』
「ああ恐らくな。これから先、もっと城内は緊迫する。王都警護隊として普通に過ごせ」
『口を噤め、と?』
「反乱分子として見られることのないようにな」
『分かってます。コル将軍は昔からお優しいですね』
「!...無理はするなよ、誓え」
コル将軍は両手に刀を持ち、鞘から少し刀を抜く。
差し出された刃に刃を合わせる。
『コル将軍も、準備は怠らずに』
「ゼロもな、常に動けるようにしておく事だ」
『はい!』
普段どおりに仕事をこなし帰宅する。
あと幾日、この生活が続くのだろう。
束の間の平和は、呆気なく崩れるのだ。