嘘と真
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ー図書室ー
「やはり、ない
世界地図どころか、有史以来どこにも貴方の出身地の名前は見当たりません
貴方、本当にそこから来たんですか?
嘘をついてるんじゃないでしょうね?」
『嘘ついてるようには見えねぇが』
「ユウさんの言ってることが本当だとしたらなんらかのトラブルで別の惑星…
あるいは異世界から召集された可能性がでてきましたね」
『異世界ねぇ…』
「貴方、ここへ来るときに持ってたものなどは?
身分証明になるような、魔道車免許証とか靴の片方とか…
見るからに手ぶらですけど」
「そういえば財布もスマホもない…」
「困りましたねぇ
魔法を使えない者をこの学園に置いておくわけにはいかない
しかい保護者に連絡もつかない無一文の若者を放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます
私、優しいので」
『どの口が言ってるんだか』
「椿さん、うるさいですよ
…うーん、そうだ!
学園内に今は使われていない建物があります
昔、寮として使われていた建物なので掃除すれば寝泊まりぐらいはできるはずです
そこであれば、しばらく宿として貸し出して差し上げましょう!
その間に貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです
あーなんて優しいんでしょう、私!
教育者の鑑ですね」
『だから本当に優しいヤツは自分では言わねーんだって』
「では善は急げです、寮へ向かいましょう
少し古いですが趣のある建物ですよ」
「やはり、ない
世界地図どころか、有史以来どこにも貴方の出身地の名前は見当たりません
貴方、本当にそこから来たんですか?
嘘をついてるんじゃないでしょうね?」
『嘘ついてるようには見えねぇが』
「ユウさんの言ってることが本当だとしたらなんらかのトラブルで別の惑星…
あるいは異世界から召集された可能性がでてきましたね」
『異世界ねぇ…』
「貴方、ここへ来るときに持ってたものなどは?
身分証明になるような、魔道車免許証とか靴の片方とか…
見るからに手ぶらですけど」
「そういえば財布もスマホもない…」
「困りましたねぇ
魔法を使えない者をこの学園に置いておくわけにはいかない
しかい保護者に連絡もつかない無一文の若者を放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます
私、優しいので」
『どの口が言ってるんだか』
「椿さん、うるさいですよ
…うーん、そうだ!
学園内に今は使われていない建物があります
昔、寮として使われていた建物なので掃除すれば寝泊まりぐらいはできるはずです
そこであれば、しばらく宿として貸し出して差し上げましょう!
その間に貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです
あーなんて優しいんでしょう、私!
教育者の鑑ですね」
『だから本当に優しいヤツは自分では言わねーんだって』
「では善は急げです、寮へ向かいましょう
少し古いですが趣のある建物ですよ」