嘘と真
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「くそー!ちょろちょろしやがって!」
「へっへっへ!
捕まえられるもんなら捕まえてみろーだゾ!」
「くっ、シャンデリアに登るとは卑怯だぞ!
飛行魔法はまだ習っていないし…」
「てか、なんでアイツは習ってない飛行魔法が使えてんだよ!」
『おれのことナメんなよ?』
「なにか挟んだり、捕まえたりする…ブツブツ…
はっ、そうだ!」
「なにか良いアイデアが…
って、おいおい、ちょい待ち!
なんでマジカルペンこっちに向けてんの!?」
「お前を投げればいいんだ!」
「いやな予感しかしないんだけど」
「冗談でしょ!?うわわわっ!浮かすな!
オレのこと投げる気かよ!?やめろマジで!」
「しっかり捕まえろよ
よく狙って……行くぞ!」
「ぎええええ!!」
「ふなあああ!?」
『おいおい、まじかよ
そりゃねーだろ!』
「なにしてんのこの人!?」
黒髪の男はあろうことかエースを魔法で持ち上げおれとグリムがいるシャンデリアまでエースを飛ばしたのである
捕まえるだけならいい策ではあるが、彼は大事な事を忘れていた
「ォエッ!ゲホッゲホッ!!信じらんねぇ!」
「ふにゃあぁ…」
『ゲッホ、ゴホッ
なんすんだよ…!』
「し、しまった!捕まえた後の着地のことを考えてなかった…!」
「おっま……バッッッカじゃねぇの!!??
グリムと椿は捕まえたけど、シャンデリアぶっ壊したのが学園長に知れたら…」
「知れたら…なんですって?」
「あ……学園長……」
『タイミング良すぎな…』
「あーなーたーたーちーはーっ!
一体なにをしているんですか!!」
「ふにゃぁぁ…目が回るんだゾー」
「石像に傷を付けただけでは飽き足らず、シャンデリアまで破壊するなんて!
もう許せません
全員、即刻退学です!」
「「えええええーーっ!!?」」
「そんな!どうかそれだけはお許しください!
俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです!」
「馬鹿な真似をした自分を恨むんですね」
「許していただけるなら弁償でもなんでもします!」
「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません
魔法を動力源とし、永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア
伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です
学園設立当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに…
歴史的価値を考えれば10億マドルは下らない品物ですよ
それを弁償できるとでも?」
「じゅ、10億マドル…!?」
「で、でもさ。先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか…」
「魔法は万能ではありません
しかも、魔法道具の心臓とも呼べる魔法石が割れてしまった
魔法石に2つと同じものはない
もう二度とこのシャンデリアに光が灯ることはないでしょう」
「そんなぁ…」
「ちくしょう…なにやってんだ俺は…母さんになんていえば…」
そんな二人の様子を見ておれも心が痛みなんとか出来ないかと学園長に訪ねてみる
『魔法石は似たものでは駄目なのか?』
「…このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で採掘されたもの
同じ性質を持つ魔法石が手に入れば修理も可能かもしれません」
『それなら、話は簡単だな』
「僕、魔法石を取りに行きます!
行かせてください!」
「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません
閉山してしばらく経ちますし、魔法石が全て堀り尽くされてしまっている可能性も高い」
『それは可能性の話だろ?1%でも可能性が残っているなら動くべきだと思うが?』
「退学を撤回してもらえるならなんでもします!」
「……いいでしょう
では一晩だけ待ってさしあげます
明日の朝までに魔法石を持って帰ってこられなければ君たちは退学です」
「はい…!ありがとうございます!」
「はーぁ、しゃーねぇ
んじゃパパッと行って魔法石を持って帰ってきますか」
「ドワーフ鉱山までは鏡の間の扉 を利用すればすぐに到着できるでしょう」
「はい!」
『おいこらグリム起きろ』
未だに気を失ってるグリムの頭を殴って起こした
「痛ぇんだゾ!
な、なんだぁ…?オレ様は一体なにを…」
「とんでもないことになっちゃったよ」
『ユウ、鏡の間に向かいながら説明してやれ』
ー鏡の間ー
「あーあ…なんでこんな事になっちゃったかなあ
ついてなさすぎ…」
『エース、お前のせいでもあるんだぞ』
「ぶつぶつ言ってる時間はない。行くぞ!
闇の鏡よ!僕たちをドワーフ鉱山へ導きたまえ!」
「へっへっへ!
捕まえられるもんなら捕まえてみろーだゾ!」
「くっ、シャンデリアに登るとは卑怯だぞ!
飛行魔法はまだ習っていないし…」
「てか、なんでアイツは習ってない飛行魔法が使えてんだよ!」
『おれのことナメんなよ?』
「なにか挟んだり、捕まえたりする…ブツブツ…
はっ、そうだ!」
「なにか良いアイデアが…
って、おいおい、ちょい待ち!
なんでマジカルペンこっちに向けてんの!?」
「お前を投げればいいんだ!」
「いやな予感しかしないんだけど」
「冗談でしょ!?うわわわっ!浮かすな!
オレのこと投げる気かよ!?やめろマジで!」
「しっかり捕まえろよ
よく狙って……行くぞ!」
「ぎええええ!!」
「ふなあああ!?」
『おいおい、まじかよ
そりゃねーだろ!』
「なにしてんのこの人!?」
黒髪の男はあろうことかエースを魔法で持ち上げおれとグリムがいるシャンデリアまでエースを飛ばしたのである
捕まえるだけならいい策ではあるが、彼は大事な事を忘れていた
「ォエッ!ゲホッゲホッ!!信じらんねぇ!」
「ふにゃあぁ…」
『ゲッホ、ゴホッ
なんすんだよ…!』
「し、しまった!捕まえた後の着地のことを考えてなかった…!」
「おっま……バッッッカじゃねぇの!!??
グリムと椿は捕まえたけど、シャンデリアぶっ壊したのが学園長に知れたら…」
「知れたら…なんですって?」
「あ……学園長……」
『タイミング良すぎな…』
「あーなーたーたーちーはーっ!
一体なにをしているんですか!!」
「ふにゃぁぁ…目が回るんだゾー」
「石像に傷を付けただけでは飽き足らず、シャンデリアまで破壊するなんて!
もう許せません
全員、即刻退学です!」
「「えええええーーっ!!?」」
「そんな!どうかそれだけはお許しください!
俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです!」
「馬鹿な真似をした自分を恨むんですね」
「許していただけるなら弁償でもなんでもします!」
「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません
魔法を動力源とし、永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア
伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です
学園設立当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに…
歴史的価値を考えれば10億マドルは下らない品物ですよ
それを弁償できるとでも?」
「じゅ、10億マドル…!?」
「で、でもさ。先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか…」
「魔法は万能ではありません
しかも、魔法道具の心臓とも呼べる魔法石が割れてしまった
魔法石に2つと同じものはない
もう二度とこのシャンデリアに光が灯ることはないでしょう」
「そんなぁ…」
「ちくしょう…なにやってんだ俺は…母さんになんていえば…」
そんな二人の様子を見ておれも心が痛みなんとか出来ないかと学園長に訪ねてみる
『魔法石は似たものでは駄目なのか?』
「…このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で採掘されたもの
同じ性質を持つ魔法石が手に入れば修理も可能かもしれません」
『それなら、話は簡単だな』
「僕、魔法石を取りに行きます!
行かせてください!」
「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません
閉山してしばらく経ちますし、魔法石が全て堀り尽くされてしまっている可能性も高い」
『それは可能性の話だろ?1%でも可能性が残っているなら動くべきだと思うが?』
「退学を撤回してもらえるならなんでもします!」
「……いいでしょう
では一晩だけ待ってさしあげます
明日の朝までに魔法石を持って帰ってこられなければ君たちは退学です」
「はい…!ありがとうございます!」
「はーぁ、しゃーねぇ
んじゃパパッと行って魔法石を持って帰ってきますか」
「ドワーフ鉱山までは鏡の間の
「はい!」
『おいこらグリム起きろ』
未だに気を失ってるグリムの頭を殴って起こした
「痛ぇんだゾ!
な、なんだぁ…?オレ様は一体なにを…」
「とんでもないことになっちゃったよ」
『ユウ、鏡の間に向かいながら説明してやれ』
ー鏡の間ー
「あーあ…なんでこんな事になっちゃったかなあ
ついてなさすぎ…」
『エース、お前のせいでもあるんだぞ』
「ぶつぶつ言ってる時間はない。行くぞ!
闇の鏡よ!僕たちをドワーフ鉱山へ導きたまえ!」
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